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カテゴリ:酒×酒( 71 )

近所のソウル・バーにて

だいぶ前のことになるけど、2008年12月29日(月) 深夜。

自宅近くのソウル・バーにて。


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上の写真でカウンター席右端(向かって左端)にいるのが僕。

下の写真の、後姿のやつも僕。
疲れ果てた背中。

(顔はブラシをかけさせていただいた。)

このバーでよくお会いする某ミュージシャン氏が撮影して下さったもの。

嬉しいことに、ふと気づいたら、もう撮られてた。

セピアカラーの写真って、本当にステキだと思う。
(自分が被写体だから、というわけじゃなく。)


2002年ごろからずっと、
僕はこのソウル・バーにお世話になっている。

ミュージシャン氏とこの空間に、 感謝。

ありがとうございます。

♪ テーマ曲 「里の秋」 ♪

関連記事:
「ソウル・バーの夜 (20) ~やっぱり飲んだくれ~」

(補足)
今、そのミュージシャン氏の新譜CDを聴きながらこのエントリをUPしている。
とても、美しい、音。
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by y_natsume1 | 2009-01-31 18:06 | 酒×酒

マスタード色を夜空に塗りたくれ

2009年1月16日(金)。

極寒の深夜11時半ごろ会社を出て、
約3ヶ月ぶりに中目黒の バーZ へ。

というのも、

そこの雇われ店長Aクン(20代の若さ)が、
近々自分の店(食事処)を友人と2人で共同で出すので
バーZ出勤はあと数日で終わりだよ、
バーは閉めずに他のアルバイトでまわすんだろうけど、

と僕の馴染みのソウルバーのマスターに聞いたから。

ソウルバーのマスターはこうも言う。

ペルノーのソーダ割りを、
あんなクセのある酒を、
好きで何杯もお代わりして飲むのは、
自分が知ってる限り、
夏目クンとバーZのAクンの2人しかいないなぁ、と。

バーZ に入ると今回もうまい具合にカウンター席に座れる。

ペルノーのソーダ割り。

お互い、今まで不思議と携帯メルアドは知らなかったので、
その交換も。

僕がリクエストしたわけでもないのにAクンは、
僕の目の前のターンテーブルで
立て続けにブルーノートのレコードをかけてくれる。

いいね、いいね。 1950年代のジャズ。

まずは、ケニー・ドーハム 「アフロ・キューバン」

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(1980年代、ロンドンのクラブではこのLPをかけたりサンプリングしたりして踊るのが大流行してたらしく、その当時は「時代は変わったものだ」と思ったけど、それさえももはや昔の話か。 僕は20代の頃、このアルバムが大好きで、CDで毎日のように聞いていた時期がある。)




次に、 ソニー・クラーク 「クール・ストラッティン」

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(これも僕が20代の頃よく聴いていたやつだ。 ソニー・クラークの芯のある重いタッチのピアノがとても好きで。)


そして、お互いが共通して大好きなティナ・ブルックスの話で盛り上がる。
「トゥルー・ブルー」はいいよね、とか。


バーZ のトイレにはエロティックなカレンダーが飾ってある。
多摩川近辺のXXX食堂、とお店の名前が入っている。

ん? あの食堂といえば、 義理の弟がアマチュア野球の試合のあと必ずチームメートと皆で立ち寄る、あのレトロな食堂ではないか?

(僕は行ったことないけど、義弟からよく聞かされていた。)

Aクンに聞いたら、

そうですよ、僕も野球のあと、そこに3~4回行ったことありますもん、

レトロですよ、 むちゃくちゃ安い訳じゃないけど、そこそこだし、味も良いし、

とのこと。


今度、行ってみるかな。
その食堂の存在を知ってから10年以上にもなるけど、
まだ行ったことがない。


・・・・・ 中目黒の駅近辺の雰囲気は、
再開発工事とかでガード下のお店が殆ど全て立ち退きを余儀なくされ、
数年前とはまるで違ってきている。

そんな中で、
これからも会いたいと思うようなマスターのいる店が、
また一つ、中目黒から減るのかと思うと寂しい気もする。

(バーZはなくならないけど、このお店とAクンは僕にとっては最初からワンセットだから。)

