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夏の日の夕方 好きな人と会っていますか

2008年8月8日(金) 夕刻。

会社を早く出られたので久しぶりに中古CDの店を覗いてみる。

ほんの10分ぐらい、買ったとしても2、3枚だろうと高をくくって。

甘かった。 そんなモンで僕が終わるはずがない。
だって、音楽を心底愛しているのだから。

約1時間、物色が続く。

今回結局買ったのは、

美空ひばり
a-ha
ケツメイシ
「非行少女ヨーコ」のサントラ(新品)
ジョン・ゾーン
伊藤君子(新品)
コンパイ・セグンド
小椋佳
チェット・ベイカー(新品)
白井貴子
サケロックオールスターズ
などなど。


クラッシックやオペラも買おうとしたがさすがに時間切れ。
これから古武道のライブに行かなきゃ。

節操なさそうに見える、いろんなジャンルからの、奇をてらったCD選択と思われるかもしれないが、全て自分の好みで買っている。

昔カセットテープにダビングして聴いていたアルバムを今になってCDでやっと買っている、というパターンもいまだに結構ある。

30歳ぐらいになる頃まで、本当に本当にお金がなかった。

今からは想像できないほどLPレコード(当時はまだCDじゃなかった)は高価だったし、
LPを買うお金が十分になくて、
でも映画や絵や芝居や音楽は人一倍好きで、
なけなしの現金はまずは映画や芝居にまわり、
音楽はよく友達からカセットテープにダビングしてもらって聴いていた。

それでもダビングしてもらうミュージシャンの選択にも限界がある。
だから自分が今そのときに聴きたい音楽は、タイムリーにはなかなか聴けなかった。

その頃の渇望感が、今になってDVDやCDという物欲へと走らせているのかも。

パソコンへのダウンロードは性に合わない。

データが一瞬にしてなくなった経験が、やはり目の前のCDという「物」に走らせる。

そして手元にジャケットがある、というのも、いい。

LPレコードほど大きくはないが、パソコンの画面で眺めるだけのジャケット写真よりはいい。


ジャズが好きで自宅にはジャズだけで900枚以上のCDを持っている。
でも、ジャズばかり聴くわけじゃない。
ジャズ以外のCDもいったい何枚あるのか分からないぐらいあふれかえっている。

いろんなジャンルの音楽が本当に好き。

けれど、
そもそも音楽において厳密で細かなジャンル分けに
あまり意味があるとは決して思っていない。

だから、一見脈絡のなさそうな、いろんなジャンルのCDを今回も買っているけれど、自分としてはとても自然な行為と選択なのだ。

音楽は音楽だ。 シンプル。


自宅でも、時間があれば、

フーやストーンズなど’60年代UKロックをかけた後に
美空ひばりの歌が違和感なく響き、
そのあとジャズ、
岡林信康、高石ともや、泉谷しげるなどのフォーク、
バッハ、サディスティックミカバンド、モーツアルト、
ボサノバ(ナシメントやアフォンシーニョとか)、
ケルトミュージック、藤原道山(尺八)みたいな和物、
マーヴィン・ゲイなどのソウル(’60年代、’70年代のモータウンには良いのが多い)、
昭和歌謡曲、武満徹、ベートーベン、
ディランやビートルズは言うに及ばず、オペラの初心者用ベストアルバム、
加山雄三、オフコース、妹尾武のピアノ、
映画音楽(特にモーリス・ジャールやミシェル・ルグラン)、
マイルス・デイビスやCパーカーは当たり前、
さらにはゲンズブールや女性のフレンチポップス、シャンソン、
チェロが好きなので古川展生の何枚かのCD、
SMAP、陽水、たくろう、 はっぴいえんど、
’70年代日本のロック&ポップス、
沖縄民謡、果ては
アイスランドのバンド、 アルゼンチンのロックバンド、
ジョン・クーガー・メレンキャンプやイーグルスなどのUSロック、
キューバ音楽のCD群、

などが続く。

CD1枚全部をかけるのではなく (そういう場合も多いけれど)、
1曲だけや、その時聴きたい数曲だけかけて、次のアルバムに行くという具合。

でも高級なオーディオ設備は持っていなくて、安物のCDラジカセで。


僕は、いろんなジャンルの音楽を、最初から否定せずに一度は受け入れて(聴いて)みて、気に入れば続けて聴く。

これは僕にとっては音楽に限らないことだと思う。

仕事でも、絵でも、映画でも、小説でも、酒や酒場の選択でも、人間でも、食事でも、主義思想でも、何でも。 

経験もしないで最初から否定はしない。

自分に正直でいたいからだ。
アーティストたちに、対象となっているものに、まずは敬意を持っていたいからだ。

知らないものは知らない。

だから、

まずは試してみる。 
観てみる。
聴いてみる。 
読んでみる。
会って話してみる。 
味わってみる。
考えてみる。 

嫌いになるかどうかを決めるのは、その、後だ。


経験もしていないくせに安易に批判なんかできない。
その代わり体験したら、何かを言う権利はある。
そういうものだ。

だからライブのチケット代もCDを買うお金も、いつも自腹(当たり前だ)。
自分が、払う。
それがアーティストに対する敬意だ。

自分が稼いだお金の一部を、アーティストのために使うのだ。

とにかくアーティストに、対象物に、敬意を持ち、大切にしたい。


そして、ロックならロックだけを聴くのも悪くないけれど、
本当に音楽好きで、始終ずっと聴いていたい者にはそれだけじゃ苦しくなるから、 

いろんなタイプの音楽を聴くようになる。

一つの音楽を聴きすぎて音楽全体に飽きたくはない、ということだ。 

これは、いろんなジャンルの音楽を高性能の大スピーカーで聴かせてくれる恵比寿の某バーのマスターやスタッフ達と全く同じ意見だ。

(僕がよく酒場に飲みに行くのは、酒だけが目的じゃなくて、むしろ音楽を聴きたいからという面も大きいのだ。)

いろんなジャンルの音楽を聴くのは、
今まで聴いてた音楽を掘り下げて感じられるという、相乗効果もある。

ディランやストーンズもカッコいいが、
モーツアルトやコンパイ・セグンドや武満だってカッコいいし、
素晴らしい音楽に変わりはないということだ。

僕は今、
真夏のうだるような暑い都会のアスファルトの上に立って、
音楽という大好きな恋人に会っている(=10数枚のCDを抱えている)。


・・・・・ けど、ほんとに暑い。
 
ここ数年、東京の夏はまるで、赤道直下のシンガポールにいるみたいだ。

今の東京は、日本の大部分は、雷雨が増えたことといい、
温帯性気候なんかじゃなく熱帯雨林気候そのものだ。


ビール、飲むか。

いや、最近、ビールがそれほどうまいと思わなくなっている。

なぜだろう。 まずくなったのか?
 
苦味があったほうが、いいのはいいんだけど。

何かが、違う。


最近は、冷やしたシェリーか白ワインかシャンパンがいいかもな。

そばに月子さん(仮名)がいて、自分の気に入った酒と音楽があれば、
さぞかしステキな時間と空間になることだろうけれど。


好きな人と会っていますか。

好きな人に会えていますか。

♪ テーマ曲 「Chan Chan」 by Compay Segundo ♪ 
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by y_natsume1 | 2008-08-09 13:37 | Music Bang Bang
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