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男の料理 (7) ~肉骨茶~

2007年12月29日(土) 不思議な、生暖かい午後。

窓をいっぱいに開ける。


雨上がりの空はまだ鉛色だ。
けれど鉛色の空は決して嫌いじゃない。


そもそも、雨上がりの空と、濡れたアスファルトは
僕にとっては宝石だ。


冬だからそれなりに寒いけど、
窓を開けたまま、昨日よりは確実に生暖かいと感じる。

雨上がりだからだろうか。



チリ産の激安(ボトルで何と580円) But 激ウマ赤ワインを
グビグビやりながら、

肉骨茶(バクテー)を初めて自分で作ってみる。

作ってみる、ってほどのことでもない。


骨付きの豚肉を1キロほど鍋にぶち込み、
大量のニンニクと野菜と肉骨茶の素(スープ袋)と一緒に
ただ単に、ぐつぐつと煮るだけだ。


実父から届いた無農薬野菜(*)のうち、
白菜を丹念に洗い(無農薬だから虫が一杯ついているはず)、
大胆に刻んで鍋に入れる。


買ってきたマッシュルームや
あられ揚げ(揚げパンのちびっこいみたいなやつ)も入れる。


肉骨茶の素は2袋使用する。
通常は1袋でいいはずの量だが、
経験者が言うにはそれだとまだ味が薄いから。


肉骨茶の素は、今回もシンガポール・スタイルの、白胡椒風味のヤツ。


僕はどちらかというと、
マレーシア・スタイルの、漢方薬っぽい色の黒い方が好きなのだけど、
(マレーシアに駐在していたからね)
そっちの方のスープの素は見つからなかったし、
手に入れて作ったとしても、匂いまではなかなかうまく再現できないだろう。


小1時間ほどで火を止め、鍋をバスタオルにくるんで数時間保温。

あとはまた酒をグビグビ。


・・・・・・夜、

高菜(*)と細切れ肉を
ゴマ油とオイスターソースで炒め、

それを肴にワインをまたグビグビ。

うまい。

酒を飲み終わる頃、

酔っ払いはようやく
肉骨茶を白いご飯にかけて喰う。

うまい。 


シンガポールの大親友、龍(仮名)たち家族は元気だろうか。


いや、そんなことより、

今夜もどこにあるか分からない月に向かって
オパールはどこだと叫ぼうか。

雨は上がったというのに、

荒井由実は 「雨の街を」 をさらりと歌い、

僕はオパールの幻影に狂っている。


(*) 
実父とは僕が40歳の時に37年ぶりに再会した。 彼は瀬戸内の田舎町にいて、自宅の隣にある畑を借りて無農薬野菜を作る隠居生活を送っている。 時々段ボール箱に入ったいろんな野菜が大量に送られてくる。

♪ テーマ曲 「雨の街を」 by 荒井由実 ♪

関連記事:
「シンガポール出張 (7) ~チャイナ・タウンの休日~」
「ゆるゆると シンガプラ (6) ~青リンゴをかじれば~」
「肉骨茶を喰う」
「肉骨茶」
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by y_natsume1 | 2007-12-31 09:07 | ごはん

映画 アイデン&ティティ (2003)

もっと早くに観とくんだった。
観終わって、それぐらい気に入った作品。

ロック好き、ボブ・ディラン好きにはこたえられない映画。

ディランの原曲「Like a Rolling Stone」をおそらく(?たぶん)
世界で初めて映画でフルに使用するという快挙。

(「原曲」と言ったのは、映像業界では歌手の権利関係からオリジナル音源がどうしても使用できず、似たような声の人がカバーした曲を使用するケースが割とあるからだ。 特にここ数年のCM業界。)

この映画の勝因は、
何をさておいてもボブ・ディランが
原曲の使用や歌詞の字幕使用、そして
映画全体でのディランのコンセプト使用を承諾してくれたことに尽きる。

承諾を得ることに果敢にチャレンジした製作スタッフにも頭が下がる。

これは本当に快挙だ。

あの厳しいディランが、よくもまぁ全てをOKしてくれたもんだ、と。

だって、ディランが全てをOKしなければ、
ラストでの原曲使用どころか、
この映画全体が成り立たない構成なのだから。

ディランが認めるぐらい、
この映画の内容には訴えるものがあるということだ。


そして強調したいのは、

この作品は確かにボブ・ディラン抜きには考えられないけれど、
決してディランそのものの映画ではなく、

ロックを愛し、自分の信じた道を進もうとする
日本のバンド小僧たちの物語なのだということ。

「”本当に自分がやりたいこと”をやり続ける難しさを真摯に描いている」(作品紹介関連サイトより)


