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カテゴリ:鎌倉湘南Seaside( 35 )

京の女に言ふ (2) 改訂版

2008年2月8日(金) 夜。

Chinese New Yearのお祝いと称して
鎌倉の山の中にある、某居酒屋へ。

この辺りは星がとてもよく見える。
けれど月は見えない。 どうして? 新月だっけ?
(そうだ、2月7日は旧正月の元旦なんだから、当然新月で見えないんだ。)

カウンター席の端っこ。

高知の地酒、南を常温で (南を置いてあるとは珍しい店だ)。

ぶわぶわ(あげと卵を甘く煮たもの)、
タラの芽の天ぷら、
奈良の濁り酒、どぶを燗で。

店主からブラックデビルというタバコを1本頂く。 
甘く、 香ばしい匂い。

テレビ局勤務らしい3人組(男1、女2)の客。
大船、逗子あたりの地元民とのこと。


彼女らは僕にときおり話しかけてくれる。

(男1人で寂しそうとでも思ってくれたのか。僕なりに1人を楽しんではいたが。)

そして僕のタラの芽の天ぷらを見て、美味しそうと言う。
おすそわけする。

お礼にと、カワハギをすすめられる。 
タコの柚子じめも。

うまい。 日本酒に合う。

彼女らは、
1人客は僕以外にもう1人いるのに、
僕の方に興味を持ってくれたのか。

考えすぎだな。
単に席がすぐ隣だっただけのことだろう。

女性は2人ともとても魅力的だ。
もちろん性的な意味で。

(あとで2人とも年齢が40代だと聞いて驚く。 1人は20代、もう1人は30代かと本気で思ってた。 居酒屋の照明のほの暗さはこういうことも引き起こす。)

男性の方はこの居酒屋に10年ぐらい通っているという礼儀正しい40歳。

4人でテーブル席に移動してまで飲んでしまう。

いかんなぁ、このノリの良さ。
ひとしきり盛り上がる(たぶん)。

店内ではアン・サリーのジャズが流れている。


・・・・・・ 気がついたら、

居酒屋を出て
僕は1人鎌倉の暗い山の中を さまよい歩いている。

ものすごく、寒い。

旧暦の新年を祝うには、少々ヤボだろうか。
オンナっ気もなく、都心の華やかさもなく。

いや、いいんだ。 これで。
鎌倉で飲んだくれてる方が、僕らしいというもの。

頭にはロードムービーが浮かぶ。

ヴィム・ヴェンダースの「アメリカ、家族のいる風景」
(地味だし、最低の日本語タイトルだが、内容は本当に最高だ)。

「EUREKA」(日本では珍しいロードムービーの秀作)
「パリ、テキサス」
「ダウン・バイ・ロー」
「バッファロー’66」 ・・・・・・。

これらに共通するのは、実はロードムービーという形式だけじゃなくて、
「荒涼とした」風景そのものなのだ。

ジャック・ケルアックは「荒涼天使たち」で的確にその本質を突いている。



・・・・・・ たぶん1時間以上も歩いたろうか。

たどり着いた先は、

なぜかよく行く由比ヶ浜の「お酒の神様」という名のバー。
体が覚えていたのか。

真っ暗で、目の前にあるはずの海は見えないが 
波の音は聴こえる。

午前5時?

マスターにレゲエのCDのお礼を言う。

ペルノーのソーダ割り。

まだ飲むのか? そうさ、だって、バーだもん。


無意識に(意識的に無意識に)ロートレックの画集を出す。

(いや、現実には出していないのかもしれないが、
頭の中ではロートレックが回っていたのだ。)

前夜、六本木の展覧会に行ってきたばかりだったから
鞄に入っていたのだろう。


ロートレックは素晴らしい。

展覧会でのロートレックの略歴では
梅毒とアルコール中毒に悩まされ・・・・ とある。

そうに違いはないのだろうが、
アル中はどうだか。
そりゃアブサンの飲みすぎには違いないだろうけど。

単なるアル中っていうより、薬物作用だろ。

ニガヨモギの成分が、脳に悪い影響を与えるのか。

19世紀末から20世紀初頭のパリの芸術家たちは
皆、揃いも揃ってこの酒に狂っていた。

詩人ランボーしかり、画家ゴッホしかり、ドガしかり。

やがて禁止になったアブサンの代用品として
ペルノーが好まれるようになる。

僕は狂ってしまいたくて、いつもペルノーを飲むのか?

だったら素直に(このバーにある)再発アブサンを飲めばいいのに。

ペルノーが好きなのだ。
ペルノーを飲むヘンリー・ミラーも好きなのだ。



ジャズを聴こう。
ジャズはどこだ。

チャーリー・パーカーの、うるさいほどのアルト・サックスがいい。

1940年代のパーカーは
2008年の鎌倉をも征服できる。


ゴロワーズを吸いながら、

夜が明ければ、この日は特別な日になるのだと、思う。
「あの人」の、72回目の、特別な日。

そして僕は鎌倉なら、さまよい歩いてもいいと思ってしまう。
ゴロワーズとペルノーさえあればね。


僕は由比ヶ浜の海を見ないまま、
いや、すぐ目の前にあるのだけど、
泥酔した僕は視覚的に認識できないまま、
朝のバーを出る。

普通、朝まで飲んでるような不良なら
近くに”オンナ”でもいて、
その家に寄るのだろうけれど、
僕にそんな女性はいない。

(逆かな。 親しい女性がいれば朝までなんか飲みはしないだろう。)

・・・・・ 腹が、減った。

ねぇ、オネエさん、僕に何か食わしてくれよ。
オパールとジャズとゴロワーズとペルノーを忘れさせるほどの、
食い物をさ。


ねぇ、オネエさん。


僕は1963年の、あの女性に向かって、
携帯電話をかけようとしていた。

今はもう、この世(夜)に存在しない、あの女性に向かって。


♪ テーマ曲 「星影の小径」 by アン・サリー♪
     アルバム「ムーンダンス」より




後日談:


この鎌倉山ん中さまよい事件は、
(フィクションではなく実話なだけに)
今思うと結構やばかったような気がする。

足腰の痛さからすると1時間どころじゃなくて
3~4時間ぐらい歩いてたような気がするし、
タクシーは全然つかまらなかったし、

ものすごい寒さで、
由比ヶ浜のバーにたどり着いた時は、
(僕のいつもの風邪の前兆でもある)喉の痛みがちょっと出てきて、
体もガタガタ震えていたほど。

だって翌日(2月9日土曜)には
関東地方に雪が積もったほどだったんだからね。

一歩間違えれば(文字通り歩く方向が違っていれば)、シャレにならんことに。

そいでもって風邪も引きかけた。 今は大丈夫だけど。

いかんねぇ、酔いどれは。

トム・ウェイツだってチャールズ・ブコウスキーだって、
みんな酔いどれじゃないかと 言ってみても、

お前(夏目)は詩人でもアーティストでもないだろ、普通の会社員だろ、
と言われてその通り。

酩酊状態のくせに翌朝8時半ごろには
電車とバスを乗り継いで都内世田谷の自宅まで帰還できている
というありがたい展開。 

おそらく、居眠りで乗り過ごすこともなく、1時間半ほどで到着した模様。

失くしたものは片方の手袋のみ。
財布の中身も鞄も無事だった。

43歳にもなって自慢できることじゃないけど・・・。

誰かに守られてるんだろうか。

ちなみにタイトルは「きょうの メニュー」と読む。



関連記事:
「鎌倉の後 にっかつロマンポルノ名作集」
「京の女に言ふ」
「ゆる~いレゲエを鎌倉で」
「由比ヶ浜に 酒の神 在り」
「Blue Train」

a happy new rat year to ya!
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by y_natsume1 | 2013-11-20 21:51 | 鎌倉湘南Seaside

