The Wall
Pink Floyd / Emd/Capitol
ザ・ウォール
/ ソニーミュージックエンタテインメント
「The Wall」(1979)/ Pink Floyd
ピンクフロイドといえばこの作品に限らず、「Atom Heart Mother」(1970)、「The Dark Side of the Moon」(1973)、「Wish You Were Here」(1975)、「Animals」(1977)など、名盤がいくつもある。特に「Wish You Were Here」という曲なんかは、高校生の頃に生ギターでよく弾いてた。
けれど、「The Wall」は何にしてもやっぱり避けて通ることのできない、彼らの代表作だろう。
ロジャー・ウォータースの才気あふれるソング・ライティングが秀逸だ。
このアルバムは、アラン・パーカー監督で映画化もされた、いわばロック・オペラともいうべき2枚組アルバム。映画の方は日本では当初、公開されない雰囲気が強かったんだけど(たぶん配給会社には売れないと思われたんでしょうね)、坂本龍一たちの尽力でやっと公開されるというエピソードもあったっけね。その時(1983年)は新宿の映画館で観た。もう僕は東京に出てきていたから。
くやしいのは、その当時から現在に至るまでピンクフロイドのライブ・ステージを観ていないこと。やっぱりライブを観てみたいなぁ。