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三線の調べに酔っておるのだ

2007年8月31日(金)。

この日、15という数字にケリをつける。

長い長い闘いと、負け戦という結果に、
自分なりのケリをつけたということだ。

会社を早めに辞し、一旦帰宅してシャワーを浴びる。
夕刻、青と白を身にまとって三宿へ。

今回のマルゴーの赤ワインは
極上の鴨肉も牛肉も支えることができる力強さを示す。

最初は黒胡椒のようなスパイスの効いた香り。
空気に触れれば力強いのにまろやかに。
口にする料理によっても変化する。

おもしろい葡萄酒だ。

僕に対する心温まるメッセージがワインのラベルの裏に。


月は ドコダロウ ?

僕が身に着けている青い色は、
この日僕がつけた「ケリ」の象徴だ。

素足に履いた青いデッキシューズ、
青いセルのメガネ、
白地に青いストライプのシャツ、
青いベルトの腕時計・・・・・。

チノパンだけが白い色。

それら青い色は全て、
この日僕がつけた「ケリ」を、鮮やかに主張しているのだ。

「赤い色」=社会主義的、共産主義的背景を有する団体に対する、
僕の強い反抗心、反骨心を表す青い色。


・・・・・・・ 空間は無口なバーテンダーのいる三軒茶屋の某バーに変わる。

(もちろん、バーテンダーは無口がいいに決まっているけれど。)

キャプテン・モルガン、ラガヴーリン16年。
両手で持とうかと本気で思うほど、かなり大き目のバカラのグラス。

重くて気に入る。

アルト・サックス。 
ジャズは僕を祝福する。

バーテンダーが専用の包丁で氷を切る。

氷を切る? わざわざ?

そう、 切っている。
よくあるような、球状にするためだけではない。
使うグラスの大きさと形に合わせて、微妙な角度の角錐台の形に。

サクサクとしたその音が、何とも言えずステキだ。

氷を切る。
いや、まるで 「夏そのもの」 を、切っているかのようだ。

氷を切る音。

夏が、切り刻まれていく。
そして、それは、もうすぐ秋が来ることを明確に暗示する。

ラガヴーリンを頂く。
熟成させるのに要した16年という時間を一口で味わうとは、
ぜいたくな時間の使い方。

「ねぇ、失礼な言い方になったらごめんなさいね。 小山薫堂のフィルムっていう本、読んでみて。 夏目さんにイメージが重なるっていうか、実のお父様のこととか、なんか似てるのよ・・・」

「失礼なんかじゃないよ。 読んでみたい。 ありがと、教えてくれて」


・・・・・・ 自宅近くのソウル・バーのカウンター。

ペルノーのソーダ割り、レモン入り。

冷房なんかつけてない。 必要ない。
ここは某ビルのX階にあって、
窓を開け放てば、とても心地いい風が入ってくるから。

ちょうどここ数日、夜は涼しくなったし。

少し時間が経ってから、かなり飲んできたと思われる某ミュージシャン氏がやって来て僕のすぐ左隣に着席。

いつも僕のブログを読んでいてくれて、僕に言う。

こないだの記事、そんなに酔っ払ってるのによくまぁ東京駅まで・・・・、そんなに会いたくなる相手の人ってどんなヒトなんだろ・・・、とか。

記事は面白いけど夏目さんいっぱい飲んでるから、夏目さんの体、さすがに心配になりますよ、とも。

ミュージシャン氏は興味を抱いたのか、
グラスに半分以上残っていた僕のペルノーを 飲み干す。

マスターたちが、よせよせ、その酒は甘くて飲みやすいけど、かなり強い酒だし、朝残って絶対気持悪くなるから、と止めるが、ミュージシャン氏、聞かず。

ん? じゃ何かい、僕は大丈夫だってぇの(笑)?

いや、夏目クンはこの酒、飲み慣れてるからさ(笑)。

会話をさえぎらない程度の、ギリギリの、けれどちゃんと大きめの音量で
いつものように音楽がかかっている。

ソウル・ミュージックから、
「人間の証明のテーマ」(ジョー山中)、「Yellow Center Line」(ゴダイゴ)、「Fields of Gold」(ケアリイ・レイシェル)などもかかるようになる。

実はそのいくつかは僕がリクエストしたのだけど。

俳優・織田裕二のお父さんの話(実話)で盛り上がる。

やがて、
沖縄系ミュージシャンたちの曲ばかりに。

いいねぇ。 沖縄の歌は。

三線の音は、ここで流れる風に乗って、
あの世まで僕を連れて行ってくれそうな気がする。


明け方、

SMAPの 「朝日を見に行こうよ」 を口ずさみながら、

帰る。

15という数字にケリをつけた日の夜が、
青い色と共に、ようやく明けたのだ。

月はいずれにしても、 もう、  見えない。

♪ テーマ曲 「月ぬ美しや (つきぬかいしや)」 沖縄民謡 ♪

関連記事:
「ラガヴーリン16年」
「まさに酔っ払い日誌」
「サクラ、チル」
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by y_natsume1 | 2007-09-01 13:20 | 酒×酒
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夏目芳雄の東南アジア・映画・ジャズ・酒などに関するよもやま話です。
by y_natsume1
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