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コリアの休暇 (8) ~江陵で清酒~

2007年9月7日(金)~9月10日(月): 韓国旅行記(実話)。

登場人物: 「コリアの休暇 (1)」 の冒頭参照。

********************

2007年9月9日(日)、 韓国訪問3日目の続き。


キムさんの運転する四駆は、高速道路をひた走る。
次の目的地、江陵(カンヌン)まではだいぶ距離がある。

僕は助手席、パクさんは後部座席で、
DVDの映画をかけて観る(韓国の車は走りながらでも可能だった)。

「ダイハード4.0」
「ボーン・アルティメイタム」

2本も観てしまう。

ただし、字幕スーパーは韓国語なので、
英語がある程度分かりやすそうなアクション映画にしてもらったのだ。


・・・・・車は東海岸の海辺沿いの高速道路を走る。
海岸の景色を眺める。
気持が良い。

慶州(キョンジュ)を出て約5時間後、
ようやく次の目的地、東海岸のリゾート地、
江陵(カンヌン)に到着する。

少し雨がぱらついている。

パクさんによると、江陵は、
よくソウルから若い独身の恋人同士や不倫カップルなどが
車で2~3時間かけてやって来る、典型的な海辺のリゾート地で、
特別な存在なんだそうだ。

この場所ではどんなロマンチックな行為もあり、なんだって。

パクさんが21~2歳ぐらいの時、
今の奥さんと初めて遠出のデートしたのもこの江陵の海だってさ。

話からすると、なんだか日本の関東地方で言う、
湘南海岸みたいな存在なのかも。

僕たちは海沿いのシーフードレストランに入り、
夕食にする。

外側のテラス席。
海と砂浜が道路を挟んですぐ目の前に見える。

キムチ、豆腐、野菜サラダ、ワカメスープ。
酒は韓国の清酒(チョンジュ)。
ショットグラスに注ぐ。
日本のお酒の方が風味的には好きだが。

海岸通りではフランク・シナトラの唄が流れている。
とても気持ち良い風だ。

パクさんが僕に聞く。

「なぁ、夏目さんは夏の海と冬の海、どっちが好き?」

「どっちも好き、だなぁ。 夏の海は当然だけど、冬の誰もいない海っていうのも、いいね。 昔のフランス映画の 『男と女』 みたいな感じで」

大学のサークル仲間らしい連中が、
砂浜で遊んでいるのがレストランから見える。

「パクさん、あれ見なよ。 あいつら、もう夏の終りなのに、今もまだ夏を追いかけようとしてるように見える。 でもさぁ、もう夏はつかまらないのかもしれないねぇ、今からじゃ」

(僕は日本語だと恥ずかしくて言えないようなことも、英語だと言ってしまう自分に苦笑する。)


やがて、大きな皿に盛られた、
大量の白身魚の刺身が運ばれてくる。
僕は主に刺身醤油でいただく。

美味しい。

清酒が進む。

キムさんとパクさんは、刺身を醤油にもつけるが、
大抵はサンチェやエゴマの葉に刺身を乗せ、
コチジャンや生ニンニクのスライスをつけて、
くるんで食べている。

彼らは刺身も焼肉と同じような食べ方をするんだなぁって思う。

そういえば、韓国に来てビールはほとんど飲んでいない。
初日の夜、カラオケでウィスキー飲んでる時に、ビールで割ったぐらいか (そりゃ、バクダンていう飲み方だけど)。

日本ほど、最初はビールっていう
お決まりパターンがないのかもしれない。

運転するキムさんは最初のお猪口一杯だけ。
こちらは気兼ねするが、
キムさんは気にせず飲みなさいと。

最後は刺身で食べた魚の頭や骨で作ったスープ、ご飯。

お腹一杯。

僕の韓国最後の夜は、
ソウルの南に位置する安養(アンヤン)にある
キムさんの自宅マンションに
泊めてもらうことになっている。

パクさんも一緒に泊まることに。

僕たちは江陵から安養に向かって
意気揚々と車を走らせる。

しかし驚いたことに、
これからとんでもない渋滞に巻き込まれるのである――。


(続く)

♪ テーマ曲 「September in the Rain」 by Frank Sinatra ♪
♪ テーマ曲 「Moon River」 by Frank Sinatra ♪
♪ テーマ曲 「Fly Me To The Moon」 by Frank Sinatra ♪

*********************

関連記事:
「コリアの休暇 (1)」
「コリアの休暇 (2)」
「コリアの休暇 (3)」
「コリアの休暇 (4)」
「コリアの休暇 (5)」
「コリアの休暇 (6)」
「コリアの休暇 (7)」
「コリアの休暇 (8)」
「コリアの休暇 (9)」
「コリアの休暇 (10)」
「コリアの休暇 (11)」
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by y_natsume1 | 2007-09-28 09:26 | 韓国
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