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駅前の酒屋さん

地元の最寄駅の近くにある某酒屋。

外見は何の変哲もないこの酒屋には、酒好き、ワイン好き、凝った肴好き、葉巻好きにはこたえられないほど、充実した品目が揃っている。

ここだけ不思議な空間を作っている。
店内は明らかに普通の酒屋のレベルを超えている。

だから普段、開店している時間帯に何も買わずにここの前を通り過ぎることは、僕にとっては少々難しい。

最近、この酒屋の前の煙草の自動販売機に、僕がいつも吸っている、ゴロワーズのカポラル(両切りの黒煙草のやつ)が置かれるようになったのを見つけた。

今まで、フランス煙草だとジタンや、ゴロワーズのフィルター付のレジェールぐらいしか置いていなかったのに。

ようやく地元で買えるようになって嬉しい。

今までは2、3駅離れたところでしか買えなかったから。

カフェオレや赤ワインとゴロワーズ。
いや、 アブサンのソーダ割りとゴロワーズでもいいか。

嗜好品とは、そもそも多少体に悪く、あくどい傾向のあるものである。

フランス料理は脂肪が多くてコレステロールがたまるとか、
煙草は肺に悪いとか、酒も肝臓に悪いとか、
よく言われる。

けれど、そういうものだ。

おいしい食べ物、楽しい遊び、個人の嗜好品とは、
そもそも一定の毒(に相当する何か)を含んだあくどいもののはずだ。

だからこそ、
おいしいし、楽しい。

あんこの甘さを引き立てるために、わざわざ塩を入れるかのごとく。
神様は楽しいことには毒を少し入れたのだろうか。

遊び人は、だから、結果として楽しいことと引き換えに、
不健康な悪の道に進むのと同じような道をたどる。

もちろん、今自分の体が幸いにも健康だからこそ、
誰か(何か)によって無事に生かされているからこそ、
脳天気に言えるセリフではあるのだが。


♪テーマ曲 
    「ゴロワーズを吸ったことがあるかい」 by ムッシュかまやつ ♪

♪テーマ曲 「Duncan」 by Paul Simon ♪
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by y_natsume1 | 2006-11-29 19:51 | 日々の雑文

「クレイジーカンガルーの夏」 で思うこと

僕は実の父には捨てられたと思って生きてきた。

父が母の家を出て行くとき、
「この子がかわいくないの?」と問う母に、
「かわいくない」 と言って出て行った、
と母に教え込まれていたからだ。

僕が3歳の頃だ。

激しい憎悪なんかではなく、
淡々とした、そういうこともあるんだろうな、ぐらいの感覚で。

特に、「クレイジーカンガルーの夏」という小説の時代設定である1970年代は、僕は自然とそう思って生きていた。

父も母も同じ高校の同級生で、その取り巻きも、どいつもこいつも皆、四国の海辺の、同じ田舎町の出身だった。

父と母は別れてからも同じ町に住んでいた。
お互いの故郷であり、生活の場だもの、そりゃそうだ。
父を見ることはなかったけどね。

捨てられたと思って生きてきた僕は、
いずれ早いうちに、僕の方からこんなくだらない田舎町なんか捨ててやる、とも思っていた。

実際に、 そうした。

それが、どうだ。

昨年、37年ぶりに実父に会うことになった。
(母は既に10年前に亡くなっている。)

父に会ってみたら、
捨てられたと思っていたのに、実はそうではなかった。
それが諸事情から分かった。 

家裁の命令だっただけだ。

母の息子に対する「吹き込み」は相当なものだったのかも。
やるなぁ、かあさんも(苦笑)。

とにかく、再会した父の言葉に、僕は37年ぶりに、 救われた。
捨てられたのではなかった。

捨て去ったはずの故郷にも、
墓参り以外に帰る理由が、できてしまった。

この小説を読むと、
どうしても1970年代の僕自身にリンクしてしまう。


・・・・・ 最近、70歳になる実父からは、ときどき僕の携帯電話に連絡が入る。
大抵は酒を飲んで良い気分になった時らしい。

リリー・フランキーの「東京タワー」みたいな話ではないが、父親像としては似ている部分もある。

「おまえ、あの歌、陽水の氷の世界いうんかのぉ、あれ、ええのぉ、おまえ、あの歌うまいけんのぉ、またカラオケでうとうてくれんかのぉ」 と。

彼は今もかなりの2枚目で、不良で、女性好きで、そして僕よりお酒が強い。

♪ テーマ曲 「氷の世界」 by 井上陽水♪

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「クレイジーカンガルーの夏」 誼阿古 著
「四国の夜が更けてゆく」
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by y_natsume1 | 2006-11-27 22:11 | Books

