2006年12月30日(土) <キューバ実質3日目> 午前2時ごろ。
ガエルと僕とで2人で飲んでいたら、
ホテルのロビーに、ガエルのメキシコ人留学生仲間2人から電話が入る。
午前2時。
彼らもガエルと一緒にバラデロに行く予定になっているらしい。
ガエルと僕はタクシーで彼らの泊まっている学生寮のようなところまで迎えに行く。
彼らを拾い、タクシーの中で皆でブカネロで乾杯する。
僕はいったい何をやってるんだろう。
月が妙に明るくて妖しい。
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僕が、
メキシコ映画は 「アモーレスぺロス」 なんか、
クールで好きだなぁと言ったら、
ガエルたちも、「え、あの映画知ってるの? 僕らもあの映画、大好きだよ」
と盛り上がる。
僕たちはホテルに戻っても、ロビーでブカネロを飲んだ。
彼ら学生たちはこの日、朝になったらバラデロに向かう。
それまで、ロビーで過ごすようだ。
日本のアニメや、カルマ(因縁、ご縁)や、いろんなことを話した。
AKIRAや聖闘士星矢がメキシコ人にもどれだけ愛されているか、
彼らと話していて実感した。
相変わらず、英語とスペイン語のたどたどしい会話だが。
やがて、夜が明けてくる。
ガエルたちとはこれでお別れだろう。
僕の体内時計は、
いったいいつから昼で、
いつから日付が変わったのか、
もう分からないほど、
狂っている。
(続く)
参考映画:
「アモーレスぺロス」
「天国の口、終りの楽園。」
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