監督の田口トモロヲ、脚本の宮藤官九郎、原作のみうらじゅんに賛辞を。


主演の峯田和伸、麻生久美子はハマリ役。 
お見事。

あとで銀杏BOYZのCDを2枚買ったほど、
峯田和伸を気に入る。 

下北沢をはじめ、いたる所でファンは皆、
エビのように飛び跳ねていることだろう。


峯田の存在感に目が行きがちだが、
麻生久美子の独特の雰囲気だってこの映画には絶対に欠かせない。
麻生の不思議なキャラはこの映画に奥深さを与えている。


峯田演じる主人公中島クンが
神様・ディランからプレゼントされる生ギターはギブソン。

カッコイイ。

ギブソンのギター、僕も欲しいぞな (高いけど)。

で、神様・ディランを演じていたのは誰だろう?

検索したけど、よく分からない。
分からない方が、いいのかもしれないけれど・・・・・。

まさか、オダギリジョー?  

まさか、ね。

「アイデン&ティティ」作品紹介関連サイト

関連記事:
「お気に入りロック名盤 (1) 「Highway 61 Revisited」 (1965)/ Bob Dylan」

♪ テーマ曲 「Like A Rolling Stone」 by Bob Dylan ♪
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by y_natsume1 | 2007-12-29 16:45 | 過去の映画評「あ」

You and the night and the music

2007年12月20日(木) 夜。 

都内某ビル1階のカフェに向かって歩く。

そこで
僕が今勤めている会社の
直属の上司や同僚がやっているバンドのライブがある。

このバンドはギター2本(僕と同世代の同僚)、
ベース(僕の直接のボス)の3人編成。

毎月1回定期的にそのお店でライブをやっている。

・・・・・ もうすぐ着こうかというあたりで、
自動販売機でタバコを買っている女性が目に入る。

その女性が、かがんでタバコを取り出すせつな、僕と目が合う。
白人で、かなりの美人だと思った。

とても印象的な目つきをしている。
足もキレイだ。

・・・・・ その女性は僕が目指すのと同じカフェに入り、
それに続いて僕も中に入る――。


・・・・・・ バンド・メンバーに挨拶する。
とてもアットホームな感じで僕は大歓迎される。

音楽業界に働いているわけではないけれど、
20代の頃までは僕もバンドをやっていたし、
こういう雰囲気は昔から好きだ。

僕の性格からして同じ会社の人とプライベートな時間を過ごすことは基本的に、ない。 少なくとも今まではそうだった。

けれど今の会社は、なんだかプライベートでも会って一緒に遊んでいたいような、面白い人たちが多い。

僕も、考えが変わったものだ。
いや、環境が変われば、自分も少しは変わるのかもしれない。


席について、ジントニックを飲む。

ボスがベースのセッティングのあと僕の席にやって来て
ゴロワーズを所望。
チェ・ゲバラの(顔写真がデザインされたマッチ箱の)青炎マッチで火をつけ、一緒に吸う。

ボスは最近大病をしたので自分で買うほどではないけれど、僕がいつも吸っているゴロワーズのタバコを気に入っていて、時々僕に一本ちょうだい、となる。

そして、「夏目さん、うちの家族を紹介するよ」、と言われ、
隅のテーブル席にいる女性たちの方へ。

ボスの奥さんとそのお友達のマダム、そして・・・・・
白人の、むちゃくちゃキレイな女性が2人。

そのうち1人はあの、タバコの女性だ。

ボスの、姪ごさんたちなんだってさ。

びっくり。

ボスは普通の日本人。
この女の子たちはドイツ系でドイツ語をしゃべっている。
だからたぶん奥さんのご兄弟(姉妹)側の血縁なんだろう。

本当は3姉妹で、もう1人いるんだそうだ。
今回来ていない女性は、モデルとして雑誌で活躍中だってさ。
(僕は知らなかったけれど、業界ではかなり有名なモデルさんらしい。)


