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二日酔いの午後 葉山へ


2005年2月26日土曜。

11時過ぎ、頭がズキズキして目が覚めた。
前夜の酒がまだ残っている感じ。 

子供たちはすでに出かけたらしく家には僕一人。

(このところ、うちの家族はこの酔いどれにあきれているようだ  当然だよな)

まず昨夜の出来事をBlog記事にしてUPした。 
二日酔いなのに、すぐに書けた(・・・というより僕のBlog記事の原稿ドラフトは、ほとんどが週末か深夜に酔っ払ってまとめて書きためているのだけどね・・・)。

で、なんとなくドライブもしたいし、音楽も大音量で聴きたいし、ということで、遅めの昼メシを外で食おうと決心。 シャワーを浴びた。

車を飛ばした。
BGMは、はっぴいえんど、大滝詠一、加山雄三などのCD。
第三京浜、横浜新道、横浜横須賀道路・・・・・。
週末の午後でも第三京浜はわりと混んでいることが多い。
それでも逗子インターで降りて、葉山に着いたのは家を出てから約一時間後。
かなりスムーズだった。 さすがに冬だからかな。


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葉山マリーナ近くの海岸沿いを走っていたら、偶然、ステキなレストランを見つけた。
入ってみた。
大当たり。
写真写りは悪いけど、明るい白壁の店内は地中海のレストランのよう。


b0058966_17313713.jpg












店内ではケニーGのサックスがかかってた。  ゆるくて、いい感じ。
今朝獲れたばかりだという石鯛のカルパッチョとアラビアータのパスタを注文。
ガス入りの水も。
車でなけりゃ、絶対ワインも頼んでたね。
海を眺めながら食事をし、ぼけーっとできた。
美味。

この地中海風レストランは、外観、内装、料理、(飲まなかったけど)酒の種類の多さ、ある程度良心的な値段、音楽、スタッフの人柄、など、いろんな面が「極上」だ。 久しぶりにかなり気に入った場所。 ある女性スタッフは、このレストランで夕日がいつ頃どの辺りに見えるかとか、いつ頃混み合うのかとか、いろいろ一人もんの僕に話をしてくれた。 あえて難点を言えば、駐車場が極端に少ないことと、なかなか料理が出てこないことぐらい。 ま、車はヴァレット・パーキングみたいにやってくれたから問題なし。 料理が出てくるまで時間がかかるのも、休日にゆるりとした時間を味わうと思えば、いいだけのこと。

帰りは粉雪が舞ってたな。 
寒いはずだ。
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by y_natsume1 | 2005-02-26 17:40 | 鎌倉湘南Seaside

新宿ゴールデン街 (2)


最近、定番になりつつある 新宿ゴールデン街。
2005年2月25日金曜の夜。
今月Dueの仕事をなんとか片付け、ゴールデン街に飲みに繰り出す。
いつものとおり 一人だ。

刺すように空気が冷たい。 けれど、こういう寒さって、悪くない。 気持ちがいい。

店#1(仮名)に行き、ハートランドビールとウィスキー水割り。
お店に出ていた女の子が北海道出身ということで、「雪虫」とトドワラの話で盛り上がる。

店#2(仮名)に河岸をかえ、ジャズを聴く。 焼酎のお湯割り3杯。
ソニー・スティット(w/ オスカー・ピーターソン・トリオ)、アンドリュー・ヒル、ティナ・ブルックス(トゥルー・ブルー)がかかった。