いつのまにか雨は上がっていた

2009年6月6日(土) 午後。

雨の中、

鎌倉 由比ヶ浜の某カフェへ。

今回は電車で。

以前この近くにあった「お酒の神様」というバーの元マスターが、

今はこの某カフェの店長さんをやっている。

それがわかって、彼の作るカクテルを飲みに やってきた。

久しぶりに再会。

めでたい。

ファンとしての願いは叶い、現実となった。

海側を背にしてカウンター席に座り、

ジントニック、そして
マスターのいつもの青いオリジナルカクテルを。

約3週間ぶりのアルコールたちが体に入っていく。


ビートルズのサージェントペパーズロンリーハーツクラブバンドが

心地良い音量で
BOSEのスピーカーから流れてくる。


時々横向きになりながら
後ろにある海を見つめる。

鉛色の海、結構好きだったりする。

小降りの雨も、わりと好きだったりする。

イギリスを思い出すからだろうかね。


海の方を見るということは、
開け放たれた入口の方を店内から見るということでもある。

そのシーンは、

まるでホウ・シャオシェン監督の
映画 「百年恋歌」 の
ビリヤード店の出入り口のシーンにそっくりな構図と光の加減だ。

僕の網膜に映っている今この瞬間のこの映像と、
明るさの程度は、なんてステキなんだろう。


お店の隅の席ではメガネをかけた超有名俳優さんが
読書をしている。


僕はふとカウンターの上の方へ視線を向ける。

さりげなく棚の端っこに
ゴロワーズのパッケージが置かれている。

手にとって見る。

昔のデザインのヤツ。

サインがある。

ん?

マスターが教えてくれる。

「あぁ、それムッシュかまやつさんのサインですよ」

この日、僕はゴロワーズではなく、マルボロライトメンソールだった。


お酒はまだまだ続く。

由比ヶ浜という空間では時間の流れるスピード感が、
都内とは全然違うから。

時間を忘れて飲みたくなる空間なのだ。

ペルノー2杯、いや3杯だっけ、そしてビールをジョッキで2杯。


ヘンリー・ミラーの、

人間には時間よりも空間が必要なのだ、
(「北回帰線」のラスト)

というフレーズが説得力を伴って頭に浮かぶ。

*************************

そうだ、

今すぐ はるか彼方の異空間に瞬間移動しよう。

その異空間に居る月子さん(仮名)に
キスをしたい。

お互いの舌を吸いあう、濃厚なキスを。

月子さんは僕の舌と唾液をいとおしく吸い続けてくれることだろう。

そしてそれにも飽き足らず、
月子さんは僕の股間に顔をうずめ、
喉の奥深くまで僕自身をくわえ込むだろう。

僕が果てるまで
快感と興奮の頂点で僕自身の命を発射するまで

その官能の行為はずっと続くことだろう――。

*************************

酔っ払っている。

妄想だ。

いい感じの、酔っ払いの午後だ。

精神の起伏が激しい今の僕には、

女性を性的に妄想することさえ、健全で良い兆しなのだ。

昼間の酒は 心に良い。

*************************

別の妄想がもう一つ続く。

ブラジルだかバリ島だかにいるような光景。

なぜか砂浜で地元の、褐色の肌をした仲間たちと、
酒を飲み、歌い、祈り、踊っている。

ときに僕は褐色の女性とセックスをする。

けれど僕は一人身で生活しているようなのだ。

やがて聖ザビエルのようなヒゲを生やし聖なる衣装をまとった僕は、
ブラジルかどこかの教会で
仲間たちの悩みを真摯に聞いている。

僕の体は まるで Conduit(導管)か半導体のように
彼らの悩みや問題を吸収してあげ、浄化したあと通り抜けさせていく。

僕のさだめは、セックスを大いに肯定する聖職者なのか。

誰かがつぶやく――。

     今は1960年5月なのだ、と――。

*************************

・・・・・ いつのまにかお店の音楽は

        けだるいレゲエに変わっている。

いいな、このレゲエ。

僕はいったいどこを、さ迷っているのだろう。

どの空間を。

時代など関係ない。

僕が生まれる前の、1960年であろうと、
2009年であろうと、
2046年であろうと、
どうでもいい。

どこにいるのか が問題なのだ。

空間だ。

ウォン・カーウァイ監督の3つの映画。

「欲望の翼」 (1960年代の香港、フィリピン)
「花様年華」 (1962年の香港、上海、シンガポール) 
「2046」   (1960年代の香港、2046年を舞台にした小説) 

どの作品も大好きだ。

時間軸も大事だけど、
それよりも空間の視点で思考していたい。

*************************


僕にとっては、
少なくとも鎌倉あたりの空間とは
相性がいいのかもしれない。


マスターはいつも
時間の概念など取っ払った
味わい深い、良い空間を提供してくれる。

それはこの日も変わらない。

マスター、ありがとうございます。


僕のコンディションは一進一退。
心が風邪を引いている感じ。
少しずつ、少しずつ、だな。



―― お店を出たら、もう雨は上がっていた。

R134沿いを 

曇り空と海を見ながら 

ゆっくり  

歩く。

♪ テーマ曲 「ゴロワーズを吸ったことがあるかい」 by かまやつひろし ♪

関連記事:
「どうしようもないときは雨上がりの鎌倉に行けばいい」
「早朝の鎌倉光明寺 ~キミはショッカーを見たか?~」
「別れのドライブ 由比ヶ浜 そして真冬の風が吹く」
「由比ヶ浜に 酒の神 在り」
「京の女に言ふ (2)」
「映画 百年恋歌」
「映画 「花様年華」(2000) ~チャイナドレスにため息を~」
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by y_natsume1 | 2009-06-07 11:17 | 鎌倉湘南Seaside

どうしようもないときは雨上がりの鎌倉に行けばいい

2009年5月30日(土) 午後。

いつものように材木座の光明寺を参拝した後、

由比ヶ浜の某カフェに。

窓を開け放った窓際の席。


雨上がりのR134と鉛色のビーチが目の前にある。

海からの、 風も空気も波音も、

今の僕には 「体にいい」。


体つきはスリムなのに胸だけはやたら大きい、
きれいなアルバイトのオネエさんにオーダーを。

車で来ているからノン・アルコールのトニック・ソーダ。

マルボロ・ライト・メンソール。

トニック・ソーダがジン・トニックに思えてくる。

幻覚、どうしようもない精神状態・・・・・

そもそも退廃的に狂いたくて数年前から飲んでいたお酒、

アブサンの代用品、ペルノーの飲みすぎなんだろうか。

それが現実になった?