やがてライブが始まる。

クリスマスソング、
プラターズの「煙が目にしみる」、
Rolling Stones の???(タイトル忘れた)、
Eagles の 「Desperado」、
オリジナルを2曲(歌詞はもちろん?英語)、
Jimi Hendrix の 「Little Wing」、
Eagles の 「Hotel California」、
Pink Floyd の 「Wish You Were Here」、
僕が急きょリクエストしたストーンズの 「Angie」、
などなど。

セミアコや生ギターの音はいいね。
ロックの名曲を生ギターでやるってカッコイイ。
ジャズっぽいギターのアドリブも。

自分が高校生の頃ギターで弾いていた曲も何曲かやってくれて、嬉しい限り。

とても楽しい夜。

ファースト・ステージとセカンドの合間に、
同僚たちとビールやジントニックを飲みながら話す。

(本当は出演者はあまり客席には来ないのがマナーらしいけれど、今回は僕が初めてこのバンドの定期ライブに来たっていうこともあって、僕のテーブル席で気軽に話をする。)

明日の夜はうちの部署の忘年会だなぁ、とか、

夏目さん、忘年会のあそこの出し物のとき、そこだけMCやってよ、とか、

(僕たちは今年の忘年会の幹事もやっている。 パーティ会場を借り、かなり大掛かりな企画も用意している。)

ジャズならどのギタリストが好き?とか、

ストーンズの「Under My Thumb」なんかも
生ギターでやったらカッコいいんじゃないか、とかね。


セカンドが終わり、
バンド・メンバーやボスのご家族に挨拶してカフェを出る。

寒い。 

でも、気持ちは充実している。
やっぱり音楽はいい。
感動と希望を与えてくれる。

で、 月は、どっちに出ている?

オパールは、  どこなんだろう ?

♪ テーマ曲 「Angie」 by The Rolling Stones ♪

関連記事:
「Under 40を信じるな!?」
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by y_natsume1 | 2007-12-22 17:12 | Music Bang Bang

鼻水は小宇宙の彼方に

2007年12月16日(日) 朝。

某所の座禅堂へ。
自宅から歩いていけるところに
座禅堂の類があるのはありがたいことだ。

この同じ場所で
相方の祖父や父も同じように過ごしたのかと思うと感慨深い。

相方の実家はお坊さんの家系だ(道元の曹洞宗)。

だからといって
それが理由で僕が神社仏閣や写経を好きになったわけではない。

特定の宗教を信仰しているのでもない。

ただ、なぜだかわからないけれど、
昔っから僕は
宗教的な空間にいつもご縁があるし、
惹かれるし、

鎌倉や伊勢神宮やカテドラル教会などを頻繁に訪れるのも、
そこでは全てが荘厳で、
自分が穏やかになり、癒されるような気がするからだ。


・・・・・・ 素足になり、作法どおり叉手(しゃしゅ)で左足から堂内に入る。

けっこうな数の人たちが来ている。

寒い。

風邪気味なので鼻水が垂れる。

香が焚かれる。

瞑想。 

無の境地には
全然近づくことができない。
頭に浮かんでくる物事は消し去れない。

けれど、
できるだけ
それらについてこだわらず、
それらについて敢えて考えず、
ただひたすら静寂の中にいようとする。

今の街なかの音が、どれほどうるさいことか。

それに比べてここには、静寂がある。 
僕の鼻水をすする音以外は。
(目立ってしょうがないんですけどね。)

静寂を、 ありがたいと思う。

足はかなりしびれている。

お香1本分の時間、つまり45分後、座禅は終了。
(これじゃまるで90分の長さぶんのシガーを選んでふかすのに似ている。)

・・・・・・ 座禅の後、お坊さんの説教をきき、
なんだか爽やかな気分で外に出る。

快晴の冬の空は真っ青だ。
空気が澄み、乾燥している。

Meditateしているあいだ、
僕は自分自身の内部という小宇宙に
トリップしていたのかもしれない。

♪ テーマ曲 なし ♪
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by y_natsume1 | 2007-12-17 19:46 | アジア的独白