トゥルー・ブルー
ティナ・ブルックス フレディ・ハバード デューク・ピアソン サム・ジョーンズ アート・テイラー / 東芝EMI






店#2 を出たら、区役所通りの真正面に、みごとな まーるい おぼろ月が見えた。

仲間の一人にEメールを送った。
「すげぇ  きれいな  おぼろ月夜・・・・・  見上げたら  ぼやけた月が  俺を射る」

返信がすぐに来た。  
「今、外に出てみたけど 建物が邪魔して見れない・・・・残念」

僕は再び打った。
「こっちは こっちで楽しむよ 酒と ぼやけた月と 切れるように澄みきったピュアで寒い空気をな」

  ・・・・ 邪魔してるのは 建物だけじゃないような気もするがね ・・・

  
ゴールデン街を出た後、タワーレコードに行き、岡林信康、はっぴいえんど、大滝詠一などのCDを買いあさる。 都会の夜はすごい。 もう夜の10時をとっくに過ぎたというのに、タワーレコードもよく店を開けてるもんだ。 酔っ払ってCD買いあさってる僕も僕だけど。

そして、最終的にいつものとおり、自宅近くのソウル・バーへ。
マスターは僕のBlog記事をいくつか読んでくれて、「いいねぇ(笑)」と言ってくれた。

先週の金曜日(2005年2月18日の深夜)の、後日談がある。
マスターが、さりげなく実はね、と教えてくれた。

  2005年2月18日の深夜、僕は酩酊状態のままソウル・バーに行った。
  そこのカウンター席に、実はジャズ・ギタリストのAKさんがいたんだそうだ。
  その店では何度か見かけてる。
  だけど話したことはない。
  話しかけられるわけがない。
  僕が20代の頃からのお好みアーティストで、何枚かCDも持っているほど。

  それが、あの夜、いたんだとさ。
  酔っ払った僕を見て、いろいろネタにされたというか、
  からかわれていたらしい(苦笑)。
  詳しくはここに書かん。恥ずかしい。

・・・・・そんなことをマスターととりとめもなく話してたら、やはり、今夜もまた別のお客さん(女性たち)に話しかけられた。 「ね、お兄さん、どこに住んでるのぉ? 歳はいくつぅ? えぇ? 40歳? 若く見えるのねぇ、どう見てもお兄さん30代前半よぉ」

酔っ払いのキレイな女性。 むこうも同じ年だったみたい。
面白いヒトだったな。
適当にあしらって、ぺルノーのソーダ割り2杯&泡盛3杯。
いや、もっとかな。  
泡盛は5杯だったかも。

ここまで飲むと五十歩百歩。 あまり違いなどない。

ダウン。

午前3時  帰る。
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by y_natsume1 | 2005-02-26 11:39 | 酒×酒

ソウル・バーの夜 (2) ~Watermelon Man~


時間は前後するけど、2004年7月30日の夜のことを書こう。

**********************

いつもの近所のソウル・バーに、いつものように一人で飲みに行った。
客は僕の他には窓側というか首都高側の席に一組のカップルだけ。
僕はカウンターでマスター相手にビールを飲んでた。

そして何気なくボーっと、自分のしている古い手巻きの腕時計を眺めてたら・・・・急に思い出したんだ。


僕: 「あ、やっべぇ!」

店主: 「え、なに? いきなり、どしたの?」

僕: 「今日、命日だった・・・・」

店主: 「命日って・・・誰のよ?」

僕: 「自分の祖父のです。 いや、この手巻きの腕時計ね、祖父の形見なんですよ。 ホントに今思い出した。 今日じいさまの命日だった。 忘れてたぁ」

店主: 「ふーん、いつもちゃんとお墓参りに帰るの? 」

僕: 「うん、昔はね。 これでも墓参りはしなきゃって気持ちぐらいは・・・(苦笑)」

店主: 「でも、夏目さん、実家、四国でしょ?」

僕: 「そう、セカチューのロケ地のわりと近く」

     (注: セカチュー・・・・映画 「世界の中心で、 愛をさけぶ」 )