まさかね。

僕は19世紀のパリの芸術家たちに憧れていただけだったのに。

デカダンス。 タナトス。



―― 僕は雨上がりの雰囲気が好きだ。

特に、曇りや

雨が止んだ直後の海岸に違和感がないのは、

僕の、

16歳@UKブライトン (小石だらけの海岸の街)

の印象が強烈だったからだろうか。

むしろ曇りや小雨ぐらいの方が、

空気の匂いや風の具合や湿気がちょうどいい感じで

ホッとすることがある――。


***************


―― 会社に行く平日は朝食をとらない。

独身1人暮らしの頃からの習慣だ。

けれど土日の休みの朝は、なぜか自然と食欲がわき、

何かを口にする。


僕の「今の」平日の仕事は、

あるスピリチュアルカウンセラーに言わせれば、

まるで毎日牢獄での「おつとめ」(拷問)に赴くがごとくで、

一種の仮死状態なんだ、と。

むしろ仮死状態でいた方がいい、と。

(注: 仮死状態は防御方法の一つらしい。 仮死は生きるという大前提があるからこその、仮の死。 その前提がなければ、仮の死ではなく本当の死になってしまうから。)

食欲もそれほどわかない。

週末の休みだけ、本来の自分に戻る。

村上春樹の小説テーマじゃあるまいし、

まるで「あっちの世界」に行って、

また 「こっちの世界」に戻ってくるみたいに。


・・・・・・・ そうかもしれない。

だとすると、

かなりの時間を、みにくい世界=牢獄 でのおつとめに費やす僕は、

今は週末以外は楽しんで生きていないことになる。


そんなことでいいのか。

いいわけは、ないだろう。


仕事に生きがいを感じ、仕事を楽しんでいる人も、

世の中には大勢いるんだろうが、

今の僕はそうではない。

あのひどい、みにくい世界では、 できない。

そうしたいとも思わない。


「楽しんで生きることは 戦いだ」

と言ったのは村上龍だ (小説「69」あとがき)。

その通りかもしれないけど、

当分、もう戦いなんか、いらない。

充分だ――。


*************


―― 月子さん(仮名)が、

いつの午後だったか明け方だったか深夜だったか忘れたけど、

穏やかな口調で僕につぶやいたような気がする。

牢獄みたいだっていう、その時間帯さぁ、

仮死状態なら成長が止まってるんだろうから、

その分若くいられるんじゃないの(笑)?

いいじゃない、若くいられるんなら。


成長が止まってるんだから、

できないことがあっても

それはそれで当たり前、それもいいじゃないかと

思えばどうなの? ――。


***************

―― 曇り空の由比ヶ浜、 

某カフェの窓際の席で感じる風は

あまり強くなくて、生暖かくもなく冷たくもなく、

とても気持いい。


胃痛でお酒を飲めないぶん、

タバコの本数、ちょっと増えた。

そもそもどちらも体には悪いけど、それはそれでいいのだ。


3時間、都内の自宅で虚無的にDVDを眺めるより、

同じ3時間でも、

高速を飛ばして車で往復2時間、
鎌倉という空間で正味1時間だけでも過ごす方が、

僕の体には、いい。

どうしようもないときは、

どうしようもないなりに、

空間を移動すること。


人間には、時間よりも空間が必要なのだ――。

(ヘンリー・ミラー 「北回帰線」 のラストより)

♪ テーマ曲 「I Will Remember You」 by Solas ♪


***************

<追記>

「仮死状態」 「成長する、しない」 「鎌倉 由比ヶ浜」
というキーワードで頭をよぎるのは・・・・・。

冬が好きなわけではないけれど、

目の前の空間が、
早く 「冬の由比ヶ浜」 になればいいのにと思う。

映画 「男と女」 で、ジャン=ルイ・トランティニヤンが
小さな息子を乗せて赤いオープンカーで
冬のドーヴィルの海岸を飛ばすシーンがある。

以前、それを真似て、
王子を乗せて黄色い車で冬の由比ヶ浜までドライブしたことがある。

「別れのドライブ 由比ヶ浜 そして真冬の風が吹く」

それを、またやってみたい。 

王子が、大きくなってしまわないうちに。

成長して欲しい気持ちとは裏腹に。

ペルノーを、いや、ビールかシェリーか赤ワインでもいい、飲みたい。

― Ciao ―
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by y_natsume1 | 2009-05-31 12:52 | 鎌倉湘南Seaside

