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ワルツを踊れ

この文章は、以前自分が書いた「ジャスミンと巫女」というエントリ記事の続編みたいになってしまったかもしれない――

************

エリオット・スミスの 「waltz #2 (XO)」 がかかっている
何度も何度もリピートで

さながら終わりを告げることのないワルツを
月子さん(仮名)と永遠に踊る約束でも したみたいに


この曲は 別れ歌のはずなのに
そして僕は ほんとはワルツなんか踊れるわけがないのに

別れるための曲(ワルツ)がリピート設定で終わらないなら 
しかも僕自身がワルツを踊れないのなら

永遠の別れも来ないで済むのだろうか とさえ
思えてくる



ゴロワーズ
ペルノー
墨香
ジャスミンの匂い
月 ・・・・・・・

僕自身の存在に 決して欠かせないものたち



月は   どこだろう


「そのとき」 深夜バスは
「海辺のカフカ」 の主人公カフカがそうであったように
僕を あの四国の霊場へ いざなうだろう


「そのとき」 深夜バスは
僕を故郷という名の この世とあの世のはざまへ 導くのだろう


僕は 「そのとき」 が来るまで  静かに待っていればいい
ただ 待っていれば


赤い満月も そしてオパールさえも
そのときに 見つかるかもしれない


ねぇ 巫女さん
そう  だろ?


♪ テーマ曲 「waltz #2 (XO)」 by Elliott Smith ♪
    
- End -

関連記事:

「ジャスミンと巫女」
「月子さんのお話 (4) ~遊郭の夕べ~」
「Blue Train」

(注1) 
テーマ曲のタイトルについている 「XO」 は英語の手紙の最後によく書かれるキスとハグを表す略語だ。 Xはキスを、Oはハグを意味する。 だからこの曲はたぶん、大切な人にキスとハグで永遠の別れを告げる前に、せめてワルツを踊って・・・・・・という、別れ歌なのかもしれない。 歌詞だけからはストレートに読み取れないけれど、そういう気がする。 

(注2)
「月子さん(仮名)」 という名は僕のいくつかのブログ記事でしばしば登場する。 けれどいつも同じ人物とは限らない。 そのときそのときで、表現する人物は異なる。 現実の人のこともあれば、想像上の人のこともあるし、この世にはいない人のこともある。

<追記>
以前書いた 「ジャスミンと巫女」
という自分の文章に、何かちょっと引っかかるものがある。 自分の文章のくせにね。
何だろう?
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by y_natsume1 | 2008-07-30 19:06 | Moon

ダイスを転がせ!

2008年7月某日 深夜。

都内の某バー。
客は僕1人だけだ。

いつもの、ペルノーのソーダ割り。


この数週間へヴィに関わっている仕事(プロジェクト)で
改めて認識したことがいくつかある。

そのうちの一つ。

僕は結局、大嫌いなのだ。 


上司であろうと部下であろうと、
アメリカ本社の田舎モンであろうと、
他部署の人間であろうと、
ベテランであろうと若手であろうと、
敵であろうと味方であろうと、


それぞれの立場での

決断力のないヤツが。
覚悟や気概のないヤツが。
失敗を恐れすぎて異常なほど責任取りたくないヤツが。
感性やシリアス感覚に乏しい、にぶいヤツが。
一見なんでもない小さなことだけど、大切な何かを軽視するヤツが。


もうちょっとマジメに仕事やれよ、と。
自分らの決め事だろ、 ビビるな、 あんたらが決めなくてどうすんだよ、と。
あんたら、一応組織としちゃあ、オレより上役なんだろ、と。




・・・・・・ 珍しく、本当に珍しく、
僕がこのバーで仕事なんぞのことを口走るもんだから、

バーの女性が、

「珍しいね。 夏目クンがそこまで怒るなんてよっぽどなんだね。 まぁ、怒らしちゃいけない人を本気で怒らしちゃったヤツが周りにいるってことなんだろうけど。 夏目クン、元々一本気だから・・・・」

