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カテゴリ:過去の映画評「さ」( 38 )

感謝祭が近づけば ~映画「セント・オブ・ウーマン」~

毎年11月後半頃は感謝祭 Thanks Giving を意識する。
東京の米国人の同僚や、US側が休みに入るからだ。

多くの米国人はこの休暇で少しの間、故郷に帰り、家族で過ごすらしい。

そして毎年感謝祭の時期が近づいてくると、
思い出す映画がある。

アル・パチーノ主演、
「セント・オブ・ウーマン」(1992年)だ。

公開当時、新宿の映画館で観た。

アル・パチーノは誰が何と言おうと 「ゴッドファーザーⅠ&Ⅱ」 が最高だし、「セルピコ」 も 「狼たちの午後」 も好きだ。

この 「セント・オブ・ウーマン」 でアカデミー主演賞をとったのだって、むしろ遅いくらい。

けれどこの 「セント・オブ・ウーマン」 もいい作品だと思う。
邦題のセンスは全然いけてないが。

この映画で僕が好きなのは、
パチーノの声や盲目の演技、タンゴを踊るシーン等、いくつかある。

それと、
東部のプレップ・スクールの学生たちのトラッドファッションも好きだ。

ツイード・ジャケット、紺ブレ、
レジメンタル・タイ、チノパン、ボタンダウンシャツ・・・。
特にツイードのジャケットは映画では品のいいものが使われている。

映画公開当時、ポール・スチュアートやブルックス・ブラザーズなどのトラッドを買いまくっていた僕は、この映画でますますトラッドが好きになったほど。

好きな部分をもう一つ。

悪い高校生役で出演している一人が、
フィリップ・シーモア・ホフマン。

先ごろ、「カポーティ」でアカデミー主演賞をとった。

この人はインディーズ系の映画でよくエキセントリックな役をやってて当時からの注目株だった。 

個性丸出しの、存在感のある俳優。
いいね、この俳優。


・・・・ 感謝祭、か。

映画の主人公、高校生チャーリーは感謝祭でオレゴンに帰省しなくても、得がたい経験をし、素敵な時間をNYで過ごした。 いいねぇ、大人への入り口って。


日本では、米国ほど感謝祭がことさら大きく話題に上ることはないだろう。
僕もこの時期にわざわざ(墓参りのために??)帰省する習慣はない。

ただ、そんなことより、
感謝の気持ちと共に、また会いたい人がいるのは、事実だが。

♪ テーマ曲 「All of Me」 by Frank Sinatra♪
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by y_natsume1 | 2006-11-20 20:35 | 過去の映画評「さ」

映画「疾走」 (2005) SABU監督・脚本

さすが、SABU監督、やってくれました。
ぐいぐい引き込まれる素晴らしい脚本。
はかなくも美しい、ノスタルジックな干拓地の撮影風景。 

これを救いようのない物語とみるか、どこかに救いのある作品ととらえるか。
いずれにしても重く、痛々しく、切なく、そして衝撃作であることに変わりはない。

前半は主人公シュウジのナレーション。
後半からは、この物語の狂言回し役、「神の視点」で主人公たちを見守っている神父(豊川悦司)のナレーションに。


孤独、生と死、
誰かとつながっていたい、
私を殺してください、
誰か一緒に生きてください、

これらのメッセージは、重いけれど、映画の重要な部分を占める。

主人公シュウジはエリを背負ってどこへ走り去りたかったんだろう。
この作品では、タイトルとは逆に、(「弾丸ランナー」など)いつものSABU監督作にあるような、疾走感は、実はない。
走りたいのに、走れない物語だからだ。


冒頭のエピソードしか出てこないのに、圧倒的な存在感を出すSABU作品の常連、寺島進は相変わらずいい。

そして最も印象的だったのが、中谷美紀の演技。
中谷美紀はすごい。 大人の、ヤクザの情婦を見事に演じきっている。

難点は、主人公も含めて中学生役の少年たちの演技が下手なこと。 
自然でいいんだろうけど、セリフ回しがもうちょっとなんとかならないか。

けれど韓英恵はいい。 この女優さん、将来もっと大化けして欲しいな。 

主演の手越祐也の演技はお世辞にも上手とはいえないけれど、ただ、目つきがすごくいい。 この目つきが主役を射止めた最大の理由ではなかろうか。

公式サイト
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by y_natsume1 | 2006-09-02 01:17 | 過去の映画評「さ」

戦国自衛隊1549 (2005)

僕にとっては、駄作。

その心は、「中途半端」。

けっこう制作費をかけただろうけど、お金も題材ももったいない。

やはり、タイムスリップに時間と説明をかけ過ぎ。
救出に向かえるくらいの科学力があるのに、どうしてああいう展開(ネタバレになるから書かない)になるんだという基本的な矛盾感が全体を包む。