店主: 「四国だとさぁ、なかなか帰れないんじゃない?」

僕: 「まぁね・・・、時間は何とか都合つければいいんだけどさぁ、飛行機代がねぇ。 家族4人で飛行機で行ってレンタカー借りて。 宿泊費もいるし、結構かかるんだよな。 去年の母親の命日には帰ったけど。 だからさ、祖父の命日んなると大抵、東京の家でじいさまの写真の前にさ、好きだったスイカを少しお供えしたげて、そんでハービー・ハンコックの『ウォーターメロン・マン』かけるの。 村上春樹の 『ノルウェイの森』 を真似しただけなんだけどね(苦笑)。 マレーシアに駐在してる時なんか、いちいち帰国してらんねぇから、そういうの、よくやってたな。 今年は忘れてましたよ(苦笑)」

店主: 「へえ、なんつーか、いいね、そういうのも」

僕: 「え? そう?」


・・・・・・この夜のマスターは、粋で カッコよかった。

マスターはこちらが頼みもしないのに、おもむろに僕の前に、皿に盛った二切れのスイカを置いた。 そしてBGMは「ウォーターメロン・マン」をわざわざかけてくれた。

  (マスターはドラえもんか? なんでスイカも「ウォーターメロン・マン」もすぐ出てくるの??)

店主: 「ハービー・ハンコックのオリジナルのヤツは置いてないんだ。だから他のミュージシャンのCDだけど」

僕: 「・・・あ、ありがとうございます・・・・」

僕はマスターの心遣いに感謝し、祖父の冥福を、僕なりに、祈った・・・・・。



本当は、実際に四国のお墓まで何度も何度も行き、掃除をして花を供え、祈るのが供養というものなんだろう。
手間ひまをちゃんとかけた供養とは、そういうものなんだろう。
それを見た僕の子供たちにも、先祖の供養とはどういうことか、考えてもらう良い機会にもなるんだろう。

それは分かっている。 分かっているけど、愚かな僕は、忘れてた。
いや、ホントは忘れてなんかいないのに、忘れようとしてたのかもしれない。


・・・・・祈った。 
そして、祖父の好物だったスイカを、 口に、 入れた。

「ウォータメロン・マン」は元々ファンキーなジャズ・ロックの曲だけど、それでいい。
しんみりしていたくないからね(笑)。
それに、こういう時はこの曲だってロマンチックに聴こえる。

今は、この曲がかかっている間、亡くなった大切な人の冥福を、ノリノリで祈っているだけの、ただ、それだけのことだ。


―― 腕時計の竜頭を、巻きなおした。

時間があの頃に戻らないようにね。
僕は 僕で 前に 進むからさ。



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この腕時計は、既に僕のお守り代わりになっている。

マスター、  いつも  ありがとう。
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by y_natsume1 | 2005-02-24 00:05 | 酒×酒

好きなCD (2) 「esquina de minas 」(2003) / Affonsinho

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「esquina de minas 」(2003) / Affonsinho

「エスキーナ・ジ・ミナス Ⅱ もうひとつの橋」(2003)/アフォンシーニョ

新しいタイプというか、ちょっぴりハードなボサノヴァというか、ブラジルのアコースティックなアルバム。

春から夏ごろにかけての、旅先のリゾートや休日の昼間に聴くには、うってつけの内容だと思う。 そして、このアルバムも一定以上の大き目の音量で聴きたい。

生ギターの音と、アフォンシーニョ(男性)のボーカルの相性の良さ。 歌詞が英語じゃなくてポルトガル語だからいいのかもね。

タワーレコードでの売り文句は 「これぞ、ブラジルの喫茶ロック!」 だった(笑)。 ま、ロックっぽい曲もあるけど、エレキ・ギターをフィーチャーしてるわけじゃなくて、あくまでアコースティックなサウンド。

特に1曲目なんかはブラジルのカフェを感じさせるかも??(ブラジル行ったことないけど)。 

僕なんか気に入って同じアフォンシーニョのアルバムをさらに2枚( 「エスキーナ・ジ・ミナス」 の第1弾と 「ズンズン」 )買ってしまったほど。 今まで3枚しか世に出ていないから全部買ったことになる。 