「クレイジーカンガルーの夏」 誼阿古 著

「クレイジーカンガルーの夏」という小説を読んだ。

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1979年、関西のある町を舞台に描かれる、4人の中学1年生の男の子たちの、夏休み。 

大人でもなく子供でもない、微妙なはざまにある「少年」たちをノスタルジックに描く。

主人公の家族や親類関係が当初はちょっと分かりづらかったり、本編とプロローグやエピローグとの関係性が何となくしっくりこない気がしたり、そういうところはあるけれど、実は僕はけっこうこの作品を気に入っている。

古い家制度。
本家と分家。 
少年の純粋さと、これから大人になっていく微妙な時期の 「あやうさ」。
そして、ほめられたい、認められたいと願うアイデンティティの問題。
最もシンプルには、愛する人(親や仲間)と一緒にいたいと願う気持ち。


この小説はノスタルジックな雰囲気はあるけれど、決して甘ったるくはない。
ヒリヒリとした、あやういまでの切なさにあふれ、それは鋭いナイフそのものだ。

「少年」は、何か大切なものを一つ失うごとに、大人に近づいていくものなのだ、とでもいうかのように。

主人公たちが「冒険」に出るあたりから、俄然、読んでいるこちらもテンションと読むスピードが上がっていく。

畳み掛けるような、リズム感のある展開。
勢いのある文章。

そして、著者は女性なのに、よくもまあ、あれだけ13歳の少年の気持ちの揺れ具合を描けたものだと。 そこはこの作品の中で、最もすごいと感じた部分。

おみごと、だ。


小説の中で効果的に使用されるガンダム、ザンポット3、海のトリトン、マジンガーZ、ゲッターロボ、帰ってきたウルトラマン(のタッコングやMAT)などのエピソード・・・・。

僕は当時リアルタイムでこれら全てをTVで観ていたので、
この小説にも入り込みやすかった。 

トリトンやザンボット3の最終回って子供心にシュールで、それまでのアニメの常識的最終回ではあり得ない展開だと感じてたし(今思うとさすが冨野さん)、
やっぱりタッコングを知らないのと知ってるのとでは、
この小説を読み進める時に微妙に違った印象になると思う。

だからこの作品は、
実は僕たちのような、
当時中学生で今40歳前後の、大人のための物語でもあるんだと感じた。 

それは本編の前後にプロローグやエピローグを置くことによっても表現されている。

1979年、当時、僕は中学生だった。


使われている音楽も、
単なるアクセサリーとしてではなく意味のある使われ方で、適材適所。

カッコイイ。 

イーグルスの 「ホテル・カリフォルニア」、
サザンの 「いとしのエリー」、

はっぴいえんどの 「風をあつめて」 や 「夏なんです」 など・・・。

はっぴいえんどの2曲が入っている 「風街ろまん」 というアルバムの宣伝文句には、

「東京オリンピックを境に失われてしまった東京の原風景を”風街”という架空の都市に託して現出させようとしたコンセプトアルバム」

とある・・・。

この小説のテーマの一つかもしれない、
ちょっと懐かしい日本の原風景。



・・・・・・今、うちの王子は4歳で、
彼の頭の中はウルトラマンメビウスでいっぱいだ。

彼が13歳になるのも、そう遠くないことだろう。
そう、それはたぶん、想像以上に早くやってくる。

楽しみだ。

・・・・ ちょっといろいろと長く書きすぎたかな。

この小説、オススメ。

♪ テーマ曲 「風をあつめて」 (1971年) by はっぴいえんど ♪

関連記事:
『「クレイジーカンガルーの夏」 で思うこと』
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by y_natsume1 | 2006-11-27 21:57 | Books