このバーZ と Aクンにはとても感謝している。 

ありがと。

Aクンの門出を祝してペルノーをもう一杯。

♪ テーマ曲 「マイナーズ・ホリデイ」 by ケニー・ドーハム ♪

関連記事:
「7回目の記念日@中目黒」
「中目黒の夜が 明けた」
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by y_natsume1 | 2009-01-17 16:40 | 酒×酒

ダイスを転がせ!

2008年7月某日 深夜。

都内の某バー。
客は僕1人だけだ。

いつもの、ペルノーのソーダ割り。


この数週間へヴィに関わっている仕事(プロジェクト)で
改めて認識したことがいくつかある。

そのうちの一つ。

僕は結局、大嫌いなのだ。 


上司であろうと部下であろうと、
アメリカ本社の田舎モンであろうと、
他部署の人間であろうと、
ベテランであろうと若手であろうと、
敵であろうと味方であろうと、


それぞれの立場での

決断力のないヤツが。
覚悟や気概のないヤツが。
失敗を恐れすぎて異常なほど責任取りたくないヤツが。
感性やシリアス感覚に乏しい、にぶいヤツが。
一見なんでもない小さなことだけど、大切な何かを軽視するヤツが。


もうちょっとマジメに仕事やれよ、と。
自分らの決め事だろ、 ビビるな、 あんたらが決めなくてどうすんだよ、と。
あんたら、一応組織としちゃあ、オレより上役なんだろ、と。




・・・・・・ 珍しく、本当に珍しく、
僕がこのバーで仕事なんぞのことを口走るもんだから、

バーの女性が、

「珍しいね。 夏目クンがそこまで怒るなんてよっぽどなんだね。 まぁ、怒らしちゃいけない人を本気で怒らしちゃったヤツが周りにいるってことなんだろうけど。 夏目クン、元々一本気だから・・・・」

「そうね・・・・・ そういうとこ、あるかも」

「その、お仕事の、憤りっていうの? なんか、だんだんワタシのこと言われてるような気になってくる。 ワタシもそういうとこ、あるもん(笑)」


そう言って彼女は、ダイスを3個出してきて
カウンター席の僕の目の前に、 置く。 


・・・・・・ 僕は上海でダイス遊びをした時のことを思い出す。

そして、 日活の昔のアクション映画のことも。

小林旭の 「投げたダイスが明日を呼ぶ」 とかね(笑)。

「いや、旭もいいけど、日活ならオレは赤木圭一郎が断然好きだな」

「ワタシも。 あの俳優はいいね。 カッコイイよね」

「うん、20歳で主演はってたんだもん。 十分大人の男の感じでさ。 今の若手の男の俳優だと、子供っぽくて、20歳ぐらいじゃ大人の男の役で映画の主演はれる人、今は少ないと思うなぁ」

即席の日活映画ごっこ。

ダイスの賭博シリーズ映画ということであれば、
赤木圭一郎ではなくやはり小林旭か。

僕が小林旭の典型的セリフを、
バーの女性が浅丘ルリ子の役を。

昭和30年代の映画のセリフは懐かしくもあるが、ちょっと今じゃ通じにくいような、カッコつけすぎのところもある。

「オレのハジキにさわるんじゃねぇ。 怪我するぜ」
「ごめんなさい」
「なぁに、いいってことよ」

「コルトのジョーに言っときな、 借りは必ず返すってな」
「わたしは、ただ・・・・」

「ゴキゲンな車だな。 お嬢さん、一緒に乗ってくだろ」
「でも・・・・」
「いいから、乗んなよ」 


あ~、アホらし。


・・・・・・ 正気に戻り、僕はバーの女性に言う。

「姐さん、 オレがダイス転がして、もし、出た目の合計が奇数だったらさ、
オレ、XXをXXする。 決め事だ」

「ホント~? 1回勝負だよ」

「もちろん」

「よし、 やってみて、やってみて」



転がす・・・・・・・・。









出た。



目の合計は、

































奇数。

それも、ダイス3個ともそれぞれが皆、奇数。

あ~あ。  マジかよ。

お見事、と言うべきか。 

でも、 僕は XXするのか?  ホントに?


