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尺八の音色 ピアノの響き ~藤原道山ライブ~

2007年3月6日(火) 夜 @紀尾井ホール(東京・四谷)。

藤原道山さん(尺八)のライブ。
テーマは、自然。
妹尾武さん(ピアノ)も出演。

さすがクラッシック用のホールだけあって、音響がすんごく良い。

2部形式で、前半は道山さんと妹尾さんの2人だけ。

曲名は殆ど「自然」にちなんだ日本語。
「和」ってステキだ。
空も月も鳥も花も鶴も風も、響いてくる音が美しい。


後半は8人のストリングスを入れて、オペラ、クラッシックや映画音楽。

ヘンデルの「私を泣かせて下さい」・・・。
はい、しっかり泣きました。

というか、
40歳を超えて単に涙腺が緩くなっただけなのか、
感受性が豊かと言えばいいのか、
本当に自然と涙が出てしまう。
両隣のおばちゃんたちに悟られまいとする。

特に、
「蒼茫」、「ニュー・シネマ パラダイス」、「River of Dreams」(妹尾さんの、TBSドラマ 「いま、会いにゆきます」のテーマ曲)、などでは涙が溢れてしまった。
なんだかなぁ・・・。

尺八の音って、ホントに、カッコイイよ。
ピアノや弦楽器にとても似合う。



************************

思うに、
いつも、
道山さん&妹尾さんの音やアレンジは、シンプルだ。
シンプルだけど、薄っぺらくはない。

彼らの音は(特に尺八のブレスや鍵盤のタッチは)、 優しい。
優しいけれど、弱々しくはない。

ゴタゴタと塗りたくったデコレーションなんか外したような、
すっきりした、それでいて深みのある音。



・・・・・・ 僕はこの半年以上、不可思議な闘いに明け暮れている。
価値がないとは思っていないけど。

最近は、気が狂ったように酒をあおっている。
カッコつけても、気が狂った酔いどれは 決して褒められはしないけれど。

そして僕は、
相変わらずオパールを探し求めて、
フラフラとさまよっている。
少しは兆しが見えてくればいいのだけれど――。



・・・・・ とにかく、今は、すさんだ僕の心と体を、
目の前の彼らの音は、
リアルに、癒してくれている。 

目の前でね。 本当の、楽器の、音で。

ありがと。

アンコールは道山さん一人で演奏。

そうきたか、今夜もやるなぁ、という選曲の、
「アメージング・グレース」・・・・・ 

シンプルに5つの音から成る曲。
尺八にも、5つの穴が、 開いているんだったよね――。

♪ テーマ曲 「月の鏡」  by 藤原道山 ♪

****************

追記:

ライブが終わって紀尾井ホールを出たら、
ニューオータニの向こうに、キレイな月が輝いていた。
まだ満月ではないけれど、明るく美しい。 

月明かりって、妖しい。

28種類のパステルカラーも今頃、この美しい月をどこかで眺めていてくれるだろうか?
(もしそうなら、嬉しいのだけれど、  そんなわけ、ないか。)

とにかく、月は、美しい・・・・・・・。

過去の関連記事:
「渚橋は すべての分岐点だ」
「ミュージシャンは旅をする そして僕らも旅に出る」
「鎌倉の休日は 海とお酒と音楽で(3)」
「五つの音 三人のミュージシャン ~藤原道山(尺八)ライブ~」
by y_natsume1 | 2007-03-06 23:26 | Music Bang Bang
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夏目芳雄の東南アジア・映画・ジャズ・酒などに関するよもやま話です。
by y_natsume1
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