「そうね・・・・・ そういうとこ、あるかも」

「その、お仕事の、憤りっていうの? なんか、だんだんワタシのこと言われてるような気になってくる。 ワタシもそういうとこ、あるもん(笑)」


そう言って彼女は、ダイスを3個出してきて
カウンター席の僕の目の前に、 置く。 


・・・・・・ 僕は上海でダイス遊びをした時のことを思い出す。

そして、 日活の昔のアクション映画のことも。

小林旭の 「投げたダイスが明日を呼ぶ」 とかね(笑)。

「いや、旭もいいけど、日活ならオレは赤木圭一郎が断然好きだな」

「ワタシも。 あの俳優はいいね。 カッコイイよね」

「うん、20歳で主演はってたんだもん。 十分大人の男の感じでさ。 今の若手の男の俳優だと、子供っぽくて、20歳ぐらいじゃ大人の男の役で映画の主演はれる人、今は少ないと思うなぁ」

即席の日活映画ごっこ。

ダイスの賭博シリーズ映画ということであれば、
赤木圭一郎ではなくやはり小林旭か。

僕が小林旭の典型的セリフを、
バーの女性が浅丘ルリ子の役を。

昭和30年代の映画のセリフは懐かしくもあるが、ちょっと今じゃ通じにくいような、カッコつけすぎのところもある。

「オレのハジキにさわるんじゃねぇ。 怪我するぜ」
「ごめんなさい」
「なぁに、いいってことよ」

「コルトのジョーに言っときな、 借りは必ず返すってな」
「わたしは、ただ・・・・」

「ゴキゲンな車だな。 お嬢さん、一緒に乗ってくだろ」
「でも・・・・」
「いいから、乗んなよ」 


あ~、アホらし。


・・・・・・ 正気に戻り、僕はバーの女性に言う。

「姐さん、 オレがダイス転がして、もし、出た目の合計が奇数だったらさ、
オレ、XXをXXする。 決め事だ」

「ホント~? 1回勝負だよ」

「もちろん」

「よし、 やってみて、やってみて」



転がす・・・・・・・・。









出た。



目の合計は、

































奇数。

それも、ダイス3個ともそれぞれが皆、奇数。

あ~あ。  マジかよ。

お見事、と言うべきか。 

でも、 僕は XXするのか?  ホントに?


・・・・・いつのまにか僕の気分は変わっていた。 


       とても良い方向に。


よくもまぁ、バーの女性は絶妙のタイミングでダイスを出してきたものだ。

さすがだな。

ありがたいことだ。 彼女に感謝している。


仕事(プロジェクト)はともかく、

ダイス遊びも、日活映画も、酒も詩も音楽も、そして魅力的な女性も、
僕は好きだ。


いつ、XXしようかねぇ(笑)。
考えるのも、楽しい。

家に帰って、
久しぶりに赤木圭一郎のDVD 「霧笛が俺を呼んでいる」 か、
石原裕次郎の 「錆びたナイフ」 でも、かけたくなってきたな。

ま、そういう夜だ。
いや、明け方だ。

ドーン・パープル。
ブルー・グレイ。

夏の明け方、 投げたダイスが明日を呼ぶ、 か。


♪ テーマ曲 「蘇州夜曲」 by アン・サリー ♪
♪ テーマ曲 「I Will」 by The Beatles ♪
♪ テーマ曲 「さらば恋人」 by 山崎まさよし ♪


関連記事:

「日活アクション映画ってさ」
「赤木圭一郎という俳優」
「ジャスミンと巫女」
「魔性の都市で杯を (1)」
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by y_natsume1 | 2008-07-26 15:14 | 酒×酒

