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鎌倉の後 にっかつロマンポルノ名作集

今回の記事はR-18。 18歳未満はここから先はご遠慮下さいませ。

(ってわざわざ断り入れるほど過激な内容ではないのだけど、一応ね。)

2008年2月16日(土) 昼。

先週末の鎌倉山ん中さまよい事件は、
(フィクションではなく実話なだけに)
今思うと結構やばかったような気がする。

足腰の痛さからすると1時間どころじゃなくて
3~4時間ぐらい歩いてたような気がするし、
タクシーは全然つかまらなかったし、

ものすごい寒さで、
由比ヶ浜のバーにたどり着いた時は、
(僕のいつもの風邪の前兆でもある)喉の痛みがちょっと出てきて、
体もガタガタ震えていたほど。

だって翌日(2月9日土曜)には
関東地方に雪が積もったほどだったんだからね。

一歩間違えれば(文字通り歩く方向が違っていれば)、シャレにならんことに。

そいでもって風邪も引きかけた。 今は大丈夫だけど。

いかんねぇ、酔いどれは。

トム・ウェイツだってチャールズ・ブコウスキーだって、
みんな酔いどれじゃないかと 言ってみても、

お前(夏目)は詩人でもアーティストでもないだろ、普通の会社員だろ、
と言われてその通り。

酩酊状態のくせに翌朝8時半ごろには
電車とバスを乗り継いで都内世田谷の自宅まで帰還できている
というありがたい展開。 

おそらく、居眠りで乗り過ごすこともなく、1時間半ほどで到着した模様。

失くしたものは片方の手袋のみ。
財布の中身も鞄も無事だった。

43歳にもなって自慢できることじゃないけど・・・。

誰かに守られてるんだろうか。


**************

この日(2008年2月16日土曜)、お昼に所用で横浜チャイナタウンへ。

その後、鎌倉へ移動。

由比ヶ浜の某カフェ(あのバーじゃないよ)で
海をボーっと眺めながらラムを数杯。

また飲むのか。

冬の海は誰もいないけどそれはそれでステキだ、
などとカッコつけて言う場面ではない。

湘南の海岸は冬場でも
サーファーやら犬を連れた人やらデート中のカップルなど、
けっこう人がいるのだ。

冬のドーヴィルのようにはいかない。(映画「男と女」のことだ。)


夕方、帰宅して、
先週末の凍えそうな「さまよい事件」を思い出しつつ、
にっかつロマンポルノの名作DVDをかける。

「赫い髪の女」(1979)、 

神代辰巳監督、宮下順子&石橋蓮司主演。

原作は芥川賞作家、中上健次の「赫髪」。

なんと荒涼とした情景を描いていることだろう。 
その荒涼さは、僕が鎌倉をさまよっていた心情にマッチする。

にっかつロマンポルノとはいえ、
原作者も監督も出演俳優も、
簡単にポルノと片付けるわけにはいかない人たちばかり。

宮下順子さんだぞ。 なんて色っぽいんだろ。

石橋蓮司さんだぞ、阿藤海さんだぞ、神代監督だぞ。
 
しかもデキが良い。 

陰うつではあるけれど、どっかの下手な一般映画よりよっぽど、
人間の業(ごう)や性(さが)、情念をちゃんと描いてる。

肉体労働や土着文化の側面も。

セックスシーンも今の時代からすればかなりおとなしめで、
本番AVと比べれば、
(本番と比べてもしょうがないけど)
これでなんでポルノ?って感じさえする。

当時、女性たちはポルノ映画をわざわざ映画館にまで
観に行けなかっただろうから、

こういう名作をなかなか観る機会がなかったのは
残念だろうなと思ってた。

最近は渋谷辺りで
女性が参加する昭和・にっかつロマンポルノの上映イベント
なんかもあったりするが。


これ以外にもにっかつロマンポルノには隠れた名作が多い。

「狂った果実」 (1981)。

監督は駆け出しの頃の(なんと!)、根岸吉太郎。

主演は本間優二、蜷川有紀(劇団四季の蜷川幸雄の姪)、
それに大御所、岡田英次まで出てる。

主題歌はアリスの同名曲。

これ、一般映画でしょう、今の感覚では。

階級社会、若さゆえの残酷さ、狂気、衝撃的なラスト。

こういう作品がポルノだからって埋もれているのは寂しい。


そうそう、
湘南の女子高生を真夏の日差しの下、見事な撮影で切り取った、

「セーラー服百合族」 (1983) 那須博之監督、

なんかもとても出来がいい。

(DVD化時点で「制服 百合族」にタイトル変更。)

実は那須監督は後に「ビーバップハイスクール」とか「デビルマン」などを撮っている。

この「セーラー服百合族」という作品、
僕は公開当時に1度観ただけなのだが、強く印象に残っている。

もちろん18歳の男の子が観るのだからセックスシーンはもちろんだけど、
特に撮影がよかった。

江ノ電が美しく撮れている。

緑や青の色彩を基調に、
光の処理が抜群だなぁと(素人なりに当時は思った)。


にっかつロマンポルノ、あなどりがたし。

疾走しよう、peleの曲をかけながら。

ハイになろう、安物のラムをグイグイやりながら。


♪ テーマ曲 「nude beach, pin hole camera」 by pele ♪

関連記事:
「京の女に言ふ (2)」
「狂った果実 (根岸吉太郎監督版)」
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by y_natsume1 | 2008-02-17 10:38 | 映画言いたい放題
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夏目芳雄の東南アジア・映画・ジャズ・酒などに関するよもやま話です。
by y_natsume1
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