早朝の鎌倉光明寺 ~キミはショッカーを見たか?~

2009年5月23日(土) 早朝。

車で鎌倉の光明寺へ。

都内の家を出てから第三京浜、横浜横須賀道路を経て
約50分で渚橋辺りまで着いてしまう。

朝が早いと得した気分。

メンタル不調に加えて胃も痛い。 

仕方なく金曜夜でもお酒を控える。

そのかわり土曜の朝、4時か5時くらいに早起きする。

そして車で鎌倉のお寺(それも大抵はお気に入りの光明寺)に来る。

そういうことが最近はわりと多くなった。


・・・・・・ いつものように、光明寺の山門そばの駐車場に車を停める。

車を降りたらすぐに、
お香の良い匂いが辺り一面に立ち込めているのが感じられる。

ちょうど朝のお勤めの後なのだろう。

週末とはいえさすがにまだ朝の6時台。

もともと主要な観光ルートから外れていて、
冬場だけでなく春や夏でも普段から観光客の少ない光明寺だけど
(だから穴場でいいんだけど)、

この時間帯ではさらに人がいない。

ほんの2~3人、
地元の人たちが犬を連れて散歩がてらお参りにきているぐらい。

静かでいい。

山門から本堂に進む。


ここの山門が好きだ。

そして、この寺の本堂の構えや畳が好きだ。

理由は特にないけど。

落ち着く。

拝んだ後、しばし本堂の中の畳に座り、
瞑想にふける。

誰もいない。

お香の、とても いい 匂い。

気持が安らぐ。


・・・・・ 立ち上がり、

うしろを振り返ると、

あの時と同じように、いにしえに向かって走り去っていくような

山門への道が伸びている。

異次元のどこかにタイムスリップしそう。


歩いて山門を出て、

まだまっすぐ、

観光客にはあまりわからないような、
車も通れないような目立たない小道をそのまま進む。


すぐに海が開ける。

材木座海岸だ。

寺のすぐそばに海岸があるなんて、
一見、想像もつかない周りの光景なのだけど、実は近くなのだ。


サーファーがちらほら。
犬を連れたカップルや家族連れも。

ぼーっと海をみつめて、波の音を聴く。

視線をもっと西側に向ければ、
そこは由比ヶ浜のあたりだろうか。

あのバーの、イケメンのマスターは
今頃どうしているだろう

また会いたいなぁ。

僕は、今ほどじゃないけど、
やはりどうしようもない時期があって
その際そこのマスターにはお世話になった――。


・・・・・ 前回光明寺に車で来たときは
あまり気分はすぐれないままだった。

自分の好きな空間だからといって
常に気分転換できるとは限らない。

ただ、
今回はとても良い感じ。

少しずつ、少しずつ。


帰ったら、コーヒーに炒り卵とトーストの朝ご飯が欲しい。

まるで独身の1人暮らしみたいだな。


関係ないけど、もうすぐ公開予定の仮面ライダーの映画で、
死神博士と地獄大使が30数年ぶりに復活するらしい。

懐かしい。

死神博士は石橋蓮司、地獄大使は大杉漣だとか(笑)。

楽しみ。

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♪ テーマ曲 「材木座海岸」 by 妹尾武 ♪
♪ テーマ曲 「ブラックサンドビーチ」 by 加山雄三 ♪
♪ テーマ曲 「With Tomorrow」 by Neal Casal ♪
♪ テーマ曲 「Jack and Diane」 by John Couger Mellencamp ♪
♪ テーマ曲 「Siren」 by doa ♪

関連記事:

「材木座 そこに海あり 命も果てず」
「光明寺の調べが 材木座の海に 届くころ」
「十六夜の月 於鎌倉」
「由比ヶ浜に 酒の神 在り」
「京の女に言ふ (2)」
「別れのドライブ 由比ヶ浜 そして真冬の風が吹く」

(注) 材木座の名称のいわれ:

(Wikipediaより引用)
名称は鎌倉時代に鎌倉七座(米座、相物座、博労座、炭座、材木座、絹座、千朶積座)という商工組合があり、これに由来する。江戸時代には材木座村と内陸側の乱橋(みだればし)村に分かれていたが、のちに合併して大字「乱橋材木座」となり、これが住居表示に伴い材木座一丁目-六丁目となった。
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by y_natsume1 | 2009-05-23 10:54 | 鎌倉湘南Seaside

別れのドライブ 由比ヶ浜 そして真冬の風が吹く

2009年1月25日(日) 朝。

前回と逆に、今度は僕のたっての希望で、
王子(幼稚園6歳、体つきは大きく小学2、3年生と間違えられることもしばしば)と2人、
葉山、鎌倉の海岸方面へドライブ。

もうすぐ、6年以上お世話になった、
この黄色い車に別れを告げる。

だから、最後(になるだろう今回)のドライブに
王子を連れて鎌倉の海にどうしても来たかったのだ。


都内の自宅から第三京浜、横浜横須賀道路を経て、
1時間ちょっとで逗子、そして葉山に着く。

車で葉山・鎌倉まで来るのは2~3年ぶり。
(いつもは電車で来て酒を飲んでいるから。)

車中で最初は小田和正や加山雄三、
「76.1 InterFM Weekend Cruise」などをかけていたけれど、

助手席に座る王子の希望で結局、
ウルトラマンの主題歌シリーズに。

仕方あるまい。



葉山マリーナを通り過ぎる頃、
少々冬の海に否定的だった王子も興奮気味に。

渚橋を渡っているとその左側に、陽に輝く海と、
空気が澄んでいるからかキレイな富士山がくっきりと、 見える。

海と富士山、 なんて美しいんだろう。


渚橋を渡る前か、渡った後だったか、その辺りで王子が突然、
なかなかのセリフを発する。

「ね、音楽止めて!」

「え?」

「窓も開けて」

「いいよ、いいけど、どした?」

「波の音が聞こえないもん。 窓開けないと、海の匂い、しないから・・・・」

「あぁ・・・・ そうか。 そうだな」


ときどき、彼は、
当たり前といえば当たり前だけど、

感性のするどいことを言う。

音楽を止め、窓を開け、
車のエンジン音以外は特に音は聴こえない空間で、

波の音を楽しむ。

富士山の美しさを、めでる。

穏やかな、午前中の冬の海。

逗子のトンネルを抜け、
材木座海岸をゆったりと走る。



・・・・・ 由比ヶ浜の地下駐車場に車を入れ、

海岸で遊ぶ。


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風が強く、冷たい。

王子は、 走る。

そして貝殻を取る。

興奮している。 

大声で笑う。

僕は時々ぼーっと海を眺める。

2人は、駆ける。

止まる。

波打ち際を微妙に歩き、また走る。

2人でコンクリートの階段に座って
持参したポットの暖かいお茶を飲み、
お菓子をボリボリと食べる。

海の方角を指しては、あの辺りの空にいつも月がきれいに見えるとか、
後ろのR134沿いにあるあのカフェとあのバーはパパがよく利用するとか、
由比ヶ浜の昔の由来や鎌倉幕府の話、
そんなことを大人の友人に接するように、王子に話す。

(僕は王子を普段、場面によっては子供扱いしない(できない)でいるけれど、
    それがホントは良いのか悪いのか・・・・悩むなぁ )


浜辺では意外に人が大勢いる。

「誰もいない冬の海」 みたいな世界とは違って、

今の時代は今日みたいに天気がよければ、
犬を散歩させている人もいるし、
冬場でもボードセーリングやサーフィンの人たちで結構賑わっているんだな。


昔のフランス映画の、
「男と女」みたいな、

誰もいない冬の海のイメージは
決して嫌いじゃないんだけど。



ふと、何かを感じて、
由比ヶ浜の海岸からR134方面を見てすぐ目の前にあるビルの3階、
何度もお世話になっている 「お酒の神様」 という名の
オーシャンビューのバーに行ってみる。