ワイン・バーの夜

2007年12月14日(金) 夜。

飲み友達の女性Aさんが某所でワイン・バーの店を開いた。

さっそく顔を出してみる。

照明、音楽、内装、椅子やテーブル、全体の雰囲気・・・
僕はとても気に入ってしまった。

やるな、アイツ、と。

まずはシャンパンでAさんと祝杯をあげる。

シャンパンといっても、今回Aさんが勧めてくれたのは
かなり玄人好みというか、
炭酸が抜けても白ワインかシェリーのように飲めるだろうほど、
濃くて妖しいやつだ。

Andre Clouet のBrut。

Aさんの実弟や、Aさんの長年の友人Mさんも
オープンしたてのお店を手伝いにやって来る。


「夏目さん、リオハのワイン、大好きだったっしょ?
だからリオハの赤、入れといた」

「そんなことよく覚えてるね」

「でしょう~?」

「ありがと。 じゃそれをぜひ」

リオハの赤ワインを久しぶりにいただく。


極上の空間。

開店 おめでとうございます。

♪ テーマ曲 「Bleeker Street Blues」 by Freddie Redd ♪
♪ テーマ曲 「Pro Forma」 by Agustin Pereyra Lucena ♪
♪ テーマ曲 「Under My Thumb」 by The Rolling Stones ♪

関連記事:
「メキシコの乾いた大地」
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by y_natsume1 | 2007-12-16 12:51 | 酒×酒

ソウル・バーの夜 (20) ~やっぱり飲んだくれ~

もうだいぶ前のことになるけれど、

2007年11月2日(金) 深夜。

家の近所のソウル・バーは
既に自分からは切り離せない存在になっている。

一種のコミュニティーにも似ている。

マスターとスタッフのエミさん(仮名)の名コンビぶり、
常連客たちのキャラ、

そういったものは文字通り、
かけがえのないものだ。

この店の代わりは考えられない。

行けば良い意味で全く気を遣わない空間。

何も言わなければ、
「いつものでいい?」
と、エミさんに聞かれる。

うん、と応え、ペルノーのソーダ割りが出てくる。

違う酒を頼みたいならそう言えばいい。

心地いい空間。


5年前、勤めていた会社がなくなった。
この世から消えてなくなった。

その頃、僕は荒れて、あちこちで飲んだくれていて、
このソウル・バーもその頃に、
誰の紹介もなく、自分から足を踏み入れたのだった。

以来、ここは僕にとってかけがえのない存在になっている。

(CDも出している有名な)プロのミュージシャンたち、
新しい音楽の情報、
マスターと仲の良い人たちがやってる他の飲み屋の情報、
鎌倉の話題・・・。

バーの窓から見える、
夜明けのDawn Purpleがいかにステキかということ・・・。

そういったことを、このソウル・バーは教え、導いてくれている。

ずっと、このままでいて欲しい。

けれど、僕は気づいている。

分かっている。

およそ個々の人間のやることに、
永遠なんてものは、ないってことを。

このソウル・バーにも、
いずれ別れを告げる時がやって来るだろうということを。

だから、それまでの間、
僕はこのバーを精一杯愛するのだ。

この夜、ソウル・バーではいろんな人たちが入れ替わり立ち代り、
僕の目の前に現れた。

いつもの某ミュージシャン氏(僕の着ていた1950年代の古着のツイード・ジャケットをほめてくれた、ガンクラブチェックの柄、いいでしょ?)、

鎌倉の小料理屋で出会ったI氏カップル(夫婦じゃないんだってさ、ごめんなさい)、

関西弁のギョーカイ人2人連れ(いつも2人でいるよね、このコンビ)、

そして明け方にはスタッフのエミさんの彼氏が (僕は彼の大ファンである)・・・・。

酔っ払い。
飲んだくれ。

空が明るい。

帰ろう。

♪ テーマ曲 「キセキノハナ」 by 夏川りみ ♪

関連記事:
「ゆる~いレゲエを鎌倉で」
「ソウル・バーの夜 (19) ~祝い酒~」
「ソウル・バーの夜 (6) ~Habana Jam Session~」

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by y_natsume1 | 2007-12-15 19:49 | 酒×酒

A Day in Yokohama

2007年12月8日(土) 夕方近く、横浜に行く。

いつものUK古着屋さんの店。

ベン・シャーマンのボタンダウンシャツを2着購入。
襟が立っててカッコイイ。

マスターとローリング・ストーンズやモッズ・ファッションの話で盛り上がる。

古着屋を出て山下公園沿いをとぼとぼと歩き、
朝陽門(東門)に折れてそこからチャイナタウンに入る。

僕はこのチャイナタウンの雑多な雰囲気がとても好きだ。
ここに来ると、自分のマレーシア駐在時代や
シンガポール人の親友、龍(仮名)とその家族を思い出す。

いつもの煙草屋で
チェ・ゲバラのマッチを4箱購入。

そして関帝廟へ行き、お参り。

祈り、願う。

関帝廟の敷地内で
僕は海外の友人に携帯で電話をかける。

祝福(Zhufu)。 おめでとう。 アレ、ちゃんと届いたよ。 

  ありがとう。 来てくれる?

