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十六夜の月 於鎌倉

2008年7月19日(土) 午後。

久しぶりに鎌倉へ。

材木座海岸。

暑い。

海水浴客が大勢いる。

泳ぎはしないが海岸でぼーっと海を眺める。



・・・・・・・ 八幡宮方面の表通りを歩く。

駅の近く、白いサマージャケットと夏らしいスカートをキチンと着こなした30歳ぐらいのキレイな女性がどこかの店から出てきて日傘をさし、歩いていくのが目にとまる。

周りには観光客や海水浴客などがたくさんいる通りなのに、
なぜかその女性だけが強烈に僕の視界に入ったのだ。

目には見えないけれどオーラでも出ているのだろうか。

冬場の、トレンチコートが似合う女性もいいが、
白いサマージャケットと日傘がこれだけ似合う女性もステキだ。

歩き方がさっそうとしていて、しばし見とれてしまう。
後姿が見えなくなるまでずっと見つめる。



小町通り近くのゴーティに入り、
フォーキーなBGMが流れる中、ペルノーのソーダ割り。 

真っ昼間からのペルノーはうまい。



夕刻、七里ヶ浜の鎌倉プリンスで妹尾武さんのライブ。

この日梅雨明けしたらしい。

夏の海と武さんの繊細なピアノの音色は相性が良いのか、とてもいい雰囲気をかもし出す。

ラフマニノフの曲、美しいなぁ。
(難曲なのに、よくもまぁ、さらりと弾いているように聴こえるものだ。)


ライブにはいつもの飲み仲間や、Hさん親娘、逗子のドクター(ヨットやってて、その容貌から僕は密かにパパヘミングウェイと呼んでいる)、僕の自宅近くのソウルバーでよく見かけるI氏カップル、鎌倉の馴染みの小料理屋のマスターとママさんも来ている。  

休憩時間にご挨拶する。

小料理屋のマスターとママさんに会うのは本当に久しぶりだ。
嬉しい。 


ライブの後、野暮用で某所へ。



用を済ませてから、由比ヶ浜の「お酒の神様」という名のバーへ。

冬場、明け方にこのバーに来てご迷惑をかけたお詫びをマスターに言う。

マスターは俳優の大沢たかおに結構似ていて (よく言われるそうだ)、
とってもハンサムで感じのいい人で、僕はここでいつも本当に癒されている。

モヒート、オリジナルカクテル、クレマン(ラム酒)ストレート、ジントニック。

マスターから、今日は長谷でいつもの写経でもしてきたんですか?とか聞かれて、そういう会話自体が嬉しくなる。 

カウンター席の隅にいた栗山千明風のキレイな女性客が、マスターと時間のことを口にしたとたん、僕は我に帰る。 

あ、そうだ、ここは鎌倉だった、と。 

まるで今の時間が19時なのか、22時なのか、午前3時なのか、深夜零時なのか、意識していなかった(意識したくない)ほどに。 

時間の流れるスピード感がゆるくて、ズレていて、まるで異空間にいるみたいで。
それこそが、このバーの、そして鎌倉全体の良さなのだ。 


そうだ、 帰らなきゃ。



バーを出たら、由比ヶ浜の空に見事な月が出ているのが、 見える。

しかも、ちょっと赤みを帯びた、おぼろ月。

妖しい。

美しい。


思わず江ノ電で帰るのをやめる。
R134沿いをてくてく歩く。

そうなると、今夜は立ち寄れないだろうと思っていた小料理屋へ自然と足が向いてしまう。



店に入ると・・・・・・

いたいた。 知り合いがかなりいる。

逗子のドクター(パパヘミングウェイ)、I氏カップル、
(ここには書けないけど)あの人、この人、
そして当然ながらこのお店のマスターとママさんご夫婦など。

大人数でかなり盛り上がっている。

あれ? 今日は来られないって言ってたのに、 よかったね、来れて、

とか言われて。

野暮用は意外に早く終わりましたし、
十六夜の月が赤くて、あまりにきれいだったから
ちょっとだけでも寄りたくなってしまいました、

と訳の分からない (けれど自分にとってはそれ以外にあり得ないほど正直な) 言い訳を言う。

お月様のことを言ったら、向こうの方で おおっ、なるほどっ 
というちょっとした歓声が起きる。


I氏がこっちおいでよと座敷のテーブル席の隅に席を作ってくれる。
今夜はお客さんが大勢いるのでママさんの代わりにI氏のガールフレンドさんが僕にビールを注いでくれる。


で、席について驚いた。 

I氏の左隣には、あの日傘の女性がいたのだ。

このお店っていうかマスターたちの知り合いだったの?


そうらしい。


素性はここでは書けないが、なんだそうだったのかという今夜の事情と彼女のバックグラウンドを、差し障りのない範囲でマスターたちからちょっとだけお聞きする。

そうだったのか。 だから今夜ここにいるのか。


僕はその日傘の女性に直接、実は今日の午後、小町通りの近くでお見かけして、とても印象に残っていたことを正直に話す。  決してストーカーではないとお断りした上で。


少しの間、日傘の女性とお話させて頂く。

さり気なく「何やってらっしゃる方なんですか?」と聞かれ、
僕の職業とその業界について話す。

ウマが合うというよりも、
おそらく日傘の女性が聞き上手なせいか、楽しい会話となる。


ビール、赤ワイン、またビール。 

なんて楽しい夜なんだろう。


マスターからこの店の斜め向かいに住む、僕のマレーシア駐在時代の友人、S氏夫婦に、ついこの間、赤ちゃん(女の子)が授かったことを聞く。 

彼は周りにもそういうことをあまり積極的に言わないタイプだから、僕もこのときまで知らなかった。 相変わらずだなと思う。

来週はマレーシア駐在仲間の同窓会があるというのに、S氏は来ないらしい。 
出産時期の前後だから避けてたんだろうけど。
アイツらしい。

とにかく、 めでたい。

おめでと。


夜11時半、ほとんどのお客さんは泊まりか地元民なのでまだ盛り上がっているが、僕は横須賀線最終電車に乗ろうと店を出る。


鎌倉に来る度に、僕は仕事のストレスを癒され、暖かい気持になる。
ありがたいことだと思う。


赤い月は、夏の夜の鎌倉を照らしている。

月子さん(仮名)は、今頃どうしているだろう。



赤い月は、  アヤシイね。


♪ テーマ曲 「Everyday」 by 妹尾武 ♪
♪ テーマ曲 「紙飛行機」 by 井上陽水 ♪
♪ テーマ曲 「夏まつり」 by 井上陽水 ♪
♪ テーマ曲 「人生が二度あれば」 by 井上陽水 ♪


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by y_natsume1 | 2008-07-20 21:04 | 鎌倉湘南Seaside
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夏目芳雄の東南アジア・映画・ジャズ・酒などに関するよもやま話です。
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