パンとチーズと赤ワイン

パンはできたらPaulのバゲットbaguetteか、ライ麦パンが好み。
チーズはパルメジャンレッジャーノか、ミモレット。 ブルーチーズなら尚いい。
赤ワインは安物のハーフボトルで十分。

Highway#0105の無事を祈りながら、
一人、
飲み、ぼそぼそ食べる。
シンプルな、遅めの昼食。

行きたいくせに今は行く気力がわいてこない鎌倉や葉山のことを思いながら、ブレッド&バターをかける。

曇った、けだるい午後。

不眠症。
戦いは続いている。

身も心も、ずっと疲れたまんまだ。

会いたい。
あの頃のように会えたなら、どんなにいいだろう。

♪ テーマ曲 「Hotel Pacific」 by ブレッド&バター ♪
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by y_natsume1 | 2006-11-26 13:39 | 日々の雑文

季節が変わる

クアラルンプールに駐在していた頃は、
一年中同じ熱帯雨林気候で、暑くて暑くて、
変化はなかった。

今、僕は日本で、
四季の移り変わりを感じている。

季節と季節の狭間に挿入される雨は、
なんてステキなんだろう。

春雨、梅雨、秋雨・・・。

日本のそれらは、
1990年代のクアラルンプールのスコールも、
僕が16歳の頃のUKブライトンの霧雨も、
ある意味で、凌駕してしまう。

いや、比べるべくもない、別モノ、か。

季節の変化のない国と、
季節の移り変わりがある国との、

決定的な違い。

一年中同じ気候の場所では、
時間の流れるスピードが、

違う。

クアラルンプールに駐在していた頃、
髪や爪の伸びるスピードが、
明らかに日本にいる時より、

速かった。

本当だ。

他の駐在員仲間も同じようなことを言っていた。

時間の、流れるスピード。 

違う。

そんなこと、感じるわけないって?
でも、ホントなんだ。

アインシュタインの相対性理論とどう違うのか、
僕なんかには説明できないけど。

俳句に季節の移り変わり(季語)を入れる日本人。

雨に濡れたアスファルトの上を、
一定の間隔をおいて車が通り過ぎる。
その定期的な音を、
まるで波の音のように感じてしまう僕。

今日、僕は、日本の季節の移り変わりを、

愛でている。

季節が変わるって、とてもステキなことだ。

「生」 を感じられるからね。 

さ、これから、冬に行くぞ。

♪ テーマ曲 「とおり雨」 & 「夢の中へ」 by 松田亮治 ♪ 

関連記事:
「マレーシア龍宮城伝説」
「緑の中で アジサイを」
「相対性理論と 日々の暮らしと 積み重なった長い時間たちと」
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by y_natsume1 | 2006-11-23 13:47 | 日々の雑文