・・・・・いつのまにか僕の気分は変わっていた。 


       とても良い方向に。


よくもまぁ、バーの女性は絶妙のタイミングでダイスを出してきたものだ。

さすがだな。

ありがたいことだ。 彼女に感謝している。


仕事(プロジェクト)はともかく、

ダイス遊びも、日活映画も、酒も詩も音楽も、そして魅力的な女性も、
僕は好きだ。


いつ、XXしようかねぇ(笑)。
考えるのも、楽しい。

家に帰って、
久しぶりに赤木圭一郎のDVD 「霧笛が俺を呼んでいる」 か、
石原裕次郎の 「錆びたナイフ」 でも、かけたくなってきたな。

ま、そういう夜だ。
いや、明け方だ。

ドーン・パープル。
ブルー・グレイ。

夏の明け方、 投げたダイスが明日を呼ぶ、 か。


♪ テーマ曲 「蘇州夜曲」 by アン・サリー ♪
♪ テーマ曲 「I Will」 by The Beatles ♪
♪ テーマ曲 「さらば恋人」 by 山崎まさよし ♪


関連記事:

「日活アクション映画ってさ」
「赤木圭一郎という俳優」
「ジャスミンと巫女」
「魔性の都市で杯を (1)」
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by y_natsume1 | 2008-07-26 15:14 | 酒×酒

ワイン・バーの夜

2007年12月14日(金) 夜。

飲み友達の女性Aさんが某所でワイン・バーの店を開いた。

さっそく顔を出してみる。

照明、音楽、内装、椅子やテーブル、全体の雰囲気・・・
僕はとても気に入ってしまった。

やるな、アイツ、と。

まずはシャンパンでAさんと祝杯をあげる。

シャンパンといっても、今回Aさんが勧めてくれたのは
かなり玄人好みというか、
炭酸が抜けても白ワインかシェリーのように飲めるだろうほど、
濃くて妖しいやつだ。

Andre Clouet のBrut。

Aさんの実弟や、Aさんの長年の友人Mさんも
オープンしたてのお店を手伝いにやって来る。


「夏目さん、リオハのワイン、大好きだったっしょ?
だからリオハの赤、入れといた」

「そんなことよく覚えてるね」

「でしょう~?」

「ありがと。 じゃそれをぜひ」

リオハの赤ワインを久しぶりにいただく。


極上の空間。

開店 おめでとうございます。

♪ テーマ曲 「Bleeker Street Blues」 by Freddie Redd ♪
♪ テーマ曲 「Pro Forma」 by Agustin Pereyra Lucena ♪
♪ テーマ曲 「Under My Thumb」 by The Rolling Stones ♪

関連記事:
「メキシコの乾いた大地」
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by y_natsume1 | 2007-12-16 12:51 | 酒×酒