十六夜の月 於鎌倉

2008年7月19日(土) 午後。

久しぶりに鎌倉へ。

材木座海岸。

暑い。

海水浴客が大勢いる。

泳ぎはしないが海岸でぼーっと海を眺める。



・・・・・・・ 八幡宮方面の表通りを歩く。

駅の近く、白いサマージャケットと夏らしいスカートをキチンと着こなした30歳ぐらいのキレイな女性がどこかの店から出てきて日傘をさし、歩いていくのが目にとまる。

周りには観光客や海水浴客などがたくさんいる通りなのに、
なぜかその女性だけが強烈に僕の視界に入ったのだ。

目には見えないけれどオーラでも出ているのだろうか。

冬場の、トレンチコートが似合う女性もいいが、
白いサマージャケットと日傘がこれだけ似合う女性もステキだ。

歩き方がさっそうとしていて、しばし見とれてしまう。
後姿が見えなくなるまでずっと見つめる。



小町通り近くのゴーティに入り、
フォーキーなBGMが流れる中、ペルノーのソーダ割り。 

真っ昼間からのペルノーはうまい。



夕刻、七里ヶ浜の鎌倉プリンスで妹尾武さんのライブ。

この日梅雨明けしたらしい。

夏の海と武さんの繊細なピアノの音色は相性が良いのか、とてもいい雰囲気をかもし出す。

ラフマニノフの曲、美しいなぁ。
(難曲なのに、よくもまぁ、さらりと弾いているように聴こえるものだ。)


ライブにはいつもの飲み仲間や、Hさん親娘、逗子のドクター(ヨットやってて、その容貌から僕は密かにパパヘミングウェイと呼んでいる)、僕の自宅近くのソウルバーでよく見かけるI氏カップル、鎌倉の馴染みの小料理屋のマスターとママさんも来ている。  

休憩時間にご挨拶する。

小料理屋のマスターとママさんに会うのは本当に久しぶりだ。
嬉しい。 


ライブの後、野暮用で某所へ。



用を済ませてから、由比ヶ浜の「お酒の神様」という名のバーへ。

冬場、明け方にこのバーに来てご迷惑をかけたお詫びをマスターに言う。

マスターは俳優の大沢たかおに結構似ていて (よく言われるそうだ)、
とってもハンサムで感じのいい人で、僕はここでいつも本当に癒されている。

モヒート、オリジナルカクテル、クレマン(ラム酒)ストレート、ジントニック。

マスターから、今日は長谷でいつもの写経でもしてきたんですか?とか聞かれて、そういう会話自体が嬉しくなる。 

カウンター席の隅にいた栗山千明風のキレイな女性客が、マスターと時間のことを口にしたとたん、僕は我に帰る。 

あ、そうだ、ここは鎌倉だった、と。 

まるで今の時間が19時なのか、22時なのか、午前3時なのか、深夜零時なのか、意識していなかった(意識したくない)ほどに。 

時間の流れるスピード感がゆるくて、ズレていて、まるで異空間にいるみたいで。
それこそが、このバーの、そして鎌倉全体の良さなのだ。 


そうだ、 帰らなきゃ。



バーを出たら、由比ヶ浜の空に見事な月が出ているのが、 見える。

しかも、ちょっと赤みを帯びた、おぼろ月。

妖しい。

美しい。


思わず江ノ電で帰るのをやめる。
R134沿いをてくてく歩く。

そうなると、今夜は立ち寄れないだろうと思っていた小料理屋へ自然と足が向いてしまう。



店に入ると・・・・・・

いたいた。 知り合いがかなりいる。

逗子のドクター(パパヘミングウェイ)、I氏カップル、
(ここには書けないけど)あの人、この人、
そして当然ながらこのお店のマスターとママさんご夫婦など。

大人数でかなり盛り上がっている。

あれ? 今日は来られないって言ってたのに、 よかったね、来れて、

とか言われて。

野暮用は意外に早く終わりましたし、
十六夜の月が赤くて、あまりにきれいだったから
ちょっとだけでも寄りたくなってしまいました、

と訳の分からない (けれど自分にとってはそれ以外にあり得ないほど正直な) 言い訳を言う。

お月様のことを言ったら、向こうの方で おおっ、なるほどっ 
というちょっとした歓声が起きる。


I氏がこっちおいでよと座敷のテーブル席の隅に席を作ってくれる。
今夜はお客さんが大勢いるのでママさんの代わりにI氏のガールフレンドさんが僕にビールを注いでくれる。


で、席について驚いた。 

I氏の左隣には、あの日傘の女性がいたのだ。

このお店っていうかマスターたちの知り合いだったの?


