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東男と京女

2008年7月某日(金) 
深夜零時すぎ、ようやく会社を出る。

近くの馴染みのワインバーでなぜかワインではなくビール1杯。
15時間連続労働はそれなりに酒を美味く感じさせる。

その後、立て続けにあっちこっちの店に行くが
どこもかしこも満員で入れず。
どこに行っても、すいません、満員なもので、ときたもんだ。

そういうときなんだな。
たぶん。

どんな週末でもこれほどの混み様はないのに、
この夜に限ってこういうことになる。



仕方なく、というわけでもないが
自宅近くまで帰ってきて、
いつものソウルバーへ。

ペルノーのソーダ割り。

何杯飲んでんだか。

英語も法律も覚悟も気概も、
この夜は全て、なるようになれという感じで。

相変わらずそばに女性はいない。

飲む時はたいてい1人だ。
女性嫌いというわけではないが、
単にモテないってことだろうな。

ま、それはそれでよい。


ゴロワーズ。
ペルノー。

もうすぐ別の仕事(プロジェクト)が待っている。

時差のある海外との仕事は、
やりがいもあるが、
遠慮のない、おかしげな雰囲気をかもし出していて、
時差があるのが良いのか悪いのか。

まぁ、いいか。



自分の部屋に戻っても、

43歳の夜はなかなか終わらない。

ヘンな感じだ。

音楽はロリンズのビレッジバンガードの夜と、peleのCDを交互にかける。 

黒タバコ(ゴロワーズ)と葉っぱのリキュール(ペルノー)は、僕を狂気の世界に引きずり込もうと画策している。


ヴェンダースの「アメリカ、家族のいる風景」(DVD)を消音で流す。

まだ飲む。

ラガヴーリンのストレートはうまい。

いつ、僕は眠るのだろう。

そばに女性がいれば、
それはそれでセックスをして気持ちよくなるのだろうな。

そんなこと、今は現実にはあり得ないだろうけど。



月は・・・・・・どこだ? 
新月? 上弦の月?

いずれにしても僕は新月の夜にさえ、
赤い満月を求めてしまう気狂いなんだろうか?

だいたい狂ってるかどうかなんて自分で決めるもんじゃない。
自分で言うもんじゃない。

他人様が、周囲が、決めてくれるもんだ。


それにしても、英語はもうたくさんだ。

156時間英語でカッコつけたヤツがしゃべってても、
僕は不感症でいることにしよう。

7月、 ペニスは硬く勃起し、
鎌倉の小料理屋にはもう9ヶ月も行っていない。

どうしてくれよう。

ねぇ、XXXXさん、 これ、読んでる???

僕はこの日も眠れない夜を
酒と共に過ごしているよ。



京都。
そう、京都だ。

また行きたい。

数百年前の神社仏閣は、
今の退廃的な僕を、キチンと包むだろうから。

お香の匂いと、積み重なった時間の中で
酒(日本酒)を飲み、そして京の女を抱きたい。


*************

妄想する。

僕は(本当はその時間帯には入れるはずもないのになぜか)
深夜、京都の永観堂禅林寺の釈迦堂にいる。

月明かりのもと、
僕は釈迦堂で京女を裸にし、
バックでペニスを出し入れしながら
その白桃のような形のいい尻を叩く。
何度も。

その京女は尻を叩かれるのが何より好きなのを
僕は既に気づいているからだ。

尻の先を見やれば
縁側の向こうに唐門があり、
その上には上弦の月が妖しく輝いている。

尻を叩くたびに 京女は嗚咽をもらす。
いや、ペニスの動きに応じて嗚咽をもらしているのだろうか。

どちらでもいいが。

京女は僕を下にして
ペニスを深く口に含む。 根本までしっかりと。

京女はいやらしい目で僕を見つめながら
口を動かす。

視姦も同時にしているのだ。

やがて僕を頂点まで昇らせたのを確認し、
僕自身を飲み干す。

なんていやらしい女なんだろう。
僕はこういう、いやらしい女が好きだ。


月明かりは精液まみれの月子さん(仮名)の口元を
照らしている。

もう、 方違え(かたたがえ)など、必要ないのだ。

京女(月子さん)を抱くことによって
既に僕は良い「気」をもらい、東に帰ることができるのだ。
生き返ることができるのだ。

禅林寺の唐門は
僕と京女を静かに見守っている。

静寂の響き。

妖しい上弦の月。


**************

妄想男はまだ、 眠れそうにない。

けれどハルシオンはもう、 要らないはずだ。

♪ テーマ曲 「アヴェマリア」 by カッチーニ ♪



(注1) 禅林寺の唐門:

天皇の使いが出入りする時に使われた勅使門。
釈迦堂との間に盛り砂が作られている。
勅使はこの盛り砂を踏んで身を清めてから中に進んだ。
この門は唐様式で別名「唐門」という。 江戸時代に再建。
現在では寺住職の逝去の時のみ使われる。
昔は夜の月明かりを盛り砂にうけて「あかり取り」として利用されたという。


(注2) 方違え(かたたがえ):

陰陽道に基づいて平安時代から行われていた風習の一つ。
どうしても悪い方角に行かざるを得ない時、いったん良い方角をとって(できれば一泊するなり一休みするなりして)そこから本来向かうべき方角に進むこと。 小説「陰陽師」シリーズにもこの方違えのことがしばしば出てくる。
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by y_natsume1 | 2008-07-12 20:20 | Moon
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夏目芳雄の東南アジア・映画・ジャズ・酒などに関するよもやま話です。
by y_natsume1
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