これを聴きながら娘や息子と遊んでると、今の僕の至福の時だという気がする(苦笑)。 
親バカだね、ホントに。 

なお、「エスキーナ・ジ・ミナス」 というアフォンシーニョの同タイトルのアルバムは2つあって、このCDは第2弾の方。 第1弾もとても良いけど、どちらかといえば第2弾のこのCDの方が、僕は好きだな。
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by y_natsume1 | 2005-02-23 23:39 | Music Bang Bang

好きなCD (1) 「Ke’alaokamaile 」(2004)/Keali’i Reichel

ケアラオカマイレ
ケアリイ・レイシェル / ビクターエンタテインメント





「Ke’alaokamaile 」(2004)/Keali’i Reichel


ケアリイ・レイシェルの曲は、湘南(七里ヶ浜)の有名なカレー屋さん 「珊瑚礁」 という店でよくかかっていて、ご存知の人も多いだろう。

 (僕も時々ですが、鎌倉・湘南あたりに出没して、「珊瑚礁」でカレー食ってま~す!)

ハワイのミュージシャンだけど、単なるハワイアンでもない。

ある程度大き目のボリュームで音響設備のいいところで聴くと、 「風」 が吹いているような気がしてきて、その良さが倍増して感じられるほど、素敵なボーカルとサウンドだ。 


最初に紹介してくれたのは、やはり(苦笑)、よく行く近所のソウル・バーのマスター。

特にこのアルバムの4曲目、「Fields Of Gold」 なんか、作者のスティングも真っ青になるだろうと思うほど、カッコイイ。 切ないほど美しいボーカルってこういうのを言うんだろうね。 特にこの曲は大き目の音量で聴きたい。

このアルバムを、春や初夏の休日の昼間にかけてると、まるで心地いい 風 が吹いてきているような気になるかも。

そして、これ聴きながらビール飲んでると、もうサイコウだよん!
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by y_natsume1 | 2005-02-22 21:17 | Music Bang Bang

好きな食べ物 (2)


白いご飯 と みそ汁

それに、焼いた塩鮭と厚焼き玉子などがあれば、もう最高だ。

日本人の定番だけど、大好き。

偶然にも、僕の相方(東京出身)が作ってくれるみそ汁の味は、
僕が四国の実家で食べていたものと、なぜかあまり変わらなくて、
違和感がない。

一緒になる前、彼女の実家でよくご馳走になったっけね。
そこで頂いた、白いご飯とみそ汁の美味しかったこと。
彼女の母親が作ってくれることが多かったかな。
よく彼女の実家に出入りしていたから。
もちろん、彼女が作ってくれることもあったけどさ。

そして、その頃はまだ、彼女の「美人の母親」なる人が、
かつて米軍基地を回っていたジャズ・シンガーだったとは、知る由もなかったねぇ(苦笑)。
最近、やっと当時のことを話してくれた。

そのときのエピソードはここをクリック。
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by y_natsume1 | 2005-02-22 21:09 | ごはん

新宿ゴールデン街 (1)    ~いつか夜の雨が~


2005年2月18日金曜日

夜遅く ホントに久しぶりに
新宿ゴールデン街に 一人 足を踏み入れた
7~8年ぶりだった

久しぶりに 「シXXXX」へ入り  酒をあおった


・・・・・最初は10年近く前、 僕は先輩に連れられて
「シXXXX」という
ジャズを聴かせるカウンターだけのお店に入ったんだ

(というより、ゴールデン街の店は、5人か6人ぐらいが入ればすぐにいっぱいになるような、カウンターだけの店がほとんどだ)

それから2、3年の間 「シXXXX」に何回か通ってた

・・・・・・初めて「シXXXX」を訪れたときは
感じのいい 重いタッチのジャズ・ピアノが鳴っていた
僕はブラインドのままジャケットも見ずに
「ソニー・クラークみたいなピアノだなぁ」
と言った