ああ、もちろん。 

  よかった。

体に気をつけて。 彼氏にヨロシク。

  うん。 言っとく。

でさ、オレ、どこからかけてると思う?

  え? どこ? まさか・・・・

ヨコハマの関帝廟から(笑)。
おめでとうを直接伝えるんなら、
ここがいいかなって思って。
ここから良い運気を届けるよ(笑)。

  まったくもぅ。 あの時のお返し(笑)? 
     ニクイねぇ。 ありがとう。 謝謝。



・・・・・・ 関帝廟っていう、
いわば 導管Conduit みたいなものを介して、
その時 わずか数分間だけど、
僕は 某国のその人と、
つながっていた。

関帝廟を出たら、
すぐに四柱推命&手相占い師に呼び止められる。

なんだか めでたいやら おかしいやらで、
普段は無視するのに、なぜか見て頂くことにする。

自分自身に関する面白い話を聞く。


晩ご飯はいつもの、小汚い路地裏にある某中華料理屋。
ここは何でもうまい。

ビール、ギョーザ、エビ焼きソバ。
そして、タバコを一服。

いつものUK古着屋。
いつもの煙草屋。
いつもの関帝廟。
いつもの中華料理屋。

いつもの、横浜ぶらぶら。

♪ テーマ曲 「Sunny」 by Dusty Springfield ♪

関連記事:
「バターボールは赤い匂い ~チャイナタウンの祈り~」
「海のそばに行く」
「チャイナタウンのデイ・ドリーム」
「忘了?」
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by y_natsume1 | 2007-12-08 22:20 | Back Street Days

Under 40 を信じるな!?

2007年12月2日(日) 午後 @東京・品川。

日経おとなのバンド大賞 全国大会の会場、品川ステラボールへ。

アマチュアのおとなのバンドが対象なのに、
皮肉にも司会は元「子供ばんど」の うじきつよしさん と、
テレビ東京の大江アナウンサー。

この全国大会には、
僕が以前勤めていた会社の上司や先輩たちが長年やっているバンドが出ている。

あの人たちは予選を勝ち抜いたのだ。


この、日経おとなのバンド大賞の応募資格は
アマチュアで、
40歳以上が2名以上在籍し、
楽器を2名以上で演奏する
ジャンルは問わない、などだ。

応募総数700組以上。

その中からテープ審査をパスして予選に出場できたのがその1割にも満たない数。
だから予選に出場するだけでも大変なことなのだ。


実は僕が今勤めている会社のボスが、
自分のバンドでこの大会に応募して予選まで出たのだけど、
残念ながらそっちは本大会には進めず予選で落ちしてしまった。

本大会は12組出場だから、
応募総数700組以上の2%にも満たない突破率だ。


審査員の加藤和彦さんが、
同じく審査員の井上鑑さんとステージ上で語り合う・・・・。

プロとアマの違いはテクニックではもうほとんど差はない、
みんなレベレがとても高い、

違いがあるとするなら、
プロだと客にウケないと後で仕事が来ないとか、
締め切りがあるとか、
そういう違いぐらいだ、

などなど。

全バンドが演奏し終わり、
加藤和彦さん自身によって
各出場アマチュアバンドから何人かがピックアップされ、
即席バンドによる余興。

演奏曲は
サディスティック・ミカ・バンドの 「タイムマシンにおねがい」。

誰でも知ってそうなこの曲、
実は何でもないように見えてドラムとかも難しいのだそうだ (加藤さんの弁による)。

僕が昔勤めていた会社の知り合いも1人ピックアップされて、
加藤和彦さん(G)や井上鑑さん(Key)と同じステージで一緒に演奏してた。

加藤和彦さんや井上鑑さんと同じステージだぞ。
ミカ・バンドの曲だぞ。
しかも、TV中継用に録画されてるんだぞ。
アマチュアなのに。

すげぇなぁ、と。

加藤さんがステージ上で言う。

「僕らが若い頃は、don't trust over 30(注) って言葉があった。 だけど今は don't trust under 40 だな。 だって40より下の若いヤツラって、CDぜんぜん買わないんだもん。 ダウンロードとか着メロとかでさ。 CD買えよって。 ねぇ!?」