そうらしい。


素性はここでは書けないが、なんだそうだったのかという今夜の事情と彼女のバックグラウンドを、差し障りのない範囲でマスターたちからちょっとだけお聞きする。

そうだったのか。 だから今夜ここにいるのか。


僕はその日傘の女性に直接、実は今日の午後、小町通りの近くでお見かけして、とても印象に残っていたことを正直に話す。  決してストーカーではないとお断りした上で。


少しの間、日傘の女性とお話させて頂く。

さり気なく「何やってらっしゃる方なんですか?」と聞かれ、
僕の職業とその業界について話す。

ウマが合うというよりも、
おそらく日傘の女性が聞き上手なせいか、楽しい会話となる。


ビール、赤ワイン、またビール。 

なんて楽しい夜なんだろう。


マスターからこの店の斜め向かいに住む、僕のマレーシア駐在時代の友人、S氏夫婦に、ついこの間、赤ちゃん(女の子)が授かったことを聞く。 

彼は周りにもそういうことをあまり積極的に言わないタイプだから、僕もこのときまで知らなかった。 相変わらずだなと思う。

来週はマレーシア駐在仲間の同窓会があるというのに、S氏は来ないらしい。 
出産時期の前後だから避けてたんだろうけど。
アイツらしい。

とにかく、 めでたい。

おめでと。


夜11時半、ほとんどのお客さんは泊まりか地元民なのでまだ盛り上がっているが、僕は横須賀線最終電車に乗ろうと店を出る。


鎌倉に来る度に、僕は仕事のストレスを癒され、暖かい気持になる。
ありがたいことだと思う。


赤い月は、夏の夜の鎌倉を照らしている。

月子さん(仮名)は、今頃どうしているだろう。



赤い月は、  アヤシイね。


♪ テーマ曲 「Everyday」 by 妹尾武 ♪
♪ テーマ曲 「紙飛行機」 by 井上陽水 ♪
♪ テーマ曲 「夏まつり」 by 井上陽水 ♪
♪ テーマ曲 「人生が二度あれば」 by 井上陽水 ♪


関連記事:

「京の女に言ふ (2)」
「ゆる~いレゲエを鎌倉で」
「由比ヶ浜に 酒の神 在り」
「ミュージシャンは旅をする そして僕らも旅に出る」
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by y_natsume1 | 2008-07-20 21:04 | 鎌倉湘南Seaside

傘がない & オダギリジョー

井上陽水。

つい最近、新譜CD 「弾き語りパッション」 が出た。
ライブでの生ギター弾き語りの曲を集めたもの。

陽水のボーカル、
1970年代と違って、最近は歌い方がひねているというか、
巻き舌過ぎて、どうも好きではないなぁ。

1970年代が必ずしも良いとは言わないけど、
あの頃みたいに、もっと普通に歌えばいいのに、
良い声なんだから、良い曲なんだから、
と思う。

それに、 「冷たい部屋の世界地図」 という初期の曲が
このCDに入っていないのも残念。
入れてくれよ、なぁ、


でもやっぱり、生ギターの弾き語りに似合う曲というのは、
そもそもメロディがキレイで完成度が高いからこそ可能なんだとも思う。

全体としてはこのCD、昔の曲と生ギターという点で大好きだ。

発売日に即買いして正解 (僕にとっては、ね)。


とにかくファンはなんとでも言うんだな。


「傘がない」
「人生が二度あれば」
「闇夜の国から」
「限りない欲望」 ・・・・・・

こういった陽水の初期の代表的な曲を、
四国のド田舎で本格的に聴き始めたのは、
1977年、僕が12歳、中学1年生の頃だったと思う。


ちょうど僕ら仲間うちでアコースティック・ギターを始めた頃。

陽水たちニュー・ミュージック(死語かよ)系の人の曲やアレンジは、
ギターキッズが生ギターで実際に譜面通りに音を出してみると、
ほぼレコードと同じように聴こえるシンプルなものが多く、
今のように複雑なアレンジや電気サウンドの曲と違って、
ギター初心者の僕たちにはそれがとてもとても嬉しいことだった。