当たった  ほんとに

一緒にいた先輩もびっくりしてたな

だてにジャズを聴いてたんじゃないと自分で自分に酔いしれる
酔っ払いのナルシスト・・・・

「ソニー・クラーク・トリオ」というブルーノートのアルバムだった


ソニー・クラーク・トリオ
ソニー・クラーク ポール・チェンバース フィリー・ジョー・ジョーンズ / 東芝EMI






マレーシアに駐在していた頃
一時帰国でも この店に顔を出したことがある
その時 酔っ払った僕は
カウンターの向こうの方にいた紳士然とした客と
金子光晴について激論を交わし始めたっけね
(後でその人は自分のことを、金子光晴全集の仕事を終えたばかりの、新潮社だか中央公論だか どこだかの編集者だと言っていた  知るかよ そんなこと)

金子光晴の「マレー蘭印紀行」で描かれたバトパハなんか
こっちは仕事で何度も行っている

「ほう、今時の若いやつが 金子光晴を知ってるとはな」 だってさ

おいおい 僕は 「今時の若いやつ」じゃないつもりなんだけどな・・・・・・
(当時僕はとっくに30を超えていた)


それにしても 今回 7~8年ふりに足を踏み入れた新宿ゴールデン街

「シXXXX」ではまだジャズを響かせていた

「シXXXX」以外の店にも
何軒か入ってみた
いろんな面白い人の 面白い話を聞いた
自分も話した

 美大出身の雇われ美人スタッフ 
 理工系大学生の男子アルバイト(坂上忍に似てたナイスガイ)
 人生経験たっぷりのママ
 松任谷由美ではなく荒井由美時代の曲が好きだと語る若いオンナ
 広告代理店かテレビ局勤務風のオトコ

ディープな空間だった

飲んだくれた
酔った 
したたかに 酔った
時間を忘れて


気がついたら・・・・

いつの間にか僕は自宅の近所のソウル・バーにいて
そこに「アイツ」を呼び出し
クダをまき 甘え 世話をかけていたようだ
「アイツ」はとても優しかった   酔いどれの全てを受け止めた

本当に「アイツ」がそばにいたのか 今となっては不思議に思うほど
なんだかリアリティのない夢を見ているみたいだった

明け方まで 「アイツ」と酒を飲んだ
飲んだくれ
酔いどれ

夢・・・・?  やっぱり 夢だったのかも知れないな 

・・・・・ そして 朝帰り 

深夜から降り始めた雨が
朝になっても まだ 降ってた

携帯用の傘は折れ曲がり  用をなさない
僕の汚らわしい部分を洗い流してもらうかのように
雨に濡れながら 歩いた

さむ

不良だ  僕は 
不良だね  

吉田拓郎の 「いつか夜の雨が」 が
頭の中でぐるぐる回ってた

いつか夜の雨が
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by y_natsume1 | 2005-02-19 15:37 | 酒×酒

緑の雨に 濡れて行け


緑の色と 雨が好きだ
 春雨 梅雨 秋雨・・・・
 通り雨 霧雨 夕立・・・・
陳腐な言葉に聞こえるだろうか?
たとえそうだとしても 仕方がないか
僕の好きな日本語だもの
かといって自分には 
そういった表現以外には 何も見出せないでいるのだからね

