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行くぜメッヒコ! (3) ~ふらふらとアベマリア~

2008年5月29日(木) メキシコシティ出張 Day #3。

朝、起きて、思った。

やられた。

とうとう。

悪寒。

長時間のフライト中、機内がすごく乾燥していたからか、
メキシコ最初の夜に着替えがなくて裸で寝たからか、
ホテルの会議用会場の冷房がきつかったせいか、
その全部が理由か・・・。

とにかく咳がひどくて止まらない上に、
そもそも気分が悪い。

喉が焼けるように痛い。

一応朝から会議に出たけれど、
11時ごろ あぶら汗まで出てきて、どうにも気持悪くなって、
ボスに断りを入れて部屋で休むことにする。

4時間ほど、横になる。

いろんなことが頭をよぎる。

  ・・・・・・ 京都、ジャスミンの匂い、月子さん(仮名)、 そして・・・・。


メキシコなんてどこがいいの?って言う人がいる。
人それぞれだけど、僕はここはアートと色彩の宝庫、だと思っている。

フリーダ・カーロ、ディエゴ・リベラ、インディオ、アステカ文化、ピラミッド・・・。

これほどアートや歴史的な遺産に囲まれている国だなんて、
日本にいると想像しづらいけど、
実際に接したら驚くほどアーティスティックな国だと分かる。

ここは僕にとって
いずれは一人旅でぜったい訪れたいと思っていた場所なのだ。

僕の永遠のバイブル、
ジャック・ケルアックの小説 「On The Road」 で
メキシコシティが描写されているから、でもある。

(注: 「On The Road」は最近、青山南の新訳版が出ている。 昔の福田稔版も悪くないけれど、新訳も現代的な文章で読みやすいと思う。)

僕は熱でフラフラになりながら、
「On The Road」のメキシコ描写シーンを思い出していた。 

この作品の主人公はメキシコシティで赤痢になり、発熱する。

「On The Road」の大ファンとはいえ、
自分もこの小説の主人公と同じように、メキシコシティで熱にうなされるとは。

それこそ、シャレにならん。

僕の場合はひどい咳と喉痛と悪寒。
赤痢でないだけ、まだましか。

そして僕はまだ、
オン・ザ・ロード=放浪の旅の途中にいる、とでもいうのだろうか。

はやく、冷えたビールが飲みたい。

結局この日は食欲がなくて朝も昼も食べず、
午後4時ごろ起き出して、皆に合流。

夕方、簡単な市内観光に参加。
ホントに簡単なヤツ。
中央広場あたりを見るだけ。

けれど広場や教会等の建築物の
何とステキなことだろう。

かつては湖の上に浮かんでいた都市、メキシコシティ。
スペイン人の来訪で、その湖は埋め立てられる・・・・・。

・・・・・・ 教会の中に入る。

ちょうどミサが行われている。

天井近くの上部のガラス窓から、日が差し込んでくる。
教会の中で存在する日の光が、とても印象的に感じる。

メキシコシティはこの時期
夜7時ごろでも日が沈まないらしい。

教会は湖の上に建っているせいで毎年少しずつ沈んでいるらしいが。

まだまだ明るい。

・・・・・ アべマリアが歌われる。

なんて美しいメロディなんだろう。

僕は、もうろうとしながらも、
アべマリアと教会の厳粛さとメキシコの乾いた空気を味わっている。


祈ろう。

アべマリアはまさに祈りの曲なのだから。

祈ろう。

何に対してかはヒミツだが、
とにかく、

祈ろう。


♪ テーマ曲 「To Love Somebody」 by Eagle Eye Cherry ♪
♪ テーマ曲 「アヴェマリア」 by 藤原道山 ♪

(続く)

関連書籍:

「オン・ザ・ロード」 (ジャック・ケルアック 青山南 訳 / 河出書房新社)

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路上
ジャック・ケルアック 福田 稔 / 河出書房新社





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「路上 On The Road」

「ジャスミンと巫女」

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by y_natsume1 | 2008-06-12 20:16 | メキシコ
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