そして当時は、
これら陽水の代表曲が初めて世に出てから
まだ4、5年ちょっとしか経っていない頃だ。 

それでも、陽水の存在自体、
その当時はもう既に伝説的な雰囲気だった。
不思議なことに。 若年寄みたく。


僕はそれまでも陽水に限らず、
いわゆるTVに出ないミュージシャンの曲はよく聴いていた方だと思う。
ド田舎にいながらも。


僕は、
小学5年(1975)で小椋佳やバンバンを、
小学6年(1976)から吉田拓郎をちびちび、
中学1年(1977)からブレッド&バターや加山雄三のエレキ・サウンドを、
かなりの曲数聴きはしたが、

陽水の場合、歌詞もメロディもアレンジも群を抜いていたように思う。
子供心に、本当にちょっと違う、と感じた。

もちろん、小椋佳や拓郎やブレバタや加山雄三が、
陽水より劣っているとか悪いとか言っているのでは決してない。

彼らの曲は、
今も大好きでよく聴くけれど、
中でも陽水は、なぜかずっとユニークな存在で特別だ。


陽水の曲は、
爽やかというのとは違う。

単なるハードロックだったり下品だったりする、というのでもない。

生ギター弾き語りで今、これらの曲を聴いても、
ホントにカッコイイ。

今回の新CDに収められている曲のほとんどは、
(最近のライブ録音ではあるけれど)30年以上前に作られたものばかり。
へたすりゃ35年以上前とかね。

それでも、今聴いてもカッコイイ。
完成度が最初から高かったんだろうけど、これはスゴイ事だと思うのだなぁ。


自分はよくカラオケで陽水の曲を歌う。

そうだよね、 XXさん?

(こないだは陽水の 「青い闇の警告」 が
   あの午前3時のカラオケボックスの選曲リストになくて
      僕は本当に困ったよ。 XXさん、ごめん。 酔っ払いオヤジでした。)


梅雨はまだ明けていないみたいだけど、

傘は、まだ要るだろうか?

♪ テーマ曲 「傘がない」 by 井上陽水 ♪

(追記)
ちなみに深夜のテレビCMでも流れてたけど、このCDのPVではオダギリジョーが「傘がない」を演奏するストリートミュージシャン役、つまり若き日の陽水自身を演じている。 カッちょイイ。
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by y_natsume1 | 2008-07-17 21:18 | Music Bang Bang

東男と京女

2008年7月某日(金) 
深夜零時すぎ、ようやく会社を出る。

近くの馴染みのワインバーでなぜかワインではなくビール1杯。
15時間連続労働はそれなりに酒を美味く感じさせる。

その後、立て続けにあっちこっちの店に行くが
どこもかしこも満員で入れず。
どこに行っても、すいません、満員なもので、ときたもんだ。

そういうときなんだな。
たぶん。

どんな週末でもこれほどの混み様はないのに、
この夜に限ってこういうことになる。



仕方なく、というわけでもないが
自宅近くまで帰ってきて、
いつものソウルバーへ。

ペルノーのソーダ割り。

何杯飲んでんだか。

英語も法律も覚悟も気概も、
この夜は全て、なるようになれという感じで。

相変わらずそばに女性はいない。

飲む時はたいてい1人だ。
女性嫌いというわけではないが、
単にモテないってことだろうな。

ま、それはそれでよい。


ゴロワーズ。
ペルノー。

もうすぐ別の仕事(プロジェクト)が待っている。

時差のある海外との仕事は、
やりがいもあるが、
遠慮のない、おかしげな雰囲気をかもし出していて、
時差があるのが良いのか悪いのか。

まぁ、いいか。



自分の部屋に戻っても、

43歳の夜はなかなか終わらない。

ヘンな感じだ。

音楽はロリンズのビレッジバンガードの夜と、peleのCDを交互にかける。 

黒タバコ(ゴロワーズ)と葉っぱのリキュール(ペルノー)は、僕を狂気の世界に引きずり込もうと画策している。


ヴェンダースの「アメリカ、家族のいる風景」(DVD)を消音で流す。

まだ飲む。

ラガヴーリンのストレートはうまい。

いつ、僕は眠るのだろう。

そばに女性がいれば、
それはそれでセックスをして気持ちよくなるのだろうな。

そんなこと、今は現実にはあり得ないだろうけど。



月は・・・・・・どこだ? 
新月? 上弦の月?