なぜだか行ってみたくなった。

土日なら昼ごろにはお店を開けるはずだけど、
まだ開いてないことは分かっているのに、
なぜだか無性に行った方が良いような「気」がして・・・・・。



 ・・・・・・・ 違う。

お店の名前が。

窓ガラスから見える中の配置や家具類が。

同じビルの1階のカフェの前で掃除をしている
キレイなオネエさんに聞いてみる。

「あの、3階にあったXXXXというバーはどうなったんでしょうか?」

「あぁ・・・・ こないだ、閉めちゃったんですよ・・・・ 突然・・・、でしたねぇ・・・・」

「そうですか・・・・」


正直、驚いた。 

そして、複雑な気持になる。

自分の黄色い車のお別れドライブでやってきた海辺で、
馴染みのバーがなくなっていたなんて。


いつもお世話になっている和風小料理屋さんにも
もしや開いていたらと、久しぶりにご挨拶しようと行ってみたが、
やはりこの時間帯はまだ閉まっていて叶わず。


なんだか、そういう日なのかな。


王子は途中歩き疲れてぐずっていたのに、
六地蔵の近くで江ノ電が通ったのを観れて嬉しそう。



僕たちは由比ヶ浜の地下駐車場から車を出し、

R134のちょっとした朝の渋滞を、再び逗子方面へ。

渋滞といってもそれほど極端にひどくなくて、
かえって海をゆっくり眺め、楽しむことができる。

ここでも音楽を止め、 車の窓を、 開ける。

相変わらず冬の、いや、海辺の風は冷たいけれど、
空はどこまでも青く、陽射しは穏やかで暖かい。

海、   みなもが キラキラ 光っている。


逗子インターから横浜横須賀道路に乗って東京方面に帰ろう。

鎌倉で酒も飲まずに帰るのは珍しい。

今回は車だから仕方がない。

走りながら車中でオニギリを2人でほおばる。

王子は3個、僕は1個。

彼はよく食べる。

ちょっとした遠足みたいだな。


たった2時間、
幼稚園児の王子と、
動物園などもない、(江ノ島の水族館はたいていはパスする)
単なる海辺に行っただけなんだけど、

不思議な時間と空間を過ごせた気がする。


あの、今はもう存在しない「お酒の神様」という名のバーに感謝しているし、
由比ヶ浜や材木座の海岸にも、
今乗っている車にも、

感謝している。

ありがとう。



「ね、王子、 お酒の神様って、今はどこにいるんだろうね?」

「え? パパ、帰ったらまた飲むつもりぃ(笑)?」

「あぁ、 昨日のワインの残りを、な」

「しょうがないなぁ」


お酒の神様、 探したくなったからさ。

  いつか、どこかで、 また出会えるんだろうけどさ。


♪ テーマ曲 「白い砂の少女」 by 加山雄三 ♪
♪ テーマ曲 「明日 あの海で」 by 小田和正 ♪
♪ テーマ曲 「切ない愛のうたをきかせて」 by 小田和正 ♪
♪ テーマ曲 「夢の花」 by Temiyan ♪

関連記事:
「光明寺の調べが 材木座の海岸に届くころ」
「十六夜の月 於鎌倉」
「ゆる~いレゲエを鎌倉で」
「由比ヶ浜に 酒の神 在り」
「京の女に言ふ (2)」
「冬の日の朝」

「雨の鎌倉高校前駅にて(1)」
「雨の鎌倉高校前駅にて(2)」
「雨の鎌倉高校前駅にて(3)」

(今回の記事タイトルは「七五調」でお読み下さいませ)
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by y_natsume1 | 2009-01-25 17:53 | 鎌倉湘南Seaside

十六夜の月 於鎌倉

2008年7月19日(土) 午後。

久しぶりに鎌倉へ。

材木座海岸。

暑い。

海水浴客が大勢いる。

泳ぎはしないが海岸でぼーっと海を眺める。



・・・・・・・ 八幡宮方面の表通りを歩く。

駅の近く、白いサマージャケットと夏らしいスカートをキチンと着こなした30歳ぐらいのキレイな女性がどこかの店から出てきて日傘をさし、歩いていくのが目にとまる。

周りには観光客や海水浴客などがたくさんいる通りなのに、
なぜかその女性だけが強烈に僕の視界に入ったのだ。

目には見えないけれどオーラでも出ているのだろうか。

冬場の、トレンチコートが似合う女性もいいが、
白いサマージャケットと日傘がこれだけ似合う女性もステキだ。

歩き方がさっそうとしていて、しばし見とれてしまう。
後姿が見えなくなるまでずっと見つめる。



小町通り近くのゴーティに入り、
フォーキーなBGMが流れる中、ペルノーのソーダ割り。 

真っ昼間からのペルノーはうまい。



夕刻、七里ヶ浜の鎌倉プリンスで妹尾武さんのライブ。

この日梅雨明けしたらしい。

夏の海と武さんの繊細なピアノの音色は相性が良いのか、とてもいい雰囲気をかもし出す。

ラフマニノフの曲、美しいなぁ。
(難曲なのに、よくもまぁ、さらりと弾いているように聴こえるものだ。)


ライブにはいつもの飲み仲間や、Hさん親娘、逗子のドクター(ヨットやってて、その容貌から僕は密かにパパヘミングウェイと呼んでいる)、僕の自宅近くのソウルバーでよく見かけるI氏カップル、鎌倉の馴染みの小料理屋のマスターとママさんも来ている。  

休憩時間にご挨拶する。

小料理屋のマスターとママさんに会うのは本当に久しぶりだ。
嬉しい。 


ライブの後、野暮用で某所へ。



用を済ませてから、由比ヶ浜の「お酒の神様」という名のバーへ。

冬場、明け方にこのバーに来てご迷惑をかけたお詫びをマスターに言う。

マスターは俳優の大沢たかおに結構似ていて (よく言われるそうだ)、
とってもハンサムで感じのいい人で、僕はここでいつも本当に癒されている。

モヒート、オリジナルカクテル、クレマン(ラム酒)ストレート、ジントニック。

マスターから、今日は長谷でいつもの写経でもしてきたんですか?とか聞かれて、そういう会話自体が嬉しくなる。 

カウンター席の隅にいた栗山千明風のキレイな女性客が、マスターと時間のことを口にしたとたん、僕は我に帰る。 

あ、そうだ、ここは鎌倉だった、と。 

まるで今の時間が19時なのか、22時なのか、午前3時なのか、深夜零時なのか、意識していなかった(意識したくない)ほどに。 

時間の流れるスピード感がゆるくて、ズレていて、まるで異空間にいるみたいで。
それこそが、このバーの、そして鎌倉全体の良さなのだ。 


そうだ、 帰らなきゃ。



バーを出たら、由比ヶ浜の空に見事な月が出ているのが、 見える。

しかも、ちょっと赤みを帯びた、おぼろ月。

妖しい。

美しい。


思わず江ノ電で帰るのをやめる。
R134沿いをてくてく歩く。

そうなると、今夜は立ち寄れないだろうと思っていた小料理屋へ自然と足が向いてしまう。



店に入ると・・・・・・

いたいた。 知り合いがかなりいる。

逗子のドクター(パパヘミングウェイ)、I氏カップル、
(ここには書けないけど)あの人、この人、
そして当然ながらこのお店のマスターとママさんご夫婦など。

大人数でかなり盛り上がっている。

あれ? 今日は来られないって言ってたのに、 よかったね、来れて、

とか言われて。

野暮用は意外に早く終わりましたし、
十六夜の月が赤くて、あまりにきれいだったから
ちょっとだけでも寄りたくなってしまいました、

と訳の分からない (けれど自分にとってはそれ以外にあり得ないほど正直な) 言い訳を言う。

お月様のことを言ったら、向こうの方で おおっ、なるほどっ 
というちょっとした歓声が起きる。


I氏がこっちおいでよと座敷のテーブル席の隅に席を作ってくれる。
今夜はお客さんが大勢いるのでママさんの代わりにI氏のガールフレンドさんが僕にビールを注いでくれる。


で、席について驚いた。 

I氏の左隣には、あの日傘の女性がいたのだ。

このお店っていうかマスターたちの知り合いだったの?