ソウル・バーの夜 (20) ~やっぱり飲んだくれ~

もうだいぶ前のことになるけれど、

2007年11月2日(金) 深夜。

家の近所のソウル・バーは
既に自分からは切り離せない存在になっている。

一種のコミュニティーにも似ている。

マスターとスタッフのエミさん(仮名)の名コンビぶり、
常連客たちのキャラ、

そういったものは文字通り、
かけがえのないものだ。

この店の代わりは考えられない。

行けば良い意味で全く気を遣わない空間。

何も言わなければ、
「いつものでいい?」
と、エミさんに聞かれる。

うん、と応え、ペルノーのソーダ割りが出てくる。

違う酒を頼みたいならそう言えばいい。

心地いい空間。


5年前、勤めていた会社がなくなった。
この世から消えてなくなった。

その頃、僕は荒れて、あちこちで飲んだくれていて、
このソウル・バーもその頃に、
誰の紹介もなく、自分から足を踏み入れたのだった。

以来、ここは僕にとってかけがえのない存在になっている。

(CDも出している有名な)プロのミュージシャンたち、
新しい音楽の情報、
マスターと仲の良い人たちがやってる他の飲み屋の情報、
鎌倉の話題・・・。

バーの窓から見える、
夜明けのDawn Purpleがいかにステキかということ・・・。

そういったことを、このソウル・バーは教え、導いてくれている。

ずっと、このままでいて欲しい。

けれど、僕は気づいている。

分かっている。

およそ個々の人間のやることに、
永遠なんてものは、ないってことを。

このソウル・バーにも、
いずれ別れを告げる時がやって来るだろうということを。

だから、それまでの間、
僕はこのバーを精一杯愛するのだ。

この夜、ソウル・バーではいろんな人たちが入れ替わり立ち代り、
僕の目の前に現れた。

いつもの某ミュージシャン氏(僕の着ていた1950年代の古着のツイード・ジャケットをほめてくれた、ガンクラブチェックの柄、いいでしょ?)、

鎌倉の小料理屋で出会ったI氏カップル(夫婦じゃないんだってさ、ごめんなさい)、

関西弁のギョーカイ人2人連れ(いつも2人でいるよね、このコンビ)、

そして明け方にはスタッフのエミさんの彼氏が (僕は彼の大ファンである)・・・・。

酔っ払い。
飲んだくれ。

空が明るい。

帰ろう。

♪ テーマ曲 「キセキノハナ」 by 夏川りみ ♪

関連記事:
「ゆる~いレゲエを鎌倉で」
「ソウル・バーの夜 (19) ~祝い酒~」
「ソウル・バーの夜 (6) ~Habana Jam Session~」

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by y_natsume1 | 2007-12-15 19:49 | 酒×酒

昼間にシェリーを 砂漠にはバレッタを

2007年10月20日(土) 昼すぎ @自宅。

少々風邪気味でけだるい。

薬代わりに(?)
キンキンに冷やしたドライ・シェリー。

いつものことだが適当なグラスがないので
シャンパン・グラスに多めに注ぐ。

大量に買い込んだ、カフェ・ミュージックに最適らしいというCDをかけまくる。

音を消し去ったモニター画面では
前夜に録画した
「ULTRASEVEN X」 が
シュールに映っている。


ブルーチーズ&クラッカー。
スパゲティ・ペペロンチーノ。

シェリーの辛さと冷たさに相性の良い食べ物。
おいしい。
風邪気味なわりには酒と料理の味を楽しめている。

CDでかかっている音楽は
時間の流れをローギアに入れた上で、ゆっくりとしたスピードに変える。

食後は
レモンを漬け込んだイタリアのリキュール、
リモンチェッロをショットグラスに一杯だけ。 

甘くて、かなりキツイ。


平穏な週末。

僕はオパールがどこなのか、
この日も探し出せないでいる。
もう、見つからないのだろうか。

蝶のバレッタは、砂漠に捨てられた墨絵の扇子にとまろうとする――。
そんな幻影を見る。


ほろ酔いの午後、シェリー、もう一杯。

♪ テーマ曲 「5:55」 by Charlotte Gainsbourg ♪
♪ テーマ曲 「In a Station」 by Karen Dalton ♪
♪ テーマ曲 「Cuttin' Out」 by Donovan ♪
♪ テーマ曲 「Ludlow Street」 by Suzanne Vega♪
♪ テーマ曲 「Beginning To See The Light」                    
          by The Velvet Underground ♪
♪ テーマ曲 「Samba, Viola e Eu」 
          by Sebastiao Tapajos
          ( from CD "Sound Concierge #501 Blanket") ♪

関連記事:
「ウルトラセブンX」
「亜空間の果て (3) ~九つの満月~」
「魔性の都市で杯を (4) 最終回」
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by y_natsume1 | 2007-10-20 17:27 | 酒×酒