感謝祭が近づけば ~映画「セント・オブ・ウーマン」~

毎年11月後半頃は感謝祭 Thanks Giving を意識する。
東京の米国人の同僚や、US側が休みに入るからだ。

多くの米国人はこの休暇で少しの間、故郷に帰り、家族で過ごすらしい。

そして毎年感謝祭の時期が近づいてくると、
思い出す映画がある。

アル・パチーノ主演、
「セント・オブ・ウーマン」(1992年)だ。

公開当時、新宿の映画館で観た。

アル・パチーノは誰が何と言おうと 「ゴッドファーザーⅠ&Ⅱ」 が最高だし、「セルピコ」 も 「狼たちの午後」 も好きだ。

この 「セント・オブ・ウーマン」 でアカデミー主演賞をとったのだって、むしろ遅いくらい。

けれどこの 「セント・オブ・ウーマン」 もいい作品だと思う。
邦題のセンスは全然いけてないが。

この映画で僕が好きなのは、
パチーノの声や盲目の演技、タンゴを踊るシーン等、いくつかある。

それと、
東部のプレップ・スクールの学生たちのトラッドファッションも好きだ。

ツイード・ジャケット、紺ブレ、
レジメンタル・タイ、チノパン、ボタンダウンシャツ・・・。
特にツイードのジャケットは映画では品のいいものが使われている。

映画公開当時、ポール・スチュアートやブルックス・ブラザーズなどのトラッドを買いまくっていた僕は、この映画でますますトラッドが好きになったほど。

好きな部分をもう一つ。

悪い高校生役で出演している一人が、
フィリップ・シーモア・ホフマン。

先ごろ、「カポーティ」でアカデミー主演賞をとった。

この人はインディーズ系の映画でよくエキセントリックな役をやってて当時からの注目株だった。 

個性丸出しの、存在感のある俳優。
いいね、この俳優。


・・・・ 感謝祭、か。

映画の主人公、高校生チャーリーは感謝祭でオレゴンに帰省しなくても、得がたい経験をし、素敵な時間をNYで過ごした。 いいねぇ、大人への入り口って。


日本では、米国ほど感謝祭がことさら大きく話題に上ることはないだろう。
僕もこの時期にわざわざ(墓参りのために??)帰省する習慣はない。

ただ、そんなことより、
感謝の気持ちと共に、また会いたい人がいるのは、事実だが。

♪ テーマ曲 「All of Me」 by Frank Sinatra♪
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by y_natsume1 | 2006-11-20 20:35 | 過去の映画評「さ」

面白い夜@渋谷&三宿

2006年11月17日(金)夜 ~ 18日(土)朝のこと。

夜、オフ会とやらで急なお誘いを受け、
ワクワクして渋谷のんべい横丁へ。

日本酒がとてもおいしい。
男女5人で楽しい宴(うたげ)。

午前1時ごろ、ひとしきり、というか、かなり飲んだ後、
皆と別れ、

僕は一人で 「三宿の秘密基地」 へ。

久しぶりだ。

アブサンではないが、それに類似するペルノーリカールのソーダ割り。

Eaglesの 「Sad Cafe」 が流れている。
プロジェクターでは音を消したモノクロの 「ランブルフィッシュ」。

カッコイイ。

夜が明けた頃、その近くの 「Y」 というお店へ。
昔の(1970年代あたりの)日本のロックを専門に聴かせてくれるバー。

マスターが優しく僕を迎えてくれる。

僕は、
ゴダイゴの 「Yellow Center Line」 や、
荒井由美の 「雨の街を」 をリクエスト。

それらを聴きながら、僕は、
マスターや、傍にいたお客さん(夜勤明けのイケ面のお医者さん)に、
オパールのことをずっとしゃべっていた。

オパールが見つからないんだ、と。
会いたくてたまらない、と。


午前9時、ジョー山中の歌う「人間の証明」のテーマ曲がかかる。
この店のラスト・ソングだ。

お会計を済ませ、
鮮烈な光の射す三宿の外界へ出る。

僕はタクシーを拾って、
ようやく現実の世界へ戻ろうとしている。

♪ テーマ曲 「Yellow Center Line」 by ゴダイゴ ♪

関連記事:
「三宿の秘密基地」
「三宿の秘密基地(3) ~忘年会~」
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by y_natsume1 | 2006-11-18 17:11 | 酒×酒

ジャズはパーカーに限る夜

夜、 自分の部屋で、

1960年代UKポップ・カルチャー満載の、
映画 「欲望」 のDVDを、
音を消してモニター画面で流しながら、

1940年代ビ・バップ・ジャズの、
チャーリー・パーカー(ダイアル盤)を、
大きめの音量でかける。

アントニオーニ監督の色彩感覚あふれる映像。

パーカーのアルトは輪郭のはっきりした分厚い音色。
大好きなジャズだ。

シングルモルトをちびちびやる。

身も心も、相当疲れているはずなのだが、
フラフラなのにかえって眠りたくない夜。

頭を駆け巡るのは、
オパールの無事を祈ること。
忘れてなんか、  いない。


♪ テーマ曲 「オーニソロジー」 by Charlie Parker ♪

欲望
/ ワーナー・ホーム・ビデオ






ストーリー・オン・ダイアル Vol.1
チャーリー・パーカー エロール・ガーナー ディジー・ガレスピー マイルス・デイビス ワーデル・グレイ / 東芝EMI



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「ジャズの聴き方ってあんの?(7)」
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by y_natsume1 | 2006-11-16 22:47 | Jazz Night