そうらしい。


素性はここでは書けないが、なんだそうだったのかという今夜の事情と彼女のバックグラウンドを、差し障りのない範囲でマスターたちからちょっとだけお聞きする。

そうだったのか。 だから今夜ここにいるのか。


僕はその日傘の女性に直接、実は今日の午後、小町通りの近くでお見かけして、とても印象に残っていたことを正直に話す。  決してストーカーではないとお断りした上で。


少しの間、日傘の女性とお話させて頂く。

さり気なく「何やってらっしゃる方なんですか?」と聞かれ、
僕の職業とその業界について話す。

ウマが合うというよりも、
おそらく日傘の女性が聞き上手なせいか、楽しい会話となる。


ビール、赤ワイン、またビール。 

なんて楽しい夜なんだろう。


マスターからこの店の斜め向かいに住む、僕のマレーシア駐在時代の友人、S氏夫婦に、ついこの間、赤ちゃん(女の子)が授かったことを聞く。 

彼は周りにもそういうことをあまり積極的に言わないタイプだから、僕もこのときまで知らなかった。 相変わらずだなと思う。

来週はマレーシア駐在仲間の同窓会があるというのに、S氏は来ないらしい。 
出産時期の前後だから避けてたんだろうけど。
アイツらしい。

とにかく、 めでたい。

おめでと。


夜11時半、ほとんどのお客さんは泊まりか地元民なのでまだ盛り上がっているが、僕は横須賀線最終電車に乗ろうと店を出る。


鎌倉に来る度に、僕は仕事のストレスを癒され、暖かい気持になる。
ありがたいことだと思う。


赤い月は、夏の夜の鎌倉を照らしている。

月子さん(仮名)は、今頃どうしているだろう。



赤い月は、  アヤシイね。


♪ テーマ曲 「Everyday」 by 妹尾武 ♪
♪ テーマ曲 「紙飛行機」 by 井上陽水 ♪
♪ テーマ曲 「夏まつり」 by 井上陽水 ♪
♪ テーマ曲 「人生が二度あれば」 by 井上陽水 ♪


関連記事:

「京の女に言ふ (2)」
「ゆる~いレゲエを鎌倉で」
「由比ヶ浜に 酒の神 在り」
「ミュージシャンは旅をする そして僕らも旅に出る」
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by y_natsume1 | 2008-07-20 21:04 | 鎌倉湘南Seaside

京の女に言ふ (2)

2008年2月8日(金) 夜。

Chinese New Yearのお祝いと称して
鎌倉の山の中にある、某居酒屋へ。

この辺りは星がとてもよく見える。
けれど月は見えない。 どうして? 新月だっけ?
(そうだ、2月7日は旧正月の元旦なんだから、当然新月で見えないんだ。)

カウンター席の端っこ。

高知の地酒、南を常温で (南を置いてあるとは珍しい店だ)。

ぶわぶわ(あげと卵を甘く煮たもの)、
タラの芽の天ぷら、
奈良の濁り酒、どぶを燗で。

店主からブラックデビルというタバコを1本頂く。 
甘く、 香ばしい匂い。

テレビ局勤務らしい3人組(男1、女2)の客。
大船、逗子あたりの地元民とのこと。

彼女らは僕にときおり話しかけてくれる。

(男1人で寂しそうとでも思ってくれたのか。僕なりに1人を楽しんではいたが。)

そして僕のタラの芽の天ぷらを見て、美味しそうと言う。
おすそわけする。

お礼にと、カワハギをすすめられる。 
タコの柚子じめも。

うまい。 日本酒に合う。

彼女らは、
1人客は僕以外にもう1人いるのに、
僕の方に興味を持ってくれたのか。

考えすぎだな。
単に席がすぐ隣だっただけのことだろう。

女性は2人ともとても魅力的だ。
もちろん性的な意味で。

(あとで2人とも年齢が40代だと聞いて驚く。 1人は20代、もう1人は30代かと本気で思ってた。 居酒屋の照明のほの暗さはこういうことも引き起こす。)

男性の方はこの居酒屋に10年ぐらい通っているという礼儀正しい40歳。

4人でテーブル席に移動してまで飲んでしまう。

いかんなぁ、このノリの良さ。
ひとしきり盛り上がる(たぶん)。

店内ではアン・サリーのジャズが流れている。


・・・・・・ 気がついたら、

居酒屋を出て
僕は1人鎌倉の暗い山の中を さまよい歩いている。

ものすごく、寒い。

旧暦の新年を祝うには、少々ヤボだろうか。
オンナっ気もなく、都心の華やかさもなく。

いや、いいんだ。 これで。
鎌倉で飲んだくれてる方が、僕らしいというもの。

頭にはロードムービーが浮かぶ。

ヴィム・ヴェンダースの「アメリカ、家族のいる風景」
(地味だし、最低の日本語タイトルだが、内容は本当に最高だ)。

「EUREKA」(日本では珍しいロードムービーの秀作)
「パリ、テキサス」
「ダウン・バイ・ロー」
「バッファロー’66」 ・・・・・・。

これらに共通するのは、実はロードムービーという形式だけじゃなくて、
「荒涼とした」風景そのものなのだ。

ジャック・ケルアックは「荒涼天使たち」で的確にその本質を突いている。



・・・・・・ たぶん1時間以上も歩いたろうか。

たどり着いた先は、

なぜかよく行く由比ヶ浜の「お酒の神様」という名のバー。
体が覚えていたのか。

真っ暗で、目の前にあるはずの海は見えないが 
波の音は聴こえる。

午前5時?

マスターにレゲエのCDのお礼を言う。

ペルノーのソーダ割り。

まだ飲むのか? そうさ、だって、バーだもん。


無意識に(意識的に無意識に)ロートレックの画集を出す。

(いや、現実には出していないのかもしれないが、
頭の中ではロートレックが回っていたのだ。)

前夜、六本木の展覧会に行ってきたばかりだったから
鞄に入っていたのだろう。


ロートレックは素晴らしい。

展覧会でのロートレックの略歴では
梅毒とアルコール中毒に悩まされ・・・・ とある。

そうに違いはないのだろうが、
アル中はどうだか。
そりゃアブサンの飲みすぎには違いないだろうけど。

単なるアル中っていうより、薬物作用だろ。

ニガヨモギの成分が、脳に悪い影響を与えるのか。

19世紀末から20世紀初頭のパリの芸術家たちは
皆、揃いも揃ってこの酒に狂っていた。

詩人ランボーしかり、画家ゴッホしかり、ピカソしかり、ドガしかり。

やがて禁止になったアブサンの代用品として
ペルノーが好まれるようになる。

僕は狂ってしまいたくて、いつもペルノーを飲むのか?

