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映画 「コントロール」 (2007)

映画の公式サイトはここ

1970年代後半頃にたった2枚のアルバムを出しただけで、ボーカリストの自殺により解散したイギリスの伝説的ロックバンド、ジョイ・ディビジョン。

(注: 残ったメンバーたちはニュー・オーダーというバンドとして再出発。)

そのジョイ・ディビジョンのボーカリスト、イアン・カーティスの短い生涯を描く。

これほど衝撃的で、スタイリッシュで、完成度も高く、
デキのいいミュージシャン映画は久しぶりだ。

しかもこれは映画館で観るべきだ。
一定レベルの音響設備がある映画館で。

DVDレンタルを待たずに。

特にバンドのベースの音が重要だから。
そして、
良質のモノクロ写真のようなカッコいい画面を楽しむ点でも
やはり映画館のスクリーンが適している。 

上映してる映画館が近くにない人には残念だけど、
できれば映画館がいい。


この作品、
マンチェスター・ムーブメント、パンク&ポスト・パンク、
いや、それどころか
ロック音楽そのものに興味があまりない人たちにも、
僕のようにジョイ・ディビジョンを聴いたことのない人間にも、

訴えかけてくる何かを感じられる映画ではないか。


ニュー・オーダーの前身、ジョイ・ディビジョンなんてバンド知らないっていう若い人も多いかも。 ニュー・オーダー自体も知らなかったり。

僕も 数年前の映画 「24アワー・パーティー・ピープル」 で初めて知った。


主演のサム・ライリーはホントに新人かと思うほど存在感がある。
詩の朗読は様になっているし、違和感がない。

妻役のサマンサ・モートンの演技はキャストの中で最も賞賛されるべきだろう。
この女優、映画に奥行きを与え、なおかつ引き締めている。

他の俳優、演出、脚本もいい。

そして、いわずもがな、映画でかかる音楽は最高にカッコイイ。

ジョイ・ディビジョンの曲だけでなく、
デビッド・ボウイ、イギーポップ、ロキシーミュージック、ベルベットアンダーグラウンド、(そして当然ながら)ニュー・オーダーなどの曲も
それぞれのシーンで意味のある適切な使われ方をしていて好感だ。

しかし、
この映画で最も素晴らしいのは、

撮影だ。

全編モノクローム。 

けれど、映画館で観ていた僕には、
最初から最後までなぜかとてもカラフルに感じた。

モノクロなのにカラフルに感じるって不思議だけど、
ホントにそう感じる。


シーンや場面が変わるごとに、
実はモノクロの色合いも微妙に微妙に変わっているのがよく理解できる。

緑が少し入っていたり、赤や青がほんの少し混じったモノクロ画面だったりする。

さすがもともとはフォトグラファーが監督しているだけあって、
カット割りや構図、ピントの合わせ方ぼかし方、
光と影の使い方などはものすごくカッコイイ。

プロのカメラマンが観ても、スタイリッシュで楽しめる画面じゃないかと思う。


マンチェスター、パンクあるいはポスト・パンク、ミュージシャンの物語
などの観点から、

「シド&ナンシー」 や、 「24アワー・パーティー・ピープル」

などの映画も参考になる。 お楽しみあれ。

♪ テーマ曲 「Love Will Tear Us Apart」 by Joy Division ♪
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by y_natsume1 | 2008-03-29 19:09 | 過去の映画評「か」

月子さんのお話 (3) ~春の残酷~

2008年3月24日(月)。

春の残酷を想い、
月の妖しい美しさと、
桜の狂気を愛でる人たちへ、 

ナナオサカキの詩を
捧げよう。


月子さん(仮名)という名の女性は今宵、
僕にとって4人、いや結局5人、存在したのだ。

5番目の月子さんは、あの人だ。
 

ある場所で、ある時間に、
その、月子という名の精霊が降りてきて、
僕に話しかけた。

ねぇ、夏目クン、
キミはいつも、いつも、ゴロワーズとペルノーばっかりで、
どこの酒場のマスターたちにも、たった一度の出会いでも、
強烈に、いっつも覚えられてるよね、って。