雨が 好きだ
日本の季節の変わり目ごとの雨も
東南アジアの小一時間ほどの激しいスコールも
UKブライトンの小雨も
好きだ

でも 一番好きな雨は
日本の 初夏の夕方に降る 雨だ

理由?
どうしてだろうな
ただ 好きなんだ
とても
好きなんだ

たぶん 子供の頃に
雨が上がった後の
アスファルトや 緑の葉っぱの色が
生き生きと 感じられたからじゃないかな

たった それだけのことだ
たぶんね


嫌いじゃないよ
悪くない 
「雨」っていう言葉の響きさえ 心地いい


僕が傘をさすのは いつになるだろう
でも それは決して 今じゃない
真冬の 今じゃない
そう 真冬の 今じゃないさ

汚物を 洗い流すように
雨が降ればいい 
汚物を洗い流すようにさ
雨が降ればいいな

いろんなタイプの雨が 好きだけど
僕が 今 望んでいるのは
僕が 今 欲しているのは
それは真冬でも 秋でもない
もうすぐ真夏になろうかという
微妙な 初夏の頃の 
夕方の 短いひとときの
緑の 雨なんだ

汚物にまみれた自分を雨にさらし
雨に濡れても
あの匂いと
時間と
空間と
緑の色を
感じていたいんだ

緑の雨に濡れて 行きたいんだ

・・・・その頃 
もうすぐ真夏になろうかという頃
あなたは どこで どうしているのだろうね

僕のところでは
雨、 雨、 雨、
雨が
雨が 降るよ

あなたのところでは 雨は 降るんだろうか
そして あなたのそばでは
いくつもの紫陽花と 杉の木々が あるというのだろうか
その頃 あなたのいるところで
雨は・・・・

雨は降っているのかい?
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by y_natsume1 | 2005-02-15 01:50 | Back Street Days

ソウル・バーの夜 (1) ~ペニーレーンでバーボン~


2005年2月12日土曜。 

子供たちを寝かしつけた後の深夜に、いつもの近所のソウル・バーに、いつものように一人で足を踏み入れた。

この夜はかなり混んでいた。

ほぼ満員状態。  この曜日でこの時間帯では、ちょっと珍しい。

初めて訪れたらしい女性の3人組が、
「こっちの窓際の席、首都高が見えるのね、キレイねぇ」
などと言い合っているのが聞こえる。
  (「午前2時 首都高3号渋谷線」 /カテゴリ:「酒×酒」 を参照)

あっちの男性二人組はホントの音楽業界関係者らしく、日本の昔の某バンド「オXXXス」の裏話を大声で語ってる。


今月は一人でやってるマスターに、
「オレ、手伝いましょうか?」
と声をかけた。

だけど、素人が偉そうにそんなこと言っちゃいかんと思って、慌てて
「いや、客だし、やっぱ おとなしくしてます・・・」
と一人フォローを入れた。

ニヤリとするマスター。

ここでは、さすがにロックやクラッシックはかからないけれど、ソウル・ミュージック以外にもジャズやいろんなタイプのイケテル音楽がかかる。 マスターの選曲センスは本当にすごい。 そして音響が良いから、とてもカッコよく聴こえるんだ。

この日の夜も、いつものソウル以外に、ハサウェイの「I just wanna stop」や、ケアリー・レイシェルのハワイアン・バラッド、マイケル・ブレッカーのジャズまでかかってた。