だったら素直に(このバーにある)再発アブサンを飲めばいいのに。

ペルノーが好きなのだ。
ペルノーを飲むヘンリー・ミラーも好きなのだ。



ジャズを聴こう。
ジャズはどこだ。

チャーリー・パーカーの、うるさいほどのアルト・サックスがいい。

1940年代のパーカーは
2008年の鎌倉をも征服できる。


ゴロワーズを吸いながら、

夜が明ければ、この日は特別な日になるのだと、思う。
「あの人」の、72回目の、特別な日。

そして僕は鎌倉なら、さまよい歩いてもいいと思ってしまう。
ゴロワーズとペルノーさえあればね。


僕は由比ヶ浜の海を見ないまま、
いや、すぐ目の前にあるのだけど、
泥酔した僕は視覚的に認識できないまま、
朝のバーを出る。

普通、朝まで飲んでるような不良なら
近くに”オンナ”でもいて、
その家に寄るのだろうけれど、
僕にそんな女性はいない。

(逆かな。 親しい女性がいれば朝までなんか飲みはしないだろう。)

・・・・・ 腹が、減った。

ねぇ、オネエさん、僕に何か食わしてくれよ。
オパールとジャズとゴロワーズとペルノーを忘れさせるほどの、
食い物をさ。


ねぇ、オネエさん。


僕は1963年の、あの女性に向かって、
携帯電話をかけようとしていた。

今はもう、この世(夜)に存在しない、あの女性に向かって。


♪ テーマ曲 「星影の小径」 by アン・サリー♪
     アルバム「ムーンダンス」より

関連記事:
「京の女に言ふ」
「ゆる~いレゲエを鎌倉で」
「由比ヶ浜に 酒の神 在り」
「Blue Train」

a happy new rat year to ya!
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by y_natsume1 | 2008-02-09 18:36 | 鎌倉湘南Seaside

京の女に言ふ

2008年1月某日 夜。

鎌倉。 
といっても山に近い、少々分かりにくい辺ぴな場所へ。

月が出ている。 

幹線道路から脇に入った、暗い小道沿いに、
寂しそうにポツンと明かりが灯っている。

あそこだ。

地元湘南出身の友人に紹介された某居酒屋。
夏目さんならたぶん、あそこのディープな感じ、気に入ると思うよ、と。

その友人によると
愛想はあまりないらしいけれど、
不思議な雰囲気のオヤジさんが朝4時まで1人でやっているそうだ。

・・・・僕は暗闇の中、1軒だけ明かりの灯るその店に入る。

他にお客さんは1人だけ。

店内はボリューム小さ目でジャズがかかり、
ノスタルジックな、古い壁掛時計や置時計が数多くある。

古い時計がいくつもある割には、
時間の流れが緩やかというか、ゆるいというか、
時間を意識しないでいられる。

むしろ時計がいくつもあることによって、返って、
時間が止まっているようにさえ思える、 本当にフシギな空間なのだ。


お通しは塩で味をつけたタコの刺身。

酒は茅ヶ崎の地酒だという天青を燗で。
寒い夜にはやっぱり燗の日本酒がいい。

お燗は僕の目の前の小さな囲炉裏で炭火でつけてくれる。

うまい。

友人に聞いたところによると、
オヤジさんは昔、ジャズミュージシャン&カメラマンだったらしい。

メニューはオヤジさんの自筆(毛筆)で、今日の日付も入っている。
ということは、今日のオススメは何ですか? 
なんて事を聞くのは野暮なので聞かないことにする。

メニューの上部にタイトルが書かれている。

”京の女に言ふ” (きょうのめにゅう)。

そういえば、京都のあの人は息災だろうか、と頭をよぎる。

カンパチの刺身。
都内で頂く刺身より断然イキが良くて、量が多くて、男には嬉しい。

うまい。

オヤジさんのオススメで、ドブ(どぶろくのドブ、だな)という
奈良のにごり酒を燗で。

すっごくうまい。
全然甘ったるくない。
ものスゴイ辛口&17℃という強さ。
酒飲みが好きになりやすい酒ではなかろうか。


店の中ではジャズピアノと女性ボーカルが
アンニュイに響いている。

音楽は流れていても、静かだ。

「お客さん、東京からわざわざ・・・・。 今夜はお泊り、ですか?」

「いえ、一応帰るつもりです。 泊まった方が安上がりなんでしょうけど・・・」

「そうですねぇ・・・。 タクシーで帰るよりは泊まった方がねぇ・・・・」


鴨葱の塩焼きを頼む。

この味は最高である。

これも量が多い上に、辛味のピリッときいたいい葱と、
歯ごたえのしっかりした鴨の肉に感動する。

「あとで吟醸酒を飲まないんでしたら、鴨葱に七味をかけて召し上がっても美味しいですよ」、と親切なアドバイスがオヤジさんから。

オヤジさんの愛想があまりないなんてこと、なかった。 
実際、僕にとっては。  普通だよ。
1人でやってるから調理してる間は奥に引っ込んじゃって注文しづらいけど。

残っている鴨葱に京都の黒七味をかけて頂く。

うまい。

ドブの燗、もう1本。 
酒が進む。

   京、時計、月、ジャズ、酒、そして・・・・。


客はやがて僕1人になる。

オヤジさんは一息つくとジタンを吸う。

僕はゴロワーズを。

オヤジさんは僕のゴロワーズを見て、ニヤリ。

’70年代の某ミュージシャンたちやCM製作関係者のエピソードなどを伺う。
(実はこのお店にはユーミンも来たことがあるんだってさ。音楽関係者が多いんだろうな。)

僕がときどき世田谷の自宅から鎌倉方面に飲みに来るその微妙な心境を、
肝心な所を外さずに、このオヤジさんはちゃんと分かってくれたらしい。

分かりますよ、こっちに来る電車に乗ってる時間でさえ、
大事な旅の一部なんでしょ?
鎌倉は、お客さんにとっては桃源郷みたいなもん、かなぁ
、と。


ここはフシギな空間だ。

ゆる~い。

時間が、 みごとに、  止まっている。

落ち着いた、静かな空間で過ごせていることの、なんと幸福なことか。

僕は確かにこの居酒屋にいるはずなのに、
まるで別の時代の天国か どこかの癒しの空間にでも
トリップして来てるようなヘンな、
けれど心地いい気持にさえなる。

ありがたいことだ。

止まった時間、  静かな空間。


ヘンリー・ミラーは、「北回帰線」の最後で書いている――
時間よりも空間が必要なのだ、と。
僕はそれを、しっかりと思い出す。

ドブを、グイっと頂く。 力強い酒は今の僕にはエナジーだ。


・・・・ お会計をして店を出るとき、オヤジさんが
おいしいよ、ミカンもってって、と。

いくつか、頂く。 

そういや、もうすぐチャイニーズニューイヤーだな。
ミカンは華人の旧正月じゃ縁起物だ。 
マンダリンオレンジ。


店を出て空を見上げたら、
底冷えのする夜空に無茶苦茶キレイな月が光っている。
僕はオパールを 思う。
月明かりは美しい。

心底冷える、寒い夜だ。
熱燗で温まった体でも、すぐに冷えていきそうなほど。

オヤジさんが店から出てくる。
僕が忘れた100円ライターを渡してくれる。

「あぁ、どうも、どうも。 すんません。 ありがとうございます」

店のすぐ前でオヤジさんと言葉を交わす。

「オヤジさん、あの月、なんだかすっごくアヤシイっすね」

(この鎌倉の山ん中の店も、相当アヤシイけどね、と思いながら。)

「そうですねぇ、今夜は何か起こりますかねぇ(笑)。 
では、お気をつけて。 ぜひまたいらして下さい」



・・・・・ 僕は通りに出てタクシーを拾う。
後部座席に深く身を沈め、落ち着いた僕の目にまた、
月が、映る。

夜の空、 月が、 見えている。


酔いどれの僕はこれからどこへ向かう? 
運転手さんに告げた行き先を、 変更しようか???