そうだったのだ。

月は決して僕の疫病神ではなく、ルナティックの元凶でもなく、
常時の守り神だったのだと、ようやく気づく。

僕を、守っていてくれたのだと。


満月の夜、いや、もはや十六夜の月さえ流れてしまったこのムーンライトな夜に、
もうすぐ精一杯に咲こうかという桜を あの狂気になぞらえて、

僕は、

祈り、歌おう。


月子さんの、
昭和20年3月 春の、
大阪大空襲での、サバイバル。



月子さん、ありがとう。

あなたのおかげで、

あなたの、命がけの、生還のおかげで、 
あなたの、言葉にすらできない、焼夷弾地獄からの生還のおかげで、

僕は、今、 こうして命をいただき、 生きているよ。


アリガトウ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。



******************


「ラブレター」   by ナナオサカキ


半径 1mの円があれば
人は 座り 祈り 歌うよ

半径 10mの小屋があれば
雨のどか 夢まどか

半径 100mの平地があれば
人は 稲を植え 山羊を飼うよ

半径 1kmの谷があれば
薪と 水と 山菜と 紅天狗茸

半径 10kmの森があれば
狸 鷹 蝮 ルリタテハが来て遊ぶ

半径 100km
みすず刈る 信濃の国に 人住むとかや

半径 1000km
夏には歩く サンゴの海
冬は 流氷のオホーツク

半径 1万km
地球のどこかを 歩いているよ

半径 10万km
流星の海を 泳いでいるよ

半径 100万km
菜の花や 月は東に 日は西に

半径 100億km
太陽系マンダラを 昨日のように通りすぎ

半径 1万光年
銀河系宇宙は 春の花 いまさかりなり

半径 100万光年
アンドロメダ星雲は 桜吹雪に溶けてゆく

半径 100億光年
時間と 空間と すべての思い 燃えつきるところ
   
       そこで また
       
       人は 座り 祈り 歌うよ
       
       人は 座り 祈り 歌うよ
                     

                1976 春

       (ナナオ サカキ 詩集『犬も歩けば』 野草社)

**********************************

追記:
もう何年も前、月子さんがまだ生きているころ、
映画「火垂るの墓」をTV放映で観た月子さんは、独り言のようにつぶやいた。

「あんなんやったなぁ。 そっくりやなぁ・・・・。 焼夷弾の落ちる音も、空襲も、火も、阪急電車の色や形も。 あんなんやったなぁ・・・・」


このBlogでの関連記事: 
「ナナオ・サカキ ポエトリー・リーディング」 (カテゴリ:「ビートニク」)
「気狂い桜のトンネルを 夜風と共に 駆け抜けろ」
「江の島で 潮の香りに酔いしれる」

犬も歩けば
ナナオ サカキ / 野草社

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by y_natsume1 | 2008-03-25 03:05 | Moon

雨のシンガポール (1) ~ミッドナイト・リユニオン 深夜の再会~

2008年3月某日。

シンガポール Day #0。

日付が変わろうかという頃、シンガポールのチャンギ空港に到着。

同じ時間帯で、香港の出張から戻って来るシンガポール人の大親友、龍(Ron、仮名)と、到着ロビーであらかじめ待ち合わせ、のはず。

バゲージクレームにいた僕に龍が声をかける。

彼の第一声が、
「白髪増えたなぁ。 お前かと思って声かけようと思ったんだけど、ヨシ(僕のこと)は白髪こんなになかったはずだし・・・?て思って」

「うるせえなぁ(笑)」

同じタクシーに相乗り。

涼しい。 全然蒸し暑くない。
それどころか、日本の秋の夜長って感じだ。
もうすぐ雨が降りそうな雰囲気。

まずは龍のコンドミニアムに戻って龍は自分の荷物を置き、
自分の車に乗り換え、僕を乗せて某所へ。

午前2時の屋台街。
2人でローカルフード。

玉ねぎの卵とじ、
カイランやトウミョウのサンバル炒め、
エビ入り福建麺(ホッケンミー)。

さすがに長旅で疲れた。

龍は香港での最後の夜、つまり前夜、かなり飲み過ぎたらしい。
全くタバコを吸わないヤツなのに、7本も吸ったんだと。
そして珍しく記憶をなくし、気がついたら・・・・。

僕も同じ夜、東京のワインバーやソウルバーなどで深酒をしていた。
僕も最後の2軒は記憶がない。

お互いに何やってんだか。

龍の車でオーチャードの某ホテルまで送ってもらい、チェックイン。

各階のエレベーターホールの隅のカゴには、
僕の好きな青リンゴが、いくつも置いてある。

それを2個とって、部屋に入る。

・・・・・・・ 翌朝、つまり実質的なシンガポール Day #1の朝。

スコールが降っている。 
けっこう激しそうだ。
サマセット・モームの短編 「雨」 ほどロマンチックではないな・・・。


雨のシンガポールの、始まり。

青リンゴは、
雨天のわりにミルク色の朝日が差し込むホテルの部屋の窓際で 
輝いている。

♪ テーマ曲 「たどりついたらいつも雨ふり」 by 吉田拓郎 ♪
♪ テーマ曲 「レイニーステイション」 by 鈴木茂 ♪
♪ テーマ曲 「雨の街を」 by 荒井由実 ♪
 