三線の調べに酔っておるのだ

2007年8月31日(金)。

この日、15という数字にケリをつける。

長い長い闘いと、負け戦という結果に、
自分なりのケリをつけたということだ。

会社を早めに辞し、一旦帰宅してシャワーを浴びる。
夕刻、青と白を身にまとって三宿へ。

今回のマルゴーの赤ワインは
極上の鴨肉も牛肉も支えることができる力強さを示す。

最初は黒胡椒のようなスパイスの効いた香り。
空気に触れれば力強いのにまろやかに。
口にする料理によっても変化する。

おもしろい葡萄酒だ。

僕に対する心温まるメッセージがワインのラベルの裏に。


月は ドコダロウ ?

僕が身に着けている青い色は、
この日僕がつけた「ケリ」の象徴だ。

素足に履いた青いデッキシューズ、
青いセルのメガネ、
白地に青いストライプのシャツ、
青いベルトの腕時計・・・・・。

チノパンだけが白い色。

それら青い色は全て、
この日僕がつけた「ケリ」を、鮮やかに主張しているのだ。

「赤い色」=社会主義的、共産主義的背景を有する団体に対する、
僕の強い反抗心、反骨心を表す青い色。


・・・・・・・ 空間は無口なバーテンダーのいる三軒茶屋の某バーに変わる。

(もちろん、バーテンダーは無口がいいに決まっているけれど。)

キャプテン・モルガン、ラガヴーリン16年。
両手で持とうかと本気で思うほど、かなり大き目のバカラのグラス。

重くて気に入る。

アルト・サックス。 
ジャズは僕を祝福する。

バーテンダーが専用の包丁で氷を切る。

氷を切る? わざわざ?

そう、 切っている。
よくあるような、球状にするためだけではない。
使うグラスの大きさと形に合わせて、微妙な角度の角錐台の形に。

サクサクとしたその音が、何とも言えずステキだ。

氷を切る。
いや、まるで 「夏そのもの」 を、切っているかのようだ。

氷を切る音。

夏が、切り刻まれていく。
そして、それは、もうすぐ秋が来ることを明確に暗示する。

ラガヴーリンを頂く。
熟成させるのに要した16年という時間を一口で味わうとは、
ぜいたくな時間の使い方。

「ねぇ、失礼な言い方になったらごめんなさいね。 小山薫堂のフィルムっていう本、読んでみて。 夏目さんにイメージが重なるっていうか、実のお父様のこととか、なんか似てるのよ・・・」

「失礼なんかじゃないよ。 読んでみたい。 ありがと、教えてくれて」


・・・・・・ 自宅近くのソウル・バーのカウンター。

ペルノーのソーダ割り、レモン入り。

冷房なんかつけてない。 必要ない。
ここは某ビルのX階にあって、
窓を開け放てば、とても心地いい風が入ってくるから。

ちょうどここ数日、夜は涼しくなったし。

少し時間が経ってから、かなり飲んできたと思われる某ミュージシャン氏がやって来て僕のすぐ左隣に着席。

いつも僕のブログを読んでいてくれて、僕に言う。

こないだの記事、そんなに酔っ払ってるのによくまぁ東京駅まで・・・・、そんなに会いたくなる相手の人ってどんなヒトなんだろ・・・、とか。

記事は面白いけど夏目さんいっぱい飲んでるから、夏目さんの体、さすがに心配になりますよ、とも。

ミュージシャン氏は興味を抱いたのか、
グラスに半分以上残っていた僕のペルノーを 飲み干す。

マスターたちが、よせよせ、その酒は甘くて飲みやすいけど、かなり強い酒だし、朝残って絶対気持悪くなるから、と止めるが、ミュージシャン氏、聞かず。

ん? じゃ何かい、僕は大丈夫だってぇの(笑)?