  まさか
     京(みやこ)か
        はたまた月か?


*************


後で味わったミカン、とてもおいしかった。 
こんなに甘くておいしいミカン、久しぶりだったな。

それにつけても、「京の女に言ふ」、とは気に入った。

僕は今もオパールを探し求めている。 
ふらふらと酔っ払いながら。

あてもなく。

♪ テーマ曲 「Follow Me」 by 伊藤君子 ♪
♪ テーマ曲 「無人島」 by doa ♪
♪ テーマ曲 「野生の馬」 by シローとブレッド&バター♪
    (ファースト・アルバム 「ムーンライト」(1972)より)
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by y_natsume1 | 2008-01-27 18:23 | 鎌倉湘南Seaside

ゆる~いレゲエを鎌倉で

2007年10月7日(日) 午後。

電車で鎌倉へ。

初めて極楽寺を訪ねる。

お寺にも入ってみたのだけど、それよりも
江ノ電の極楽寺駅前の佇まいが気に入る。

さすが、昔のTVドラマ 「俺たちの朝」(1976) ロケ地。
今もその頃とほとんど変わらないという極楽寺駅の近辺。
このドラマ、大好きで子供の頃よく観ていたなぁ。

極楽寺から切通しを歩いて成就院へ。

成就院の門まで階段をあがって一息ついたら驚いた。

眼下に広がる由比ヶ浜。
美しい。
一望できる。

今日の波は、
サーフィンやらない素人の僕にも分かるほど、高い。

成就院を参拝し、星月夜の井を経て、
由比ヶ浜の、「お酒の神様」という名の、なじみのバーへ。

久しぶりだ。

R134沿いの、某ビルのX階にある、オーシャンビューのバー。
週末は昼間もオープンしていてお酒を飲める。

ジントニック。
アメリカンスピリットを吸う。

海をボーっと眺める。
さすがに台風の影響か、波が高く、
サーファーもいつもの週末より多い。

このバーではいつもけだるくてカッコイイ、レゲエがかかっている。
マスターが筋金入りのレゲエ好きなのだ。

あまりに有名なボブ・マーリー以外の、
おすすめのレゲエCDをいくつかマスターに教えてもらい、
忘れないようメモる。

ジャネット・ケイ
サードワールド
アスワド
デニス・ブラウン
ジミー・クリフ ・・・・・・

カクテル2杯とタバコでほろ酔い気分。
夕方、バーを出る。

R134沿いから鎌倉駅方面へ歩いていたら、
和田塚あたりで、いつもお世話になっている某小料理屋のマスターが自転車に乗って買出しに行っているのに出くわす。

「おー、久しぶり!」 (前回からたった2週間位しか経ってないんだけど)

「今からお店に寄らせてもらいますね、マスター!」

「おお、じゃ後でな」

僕はまるで鎌倉の地元民のような錯覚を抱く。

**********

いつもの某小料理屋。
ほんの小一時間で帰るつもりだった。

でも、ここには根が生えてしまうようだ。

僕はこの日も1人だったのだけど、
他のお客さんとなぜか話がはずんでしまい、終電近くになってしまう。
そういう、ご縁のある日だったのだと思う。


僕のように週末の夜、仕事を終えて都内からわざわざ電車でこの小料理屋にやってくるというママさんのお友達、Mさん。 紅葉の話。

長崎から観光旅行に来た、鎌倉プリンスに泊まっている若夫婦。
この夫婦からは長崎出身の福山雅治についていろいろ話を聞いた。
福山雅治の父親のこと、福山雅治の兄が自衛隊にいることとか。

この小料理屋を僕に紹介してくれた某ミュージシャン氏の、
そのまた友達のI氏夫婦。
僕の家の近所のソウルバーの常連客でもあるそうだ。
なんだ、知らなかった。

I氏ご夫婦は、共通の友人であるミュージシャン氏から、
鎌倉に入り浸っている僕のことをいつも聞いていたそうで、
何だかお互い初対面という感じがしない。

そして夜遅くになって、旧友S氏夫婦もやってくる。
尾崎亜美のライブの帰りだってさ。

久しぶりにS氏夫婦と話す。
新しい会社、大丈夫か? とか、
マレーシアに駐在してる頃はホント、大変だったよなぁ、とか。

ビール、日本酒、鯵の刺身(肉厚)、
ポテトサラダ、魚(何だったか忘れた)のフライ、などなど。

夜11時過ぎ、ようやく小料理屋を出て
東京チーム(Mさん、I氏ご夫婦、そして僕)は横須賀線で一緒に東京まで帰る。

なんだか、この日の鎌倉は、濃かった。

濃い。

いろんな人と会えて、酒や会話を心底楽めた。

とにかく、ありがたいことだ。


♪ テーマ曲 「Lovin' You」 by Janet Kay ♪

関連記事:
「鎌倉の海を見る」
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「鎌倉の週末 (3) ~旧友と再会する夜~」
「由比ヶ浜に 酒の神 在り」
「鎌倉の夜が更けてゆく」
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by y_natsume1 | 2007-10-08 11:31 | 鎌倉湘南Seaside

鎌倉の海を見る

2007年9月22日(土) 午後遅く。

横浜で古着のツイードジャケットを買った後、
久しぶりに鎌倉由比ヶ浜へ。

鎌倉は約2ヶ月ぶり。
本当に久しぶりだ。

R134沿いの、某カフェで海をボーっと眺めながら酒を飲む。
昼間に飲む酒は、ことのほかうまい。

ジントニック、
IWハーパーのソーダ割り、
ハイネケンビール。

アメリカンスピリッツのメンソール。
(自宅ではタバコは全く吸わない。)

そこを出て、夕方、
なじみの某小料理屋へ。
少し早めの時間帯だったが、ママさんに入れてもらう。

レンコンのきんぴら、鯵の刺身、
鯨と茄子の味噌炒め、 焼き魚、
日本酒。

うまうま。

この某小料理屋にも何度か来たことがあるという
地元湘南出身のミュージシャン、ブレッド&バターの話で
マスターとママさんとで盛り上がる。

実は僕は四国のど田舎にいながらも、
中学1年の頃からブレッド&バターのファンだったことを告白する。

久しぶりの鎌倉を堪能。

♪ テーマ曲 「Hotel Pacific」 by ブレッド&バター♪

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「海のそばに行く」
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by y_natsume1 | 2007-09-23 23:42 | 鎌倉湘南Seaside