(つづく)

関連記事:
「ゆるゆると シンガプラ (6) ~青リンゴをかじれば~」
「シンガポール出張 (1) ~シーフードを食らう~」

「雨のシンガポール (1) ~ミッドナイト・リユニオン 深夜の再会~」
「雨のシンガポール (2) ~屋台街で朝ごはん~」
「雨のシンガポール (3) ~赤ワインとボサノバがデートする~」
「雨のシンガポール (4) ~赤線地帯~」
「雨のシンガポール (5) ~肉骨茶と誕生会と~」
「雨のシンガポール (6) ~赤線地帯 再び~」 
「雨のシンガポール (7) ~片手だけじゃ音は鳴らない~」


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by y_natsume1 | 2008-03-22 14:08 | シンガポール

午前6時 ペルノーのソーダ割り

中目黒の午前6時は酔いどれに似つかわしい。
深夜からずっと続いたゴロワーズとペルノーは
僕を幸福の極みにいざなう。

酔っ払いはだらだらと思う。

一般的に日本のメディアでは、
女性の俳優のことを「女優」と呼んでいるようである。

男性の俳優のことは、「男優」とは言わず、そのまま「俳優」だ。
ニュースや雑誌などで男優という言葉はあまり聞いた事がない。

ただし、
「男優」という用語が男性の俳優に対して使われることもある。
いわゆるアダルトビデオの世界においてだ。

女流作家という言葉はあるが、男流作家という言葉は聞いた事がない。

女子大はあるが、男子大学ってあるのだろうか。
少なくとも男子大学という名称がついた学校は聞いた事がない。

男子校(中学とか高校とか)はあったな、確か。

別にどうだっていいことなのだが、酔っ払いはわけもなく
フラフラくんである。

♪ テーマ曲 「明日あたりはきっと春」 by ティン・パン・アレイ♪
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by y_natsume1 | 2008-03-16 19:37 | 日々の雑文

それだけの秋

名曲だ(と思う)。

清須邦義の「それだけの秋」

この曲が発表された当時から、今もずっと大好き。

1980年、15歳だった僕は、
この曲のアコースティックギターのフレーズに憧れた。
こんなふうに生ギターを弾くのも難しいが、今となっては、そもそもCDでこの曲を入手するのも、難しい。

清須さん名義のCDは廃盤(あるいは元々CD化されていない)。
他のアーティストと一緒の、ニューミュージックのオムニバス・ベストCDにこの曲が入っているぐらいだと思う。

清須さんは松山千春の曲のアレンジをよくやっていたっけね。
今はYouTubeで聴けるだけでも嬉しいことである。
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by y_natsume1 | 2008-03-13 20:43 | Music Bang Bang

リグレーのチューインガム

リグレーのチューインガムが子供の頃から好きだ。

当時の包装紙のデザインも、色も、噛み具合も、
噛むだけであんまり大きなバブルが膨らまないところも、
「リグレー」という名前の響きも、

みんな僕好みだ。

ロッテのガムも好きだけど、
ノスタルジックな感覚も含めて、
やっぱり リグレーの方が僕は好きだ。

特に、スペアミントのフレーバー。

・・・・・・ 小学生の頃に読んだベーブ・ルースの伝記に、
シカゴのリグレー球場でルースがプレーする描写がある。

子供心に、
この球場名とガムの名前とはたぶん何か関係があるんだろうな、
ぐらいは感じてた。

やがて、それがシカゴ・カブスの本拠地、リグレー・フィールドであり、
チューインガムの会社リグレーの社長が、
当時のカブス球団のオーナーであることを知る。


  昨今の球場命名権の問題はどうもしっくりこない。
  カネさえ動けば、あんなんで本当にいいのか。
  昔からの球場名にこそ、思い入れがあるのに。



・・・・・・ 出張で初めてシカゴを訪れた1997年。

ダウンタウンにあるリグレービルの建築様式に心ときめかせ、

2度目の(つまり最後の)引退をする直前のサンドバーグや、
まだ若手だったサミー・ソーサのプレーを
リグレー・フィールドで楽しんだ。

シカゴのリグレー・フィールドは、
野球少年にとってはボストンのフェンウェイ・パークと並んで、
特別な場所なのだ。

そこでMLBゲームを実際に観ることができただけでも、
感激のひと時だった。


ガムと、シカゴの球場。 

小学生の僕にとっても、30代のビジネスマンの僕にとっても、
40代になった今でも、
それらは
僕の心の中では、しっかりとつながっている。

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by y_natsume1 | 2008-03-06 21:02 | Back Street Days




夏目芳雄の東南アジア・映画・ジャズ・酒などに関するよもやま話です。
by y_natsume1
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