ツイード・ジャケットを着て

横浜海岸通のUK製品専門の古着屋で買っている、
ハリスツイードのジャケット。

もともとツイードが大好きで、
その店では去年から買い始めて、今ではそこで買ったやつだけでももう6着にはなる。

いろんな色柄のもの。

1960年代のやつが多い。 
’50年代のものもある。

1着だいたい2万円ちょっと。
デパートで7~8万円もする新品のツイード・ジャケットを買うよりは、絶対に安い。

しかも昔の生地だから、今のより分厚くて好き。

(まぁ、1着2万円ちょっだとしても、それでも2年で6着も買ってるんだから、道楽者と言われても仕方ないが。)


第一、色も柄もユニークだし、サイズは同じでも微妙に丈や衿幅などのデザインが今のものと違うのだ。

ツイードを着て、
ストリートを歩く時、
普段は危ないからやらないのだけれど、
ある場所に来ると、
安全を確かめながら
携帯プレーヤーで
ビートルズをかける。

ビートルズを聴きながら、
ツイードの感触を味わいつつ、ストリートを歩く。

去年もそうだったけど、今年も晩秋になると、僕はそれをやっている。
好きなのだ。 そうするのが。
来年もやるだろう。

ツイードとビートルズ。
ゴロワーズとカフェオレ。

秋と冬の狭間の、僕の楽しみの一つだ。

♪ テーマ曲 「I'll Be Back」 by The Beatles ♪

関連記事:
「ストリートを歩けば」
「ストリートを歩けば(2)」
「ストリートを歩けば(4)」

「チャイナタウンを駆け抜けろ ~横浜もブライトンも~」
「古着のツイード・ジャケットに合うネクタイって・・・・」
「ある日の横浜 海岸通り ~ソニー・ロリンズとUK古着屋~」
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by y_natsume1 | 2006-11-13 22:29 | Back Street Days

ソウル・バーの夜(17) ~雨はまだ降っていないのか~

2006年11月11日(土) 明け方。

自宅近くの、いつものソウル・バー。

ペルノーのソーダ割り、レモンスライス入り。
ゴロワーズを吸う。

ソウル・ミュージックがガンガンかかっている。
いい気分。

マスターやスタッフのエミさん(仮名)からは最近、
僕の本名ではなく、

「夏目クンてさぁ」 とか 「夏目さ~ん、何飲む?」 とか言われている。

2人とも僕の本やBlogのことを知っている。

「夏目クン」 という呼ばれ方は、お互いに違和感がない。
結構、楽しんでいる。

夏目芳雄はあくまで僕のペンネーム。
夏目は祖母の旧姓、芳雄は祖父のファーストネームで、それらを組み合わせたもの。

僕のBlogを読んでくれている、リアルで知ってるある人が、
前にこう言った。

XXさん(=僕)っていう人をわかりたいとき、XXさんと夏目さんの両方に会わないといけないような感じ。
2人の人物から成っている1人のヒト。
いいえ、むしろ、1人の人物から成っている2人のヒトかも。
その2人をかさねてグラデーションを見たいよね。
XXさんをわかりたいと思ったら、XXさんだけじゃなくて夏目さんのことも知りたくなる。
決して夏目さんが架空でも、XXさんだけが本当のXXさん、っていうわけでもなくてね。



・・・・ エミさんが言う。
「夏目クン、次、何飲む?」

「同じの。ペルノーのソーダ割り」

ペルノーのソーダ割りは結構きついけど、気に入っている。
ゴロワーズにも合うし。


・・・・・やがて夜が明けてくる。

「雨の街を」 というユーミンの曲が大音量でかかる。
ここのバーで最後あたりにかけられる。

この曲は大音量で聴いても、
いや、大音量だからこそなのか、
バーの音響がすごくいいせいでもあるんだろうけど、
どうしてこんなにステキでせつないんだろ。

涙を誘う。

今はまだ雨は降っていないが、
空模様からすると、もうすぐ雨は降ってきそうだ。

長い長い1日が、僕の疲れ果てた1日が、
ようやく終わろうとしている。


♪ テーマ曲 「雨の街を」 by 荒井由美 ♪

関連記事:
「A Hard Days Night」
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by y_natsume1 | 2006-11-11 19:38 | 酒×酒




夏目芳雄の東南アジア・映画・ジャズ・酒などに関するよもやま話です。
by y_natsume1
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