いや、夏目クンはこの酒、飲み慣れてるからさ(笑)。

会話をさえぎらない程度の、ギリギリの、けれどちゃんと大きめの音量で
いつものように音楽がかかっている。

ソウル・ミュージックから、
「人間の証明のテーマ」(ジョー山中)、「Yellow Center Line」(ゴダイゴ)、「Fields of Gold」(ケアリイ・レイシェル)などもかかるようになる。

実はそのいくつかは僕がリクエストしたのだけど。

俳優・織田裕二のお父さんの話(実話)で盛り上がる。

やがて、
沖縄系ミュージシャンたちの曲ばかりに。

いいねぇ。 沖縄の歌は。

三線の音は、ここで流れる風に乗って、
あの世まで僕を連れて行ってくれそうな気がする。


明け方、

SMAPの 「朝日を見に行こうよ」 を口ずさみながら、

帰る。

15という数字にケリをつけた日の夜が、
青い色と共に、ようやく明けたのだ。

月はいずれにしても、 もう、  見えない。

♪ テーマ曲 「月ぬ美しや (つきぬかいしや)」 沖縄民謡 ♪

関連記事:
「ラガヴーリン16年」
「まさに酔っ払い日誌」
「サクラ、チル」
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by y_natsume1 | 2007-09-01 13:20 | 酒×酒

まさに酔っ払い日誌 

2007年8月24日(金) 深夜、というより25日(土)の明け方3時ごろ。

相変わらず仕事は多忙を極めているが、
それだけに週末の夜だけと決めている外での酒にも気合(?)が入る。

自宅近くのいつものソウル・バーのカウンター。
ペルノーのソーダ割り。
既にビールやウィスキーを別の場所で飲んできたので出来上がっている。

20代の頃からファンだったジャズ・ギタリストA氏が僕の右隣にいる。

マスターからちゃんと紹介され、お話のお許し(?)も出る(笑)。

ここのソウル・バーではA氏を何度も見かけたことはあるけれど、
直接お話をさせていただいたのは今回が初めて。
僕はA氏のCDも持っているほどの、ホントのファン。

失礼がないようにと緊張しつつ酒を飲み、直にお話させて頂く。

感激の約1時間。
最新アルバムのチラシにサインまで頂く。
酔っ払いは度胸がいい。


午前5時半ごろ帰宅して2~3時間ほど寝る。
起きてシャワーを浴びるが、酔いは冷めるはずもなく。
酔っ払った状態で電車で東京駅へ。

同じ業界の某友人とブランチ。
ビール(大)を2杯。

その友人はいつも超人的に忙しいが、
東京駅から出張する直前のその時間帯なら会えるよってことで。

会うのは約1年ぶり。

この日の友人の夏服は色が鮮やかでとてもステキだった。
チェリーというかピンクに近い色というか。

短い時間でも、この友人と会うといつも楽しく充実した気持ちになる。
たぶん、向こうもそうだろう。

勇気がわいてくる。
この友人は他人に勇気を与えることができる人なのだろう。
そしてヤボは云わないタイプの人だ。
僕が昼間にビールを注文しても寛容で、お代わりしたらって言ってくれるほどで。

ここ数年は会う度にお互いどちらかの退職、転職のメンター(相談相手)になっている感さえある。
今回もそうだった。

「ねぇ、 メガネ外すとやっぱり似てるわよ、山本耕史に(笑)」

そうかねぇ。

約1時間という短い時間。
お互いの健闘を祈って酔っ払いは東京駅から自宅に戻る。

今度は姫と王子を連れて小学校の夏祭りイベントに。
暑苦しい中、和太鼓演奏を目の前で鑑賞し、けっこう気に入る。
少しお酒が抜けたかも。

夕方帰宅し、ビールと焼酎の水割りをガンガン頂きながら
加山雄三の最新アルバム「星の旅人」を聴く。

70歳にして新譜を出せるという
驚異的な才能と創作意欲と存在感には脱帽。

ただ、#4の 「星の旅人」 は 
「あの素晴らしい愛をもう一度」 という曲にクリソツだ。
たぶんコード進行が似てるんだろうけど、
ちょっとしたパクリかとさえ思うほど。
他の曲で気に入ったのがいくつかあるだけにちと惜しい。