(僕):「あれ、今かかってるサックス、コルトレーン? コルトレーンみたく聴こえるけど・・・」

(店主):「違うよ、マイケル・ブレッカー」

(僕):「ちっ!間違ったか。でもさ、筋のいい間違いだよね。もともとマイケル・ブレッカーはコルトレーン派なんだもん。似てて当然だよぉ」

(店主):「確かにね(笑)。あ、それでさ、夏目さん、こっちのCDさぁ・・・・」

忙しいくせに、僕には絶妙のタイミングで話しかけてくるマスター。

「癒し」の達人だな。


・・・・・この店での何気ない会話や酒や音楽やタバコが、
僕の何かを癒してくれることがある。

具体的にどんな悩みや問題があるのか直接話さなくても、音楽や、その時々の会話が間接的に癒してくれるような、そんな空間なんだ。


   生きていると いろんなことがあるよ

   いいことだけじゃなく 悪いことも

   アホらしいことも 

   納得できないことも

   割り切れないことも

   悲しいことも

   辛いことも

   生きていれば いろんな嫌なことがおこる

   それでも しっかり生きていかなきゃね

   いろんなことがおこるのは 生きていればこそ

   喜んだり 怒ったり 悩んだり 悲しんだり 楽しんだりするために

   生かされているってことかな



日付は・・・・日付はとっくに「明日」に変わっていた。

午前3時。

酔った。

生ビール3杯、ぺルノーのソーダ割り3杯、バーボンのロックはダブルで2杯。
マルボロ・ライトを1箱。

酔った。  狂った。

「明日」っていっても、まだ自分には届いていない日付変更線だと一人で毒づきながら、僕はそろりと自宅に引き上げた・・・・。

ソウル・バーではかかるはずもない曲・・・・・
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by y_natsume1 | 2005-02-13 17:57 | 酒×酒

お気に入りロック名盤 (8) 「Quadrophenia」(1973)/The Who 

四重人格
ザ・フー / ユニバーサルインターナショナル




「Quadrophenia」(1973)/The Who 

モッズの教祖的バンドだったザ・フー。この2枚組コンセプト・アルバムは、精神分裂症に陥る「ジミー」を主人公に、モッズの聖地ともいうべきブライトンを舞台にしたモッズ対ロッカーズの抗争や、ジミーの疎外感と精神崩壊の物語を、一種のロック・オペラのように描いていく――。

ジミーの4つの異なる人格は、それぞれ4つのテーマ曲で表現されている。

「Helpless Dancer」
「Is It Me ?」
「Bell Boy」
「Love Reign O’er Me」


そしてこのアルバムは、映画「さらば青春の光」(1979年)の原作としても有名だ。


さらば青春の光
/ ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン




僕は16歳の頃(1981年)、映画の舞台&ロケ地になったUK南部の海岸の街、ブライトンにいたことがある。当時はザ・フーの名前ぐらいは知っていたけど、聴いたことはなかったし、「四重人格」も知らなかった。当時のブライトンの路地裏の壁には、よく「The Who」とペンキで落書きされていたところがいくつもあったけど、今思うと当然だったんだね。

その頃のエピソードのいくつかは、僕のBlog記事だと
「さらば青春の光」(カテゴリ:過去の映画評「さ」)
だとか、
「お気に入りロック名盤(2)The River(1980)/ Bruce Springsteen」(カテゴリ:Music Bang Bang)
などに書いている。

16歳の僕は、ブライトンでいろんな意味で大人になった(と思いたい)。そして20歳を何年か過ぎた頃、ブライトンを舞台にした映画があるというので、懐かしくなってビデオで観たのが「さらば青春の光」(1979年)。それでザ・フーを遅まきながら聴くようになった。

このアルバムの「Doctor Jimmy」や「Love Reign O’er Me」なんかは特に大好きな曲だ。海岸で聴くとブライトンの小石だらけのビーチやピアを思い出す。そして自分が生まれ育った瀬戸内の砂浜もね。

「Doctor Jimmy」で歌われている「ドクター・ジミー」と「ミスター・ジム」は、明らかに「ジキル博士とハイド氏」の二重人格設定をモチーフにしていると思う。

「Love Reign O’er Me」はザ・フーのライブでは必ずといっていいほど、ラストに演奏されるそうだ。この曲の歌詞にはとても印象的でクールなフレーズがある・・・・

♪ The way the beach is kissed by the sea ♪

     (浜辺が海にキスされるように・・・・)

   なんてステキなフレーズなんだろうと思った・・・・・。


―― このアルバムは、自分にとって強烈だった「16歳@UK」を規定する、特にお気に入りの作品なんだ。
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by y_natsume1 | 2005-02-11 22:13 | Music Bang Bang




夏目芳雄の東南アジア・映画・ジャズ・酒などに関するよもやま話です。
by y_natsume1
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