2008年2月3日(日) 節分。
季節感、生活感のためには
日本では
旧暦に戻した方がしっくりくることが多いような気がする。
当然といえば当然か。
もうすぐ立春だというのに
今東京では雪が降り積もっている。
これじゃ 旧暦に戻してもズレてるけど。
少なくとも、せっかくの昔の暦(こよみ)がもったいない。
たまに美しい雪景色を見ること自体は悪くないのだけど。
・・・・・ 昼前にやる熱燗が おいしい。
酔っ払いのたわごと、
つまりは空想の世界の言葉遊びには
邪気はない。
小説の中の季節感も
歌の季語も、
地球温暖化とやらで
まるで現実とはかけ離れてきた昨今だけど、
それでも
旧暦の方が感覚としては
まだまし というもの。
日本人の季節感には
旧暦の方が やっぱりいい。
モニター画面ではセピアカラーの傑作、
映画
「EUREKA」が流れ、
癒しと再生の可能性を模索する。
窓から見える白い雪は
果たして
画面のモノクロームと交じり合えるのか。
いったい僕は何を 「見つけた(eureka)」 のか?
オパールか?
現在完了形の、見つけたんじゃなくて、
まだ、見つけていなくて、
そして、もう見つかりっこないのか。
それを確かめるには、夜のバスに乗らなきゃ。
♪ テーマ曲
「Eureka」 by Jim O'Rourke ♪