元自衛隊員とはいえ今は民間人になっている江口洋介を、救出ミッションに連れて行く筋書きも設定に無理があり過ぎ。 いくら映画でも民間人に戦闘行為をさせるか、ふつう。

1小隊がタイムスリップしたというのに、そういう非常事態にもかかわらず関係者として登場する人間が下っ端ばかりで説得力がない。 首相級の政治家や幕僚長級の防衛関係者がもっと出てこないと、リアリティに欠ける。

最悪なのは・・・・・・・・
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by y_natsume1 | 2006-04-12 18:16 | 過去の映画評「さ」

サイドウェイ (2004)

この映画の公式サイトはこちら

ワイン好きの売れない中年作家と、大学(サン・ディエゴ州立大)時代のルームメイトであるB級俳優が、カリフォルニアのワイナリーを訪ねる旅に出る。 作家はバツイチで前妻を引きずってる。 俳優は一週間後には結婚する予定で今回が初婚。 旅の途中、二人はある女性二人と知り合う。 果たしてB級俳優さんは、結婚式までこぎつけるのか。 そして、作家の今後の恋の行方は・・・・。

・・・・・個人的にはこういう大人の恋を描いた映画の方が、なんとなくしっくりくることもある。 まどろっこしいとか、不器用だとか、主演俳優があんまりカッコよくないとか、そういうのがあってもね。

サン・ディエゴはいいところだ。
1990年代半ばに、1ヶ月ほどいたことがある。
この映画の主人公たちの出身大学と同じ、サン・ディエゴ・ステートUnivで、仕事と称して遊んでたが。

ここからLAに車で行くのは、僕も実際にやったことがあるけど、ハイウェイ飛ばしてもかなり時間もかかるし、体も疲れる。
映画のようにそう簡単には着かない。
でも、決してムリな距離じゃない。 
そこが、いい。

こういう映画で描かれている男どもを観て、オトコの友情なんて、とか、バカなやつらだ、懲りない阿呆だ、と女性の観客は思うだろうか。 たぶん、そうなんだろうなぁ。 

でも、僕にとっては、どちらかというと好きなタイプの作品だから、
いくらかひいき目に観てしまうのかも。

ここからはネタバレ含みます・・・・。
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by y_natsume1 | 2005-07-21 08:44 | 過去の映画評「さ」

「殺人狂時代」 (1967年 岡本喜八監督・東宝)

モノクロ作品。 これはシュール。 ヒトクセもフタクセもある。
久しぶりに、日本映画で頑張ってる(頑張ってた?)ブラック・コメディを観たって感じ。
岡本喜八監督って、こんな作品も撮ってるんだね。

ソランやオバQなど、殺し屋達の役名が面白い。
「影」の使い方や、暗殺道具などの小道具の使い方がうまい。
当時流行り始めたインスタント・ラーメンとか、ラブ・ホテルとか、前衛的なクラブ・バーとか、ファッションや街頭のデザインとか、当時なりのサブ・カルチャー、ポップ・カルチャーが反映されてるいい感じのフィルムの雰囲気。 

仲代達矢演じる大学助手の、とぼけて冴えない感じも、ポンコツ車シトロエン2CV(たぶんこの車種でいいと思うんだけど違うか?)の使い方もいいね。

特に印象が強いのが、天本英世。 もう、さすが。 彼のドイツ語のセリフがとってもうまいし、フラメンコ・シーンなんかもいいねぇ。 だって天本さん、私生活ではものすごくスペインに造詣が深くて、スペイン語もペラペラだったそうだもんね。 半端じゃない。 '60年代後半、TVの仮面ライダー「死に神博士」役で当時の子供たちの間ではすごく有名だったのもうなずけるほど、彼の存在感はすごい。 いつも気味悪い役柄が似合うね。 この映画での博士役とか、「暗黒街の弾痕」の黒装束の殺し屋みたいな(爆笑)。

難点は・・・・ この作品をシリアスでまじめなアクション作品として鑑賞しようとすると頭にくる人が出るかもしれない、ってとこかな。 これはあくまで、ブラック・コメディ。 遊びだよ。 でもなかなか面白い 「風刺」 に富んでる作品だと思うんだけどな。
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by y_natsume1 | 2005-06-15 20:11 | 過去の映画評「さ」