いずれにしても僕は新月の夜にさえ、
赤い満月を求めてしまう気狂いなんだろうか?

だいたい狂ってるかどうかなんて自分で決めるもんじゃない。
自分で言うもんじゃない。

他人様が、周囲が、決めてくれるもんだ。


それにしても、英語はもうたくさんだ。

156時間英語でカッコつけたヤツがしゃべってても、
僕は不感症でいることにしよう。

7月、 ペニスは硬く勃起し、
鎌倉の小料理屋にはもう9ヶ月も行っていない。

どうしてくれよう。

ねぇ、XXXXさん、 これ、読んでる???

僕はこの日も眠れない夜を
酒と共に過ごしているよ。



京都。
そう、京都だ。

また行きたい。

数百年前の神社仏閣は、
今の退廃的な僕を、キチンと包むだろうから。

お香の匂いと、積み重なった時間の中で
酒(日本酒)を飲み、そして京の女を抱きたい。


*************

妄想する。

僕は(本当はその時間帯には入れるはずもないのになぜか)
深夜、京都の永観堂禅林寺の釈迦堂にいる。

月明かりのもと、
僕は釈迦堂で京女を裸にし、
バックでペニスを出し入れしながら
その白桃のような形のいい尻を叩く。
何度も。

その京女は尻を叩かれるのが何より好きなのを
僕は既に気づいているからだ。

尻の先を見やれば
縁側の向こうに唐門があり、
その上には上弦の月が妖しく輝いている。

尻を叩くたびに 京女は嗚咽をもらす。
いや、ペニスの動きに応じて嗚咽をもらしているのだろうか。

どちらでもいいが。

京女は僕を下にして
ペニスを深く口に含む。 根本までしっかりと。

京女はいやらしい目で僕を見つめながら
口を動かす。

視姦も同時にしているのだ。

やがて僕を頂点まで昇らせたのを確認し、
僕自身を飲み干す。

なんていやらしい女なんだろう。
僕はこういう、いやらしい女が好きだ。


月明かりは精液まみれの月子さん(仮名)の口元を
照らしている。

もう、 方違え(かたたがえ)など、必要ないのだ。

京女(月子さん)を抱くことによって
既に僕は良い「気」をもらい、東に帰ることができるのだ。
生き返ることができるのだ。

禅林寺の唐門は
僕と京女を静かに見守っている。

静寂の響き。

妖しい上弦の月。


**************

妄想男はまだ、 眠れそうにない。

けれどハルシオンはもう、 要らないはずだ。

♪ テーマ曲 「アヴェマリア」 by カッチーニ ♪



(注1) 禅林寺の唐門:

天皇の使いが出入りする時に使われた勅使門。
釈迦堂との間に盛り砂が作られている。
勅使はこの盛り砂を踏んで身を清めてから中に進んだ。
この門は唐様式で別名「唐門」という。 江戸時代に再建。
現在では寺住職の逝去の時のみ使われる。
昔は夜の月明かりを盛り砂にうけて「あかり取り」として利用されたという。


(注2) 方違え(かたたがえ):

陰陽道に基づいて平安時代から行われていた風習の一つ。
どうしても悪い方角に行かざるを得ない時、いったん良い方角をとって(できれば一泊するなり一休みするなりして)そこから本来向かうべき方角に進むこと。 小説「陰陽師」シリーズにもこの方違えのことがしばしば出てくる。
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by y_natsume1 | 2008-07-12 20:20 | Moon




夏目芳雄の東南アジア・映画・ジャズ・酒などに関するよもやま話です。
by y_natsume1
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