この大会のコンセプト(応募基準)にも相応しいコメントだことで(笑)。

言われてみれば、僕は今42歳で、
この3ヶ月でCDを本当に150枚以上買っている。

ダウンロードとかでなく、
ちゃんとCDを買いたい理由はいくつかあるのだけれど、
とにかく、
加藤さんの言うことは、僕には当たっている。
決してハズれていない。


・・・・・ さて、審査結果はどうであったか。
僕の知り合いのいるバンドはどうなったか。


この日の全国大会の模様や予選からのドキュメンタリーは
主催の日経新聞でも特集で載る予定だし、
TVでも放送される。

12月23日(日) 16:00~16:55 テレビ東京系。
12月29日(金) 20:00~20:55 BSジャパン。



Under40を信じるな、か。


16歳だろうと42歳だろうと、
いずれにしても、
僕はいつも音楽を愛してきたし、今も楽しんでいる。

それだけは確かだ。

(注)
1970年前後のいわゆる学生運動やヒッピー/フラワー・ムーヴメントの世代が、当時の30歳以上に向けて放った言葉。 要するに、大人なんか信じるな、ってこと。

♪ テーマ曲 「タイムマシンにおねがい」 
             by サディスティック・ミカ・バンド ♪
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by y_natsume1 | 2007-12-04 21:06 | Music Bang Bang

やけどのあと あの階段を上がれ

2007年11月30日(金) 夜。

新宿歌舞伎町。

学生時代の友人A、Bと3人で某中華料理屋で食事。
Bとは10年以上ぶりだ。
Aは僕が以前勤めていた会社にまだいる。

ビール、焼酎。 エビチリ、クラゲ、麻婆豆腐。
うまい。



1989年夏の暮れ六つ・・・・・
某大学の某講堂前の踊り場で
仲間5人でビール瓶をいっぱい並べて酒盛りをしたあの日のことを、
友人Aはことのほか強烈に覚えていて、熱く語った。

他でも何度も一緒に飲んだのに、
妙に覚えているよな、あの飲み会だけは、と。

夏の夕方、涼しい風と、
帰宅しようとする多数の学生が面白そうに僕たちを注視する、その心地良さ。

そう、僕もあの日の酒盛りだけは、
なぜか鮮烈に覚えている。

Aも僕も、互いに同じ気持だったのだ。


ビーフン、青椒肉絲、うまうま。

僕:(新宿の)南口にあったコンクリートの階段、覚えてる? 
   甲州街道に上がるやつ。

A&B:ああ、覚えてる、覚えてる。 あった、あった。

僕: あの階段、昔っからなんか好きでさぁ。 
   宮崎あおいの「初恋」って映画にも出てくんの。
   工事でなくなっちゃったけど。 ルミネの前、今キレイだよね。

B: 工事、最近だよな。

僕: そうなんだ、最近なんだ。

A: うん。工事やってたとき、壁にミュージシャンの写真があったからさ、携帯で撮った。

(電撃ネットワークや僕の知らないミュージシャンたちがそこに写ってる)

ミュージシャンたちも、もしかしてあの階段が好きだったのかなぁ・・・・。

AもBも、僕と同じように、
あの新宿南口のコンクリートの階段を覚えていてくれたのが、なんとなく嬉しい。 

そしてAがそこの工事中の壁にあるミュージシャンたちの写真を撮っていたことも。


マイタン!と会計して皆でDUGへ行く。

大音量のジャズ。

あの頃のようにジャズは今も大好きだが、
南口のコンクリートの階段は、もう、ない。

その事実をかみしめながら、1980年代後半を、懐かしく思う。

ちょっとセンチメンタルだけれど、
ノスタルジーにひたる時間が、たまにはあってもいい。

あの階段は、もう、ない。

♪ テーマ曲 「Song of The Underground Railroad」 

           by John Coltrane ♪

関連記事:
「やけど」
「映画 「初恋」(2006) 宮崎あおい主演」

追記: 僕はとうとう映画「初恋」のDVDまで買ってしまった。
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by y_natsume1 | 2007-12-01 16:14 | Back Street Days




夏目芳雄の東南アジア・映画・ジャズ・酒などに関するよもやま話です。
by y_natsume1
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