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2004年 12月
2004年 11月


28種類の色彩 41個の惑星 38年前の四国


鎌倉の海辺で過ごす週末の2時間は
都心で過ごす50時間分の享楽的な遊びさえ凌駕してしまう

荻須高徳のグアッシュで描かれた小さな絵は
同じ荻須の 迫力ある大きなキャンバスの油絵よりも 
心を癒すことがある

深夜に飲んだくれているときは
トム・ウェイツよりも 
古川展生のチェロの方が色っぽくて刺激的なことだってある

毎日顔を合わせる人よりも
たまにしか会えない人の方が 
的確に僕のポジションを理解する

七里ヶ浜できれいに見えた夕陽よりも
雨に濡れた 山寺の中の アジサイの方が
ステキなことだってある
どちらが良い悪いではなくてね

年にほんの数回だけ 僕にかかってくる電話 
鎌倉にいるときに限って つながるのはなぜだろう
嬉しいくせにね 


「臭い 汚い カネにならない」 3Kだ と言われるアブラのやつらだったけど
日本画科やデザイン科の人たちよりは好きだった

「その人」に会えれば
僕はもう他には何も望まないなんて カッコつけた嘘は言えないけれど
もし会えるのなら そんな幸せなことは 他にはもうないだろう

バレッタは手元にある
はやる気持ちと 
感謝と
そして 絶望的な「希望」と共に

28種類の色彩は
緑色のマッチ箱に 変わるのだろうか
「この世の果て」に置き去りにした白ワインに 変わるのだろうか
ドーヴィルで壊れた貝殻に 変わるのだろうか

そんなこと 思いたくない
気が狂っても 酒を飲む

冬から春に変わる時期よりも
初夏の シャワーを浴びた後の一瞬の方が
官能的だ ってこともある

酔いどれの愚かな僕は 
こうやって 「救いようのない比較」 ばかりしている

28種類の色彩と 41個の惑星を
由比ヶ浜の月が 明るく照らす夜

僕は また 「その人」のことを想いながら
鎌倉で酔っ払っている

28種類の色彩と 41個の惑星が出会うのは
いつになるのだろう

もうすぐ 僕は 38年前の四国にタイムスリップする

そう
僕が38年前に 3歳だった頃の
あの田舎町へね

「その人」に 会うために

♪ テーマ曲 「春の歌」 by スピッツ ♪
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by y_natsume1 | 2006-03-18 04:56 | アジア的独白
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