1時間ほど繰り返し聴いていたら飽きてきた。
コロッケとメンチカツを一口ずつほおばって(要するにあまり食べずに)、
歯をみがいて眠ることにする。

酔っ払いの長い長い一日が、ようやく終わろうとしてた。

それにしても、バカだねぇ、 酔っ払いは。

♪ テーマ曲 「逢えてよかった」 by 加山雄三♪
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by y_natsume1 | 2007-08-26 10:33 | 酒×酒

晩酌セット

2007年?月?日(?) 暮れ六つ。

小さなお盆の上に、
熱燗とっくりとおちょこ。 
箸置にお気に入りの箸。
冷奴と胡瓜のぬか漬け。

小宇宙のように静かに存在している、
いつもの、晩酌セット。

日本酒をやりながらのBGMはいろいろ。 

ロッド・スチュアートのアメリカン・スタンダード集。
小椋佳、加山雄三、シュガーベイブ、風など。
ジャズピアニスト、ポール・ブレイのデビューアルバムも。

晩酌セットは、
僕に幸せな癒しの時間をもたらすのである。

♪テーマ曲 「Blue Sky」 by Rod Stewart ♪
♪テーマ曲 「屋根のない車」 by 小椋佳 ♪
♪テーマ曲 「白い砂の少女」 by 加山雄三 ♪
♪テーマ曲 「通り雨」 by 風 ♪
♪テーマ曲 「ほおづえをつく女」 by 風 ♪
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by y_natsume1 | 2007-07-24 18:32 | 酒×酒

ソウル・バーの夜(19) ~祝い酒~

2007年4月14日(土)。

柄にもなく休日出勤。  夜8時まで会社で一人、お仕事。
出張の前はこうなることが多い。

その後、自宅近くのソウル・バーへ。

もう足の傷はだいぶ良い。
ドクターからも普通にお酒を飲んでいいと言われて一安心。


ソウル・バーのスタッフのエミさん(仮名)の誕生日。
お祝いにシャンパンをあけて乾杯する。

バーでは顔見知りの人たちが結構いて、楽しい。
エミさんの彼氏(これがまた渋めのいいオトコなんだよ)とその友人たちも。
久しぶりにご挨拶する。

この日ばかりはソウル・ミュージックではなく、
1980年代あたりの日本のヒット曲が大音量でガンガンにかかる。 

お祝いだ。

「大都会」(クリスタルキング)、「ダンシングオールナイト」(もんた&ブラザーズ)、「セーラー服を脱がさないで」(おニャン子クラブ)、「卒業」(尾崎豊)、「ライディーン」(YMO)、・・・・、他にも風見しんご、薬師丸ひろ子、杉山清貴&オメガトライブ、佐野元春・・・。

懐かしい! 僕ら40代、マスターたち30代などにとってはかなり盛り上がる曲ばかり。

・・・・・・ 明日は成田から旅に出る。 だから、早めに店を出よう。

僕が店を出ようとする直前、エミさんのお気に入り、「桜」(コブクロ)が流れる。
1980年代シリーズではないけれど、この曲はいいね。

帰る時、僕がドアのところまできたら、
背後でカウンターにいたマスターから、
「夏目ク~ン、出張、気をつけて行ってらっしゃいねっ!!」
と大きな声がかかる。

他の何人かのお客さんたちもそれにつられて(?)僕に、
じゃあね、行ってらっしゃい、と。

ウレシカッタ。 ありがたいことだと思った。 

祝っているのは誕生日を迎えたエミさんに対してだけじゃ、なかった。
マスターにも、周りのみんなにも、自分自身にも。

みんなでお互いがお互いに祝ったんだ、この素敵な時間を。

日付が、変わる・・・・・。

More (そいでもって続き・・・・・)
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by y_natsume1 | 2007-04-15 01:05 | 酒×酒