世界の中心で、愛を叫ぶ


これだけベタな設定とストーリー展開ではあるけれど、素直に観て、素直に泣いてしまった。ま、個人的にはそれでいいのだと思う。確かにこの作品をベタ過ぎ、わざとらしいと感じている映画ファンもいることとは思いますがね(苦笑)。この手の映画を目くじらたててこき下ろすより、今流行りの(?)「純愛」(一途な恋愛)を単純に味わうというぐらいの気持ちでね。

難点は主人公サクが過去(亡くなった恋人アキ)に生きたいのか、未来(婚約者律子との今後の生活)に生きたいのかが曖昧でどっちつかずに描かれている点。しかしそれとて、現実の世界でさえはっきりできないことなのだから、混沌とした映画の描き方でもいいのだ、と割り切ることもあり、だろう。

原作にはない、成長した現代のサクが過去を回想する形式や、1980年代の四国の高校生に舞台設定した点などは成功していると思う。さらには山崎努演じる写真館のシゲジイの役柄もとても好感。

特に1980年代という時代は、Eメールも携帯電話もCDもない時代だ。あの時代だからこその、便利ではないからこその、切なさと良さがある。そして携帯電話で会話する現代のサクと婚約者律子が際立つ好結果ももたらしている。

僕の育った実家や町は、この映画のロケ地香川県庵治町から車で約30分ぐらいの海辺にある。映画に出てくるこんなキレイな場所が実家のすぐ近くにあったとは知らなかった。大きな幹線道路や鉄道が近くに通っていない一種の陸の孤島だったからね、庵治町のあたりは。サクが高校時代の実験室を訪ねるシーンでは、実は僕の通っていた高校の隣町の高校がロケ地として使われている(って、僕のことがバレバレになっちゃいますからこれ以上は書かないけど)。

1980年代に香川県で高校生をやっていた僕にとっては、純愛や命の尊さ、喪失感という映画のテーマ以上に、個人的思い入れのある事がいくつかあって、別な意味で懐かしかった。

それにしても、ベタな映画だったなぁ・・・(苦笑)。
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by y_natsume1 | 2004-12-29 11:24 | 過去の映画評「さ」

シルミド


およそ「国家」というものを信用してはならない、という繰り返されたような台詞が頭をよぎる。

この韓国映画、骨太で正面から取り組んだ真摯な作品だと感じた。

この作品は饒舌には語れない。

だけど皆にも観て欲しくなった。

「シルミド」とは「シルミという島(ド)」のことだそうだ。
映画の中では特殊部隊の訓練場に使用されている。
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by y_natsume1 | 2004-11-29 19:55 | 過去の映画評「さ」

青春の殺人者


長谷川和彦監督はすごい。デビュー作でもうこれかよ。すご過ぎる。衝撃的名作だ。

音楽もいい。ビートルズみたいなサウンドのゴダイゴが音楽担当。実はゴダイゴのデビューアルバム=この映画のサントラ。
映画制作予算が少なくて、デビュー当時のゴダイゴの曲を使うことになったのだけど、結果として映像にぴったりだったと思う。わりとビートルズのサウンドに近く、全編英語の歌詞。今聴いてもダサくないですよ、ホントに。特に「イエローセンターライン」は秀逸!名曲です。CDを見つけるのは難しいかも知れませんが、是非トライを。僕もやっとこさ見つけて買いました。
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by y_natsume1 | 2004-11-13 14:53 | 過去の映画評「さ」

シモーヌ



アル・パチーノ主演。売れない映画監督がCGやパソコンを使ってバーチャルな女優「シモーヌ」を作り上げる。シモーヌの出演作は大ヒット。ヒットし過ぎて真相を隠しきれなくなったパチーノは彼女を「形式的に」死亡させようとする。ついには大衆は仮想を真実と信じ込み、パチーノがシモーヌ殺人容疑で逮捕されるのだが・・・。

いつものごとく観る前は期待していなかった作品なのに、観てみたら意外に良いテーマを持っていた。まるで嘘ばっかり言って最後には周りに信じてもらえなくなる狼少年のごとき怖さをうまく表現している。現実と仮想(バーチャル)の違いによるシュールな出来事は、浮世のバカさ加減を充分に皮肉っていて好感。良い視点だ。確かに一見バカ騒ぎするだけの映画に見えるけどね。奥は深いよ。オススメ。
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by y_natsume1 | 2004-11-12 22:24 | 過去の映画評「さ」

スクール・オブ・ロック



主演俳優の個性が良い。子役の演技もうま過ぎ。教師が生徒たちに見えすいた正論を吐かないところがいい。
こういう映画を観ると、自分もロック史やロックの名曲をちゃんとその道のプロから学校の授業のような形で学びたくなったりして(笑)。
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by y_natsume1 | 2004-11-12 22:22 | 過去の映画評「さ」