カテゴリ
Entrance ようこそ
Biography 略歴
夏目芳雄の著作物
Moon
アジア的独白
鎌倉湘南Seaside
酒×酒
Back Street Days
四国
Music Bang Bang
Jazz Night
ビートニク
マレーシア駐在記
シンガポール
ベトナム
南の島
韓国
中国
キューバ
メキシコ
アメリカ
Books
日々の雑文
子供語録
ごはん
映画言いたい放題
過去の映画評「あ」
過去の映画評「か」
過去の映画評「さ」
過去の映画評「た」
過去の映画評「な」
過去の映画評「は」
過去の映画評「ま」
過去の映画評「や」
過去の映画評「ら」
過去の映画評「わ」
その他
以前の記事
2014年 01月
2013年 12月
2013年 11月
2012年 12月
2009年 06月
2009年 05月
2009年 04月
2009年 03月
2009年 02月
2009年 01月
2008年 12月
2008年 11月
2008年 10月
2008年 09月
2008年 08月
2008年 07月
2008年 06月
2008年 05月
2008年 04月
2008年 03月
2008年 02月
2008年 01月
2007年 12月
2007年 11月
2007年 10月
2007年 09月
2007年 08月
2007年 07月
2007年 06月
2007年 05月
2007年 04月
2007年 03月
2007年 02月
2007年 01月
2006年 12月
2006年 11月
2006年 10月
2006年 09月
2006年 08月
2006年 07月
2006年 06月
2006年 05月
2006年 04月
2006年 03月
2006年 02月
2006年 01月
2005年 12月
2005年 11月
2005年 10月
2005年 09月
2005年 08月
2005年 07月
2005年 06月
2005年 05月
2005年 04月
2005年 03月
2005年 02月
2005年 01月
2004年 12月
2004年 11月


材木座 そこに海あり 命も果てず

2007年2月11日(日) お昼頃。

2月にしては春のように暖かな、晴れた休日。
久しぶりに鎌倉で寺巡りをする。

北鎌倉の東慶寺(通称 縁切寺)へ。
蝋梅という小宇宙の美しさ。
本殿の背後にある竹林が風になびき、揺れている。

不覚にもその竹林の動きに涙を流してしまう。
なぜだか自分でも分からない。


・・・・・ 電車とバスを乗り継いで、材木座の光明寺へ。

僕は神社仏閣がとても好きではあるけれど、
実は寺によって相性みたいなものがある。

例えば、以前訪れたことのある建長寺はどこか気位が高そうで、
僕にはとっつきにくい。

逆に、隣の円覚寺は何度行っても、心が落ち着き、安らぐ。

この日訪れた材木座の光明寺は、
円覚寺と同じように、僕には何となくしっくりくる。
相性がいい、としか言いようがないほどに。

光明寺は、八幡宮や長谷のような観光客が大勢いる場所と違って、訪れる人もまばらで、敷地は広く、そして、とてもとても静かだ。

静寂の、 響き。

サウンド・オブ・サイレンス。

光明寺の本殿の中に入り、畳の上に正座して、じっと正面を見つめる。

なぜか、涙がこぼれる。

もう、いいんだよ、今までよく頑張った、よくやってるじゃないか、
とでも聞こえてくるかのように。
なに? 何? 何だ?
僕は何を感じている?

どうして?
涙が、 止まらないよ。


30分も座っていたろうか。

そこを出て本殿の横にある、石庭へ。
座って、この石庭を眺めながら日向ぼっこ。
白い砂。
ここにも、小宇宙がある。

暖かい。

寺を出て海岸沿いをてくてく歩く。
材木座の海はサーファーでいっぱいだ。



・・・・・・ 久しぶりに由比ヶ浜の「お酒の神様」という名のバーへ行き、
暮れるまで海をぼーっと眺める。

ここのバーのマスターが二日酔いで、
彼らしいなと思う。
微笑ましいのだ。
二日酔いだからこそ、彼らしいし、その意味で彼は元気なのだ。
元気で、良かった。



・・・・・・ 夜、鎌倉の小料理屋へ顔を出し、
芋焼酎、マグロとオクラの和え物、
おでん(中でも牡蠣やつみれが最高)。
ものすごくうまい。

小料理屋のマスターもママも、
いつものように僕を暖かく迎えてくれる。
キューバ1人旅の話や、光明寺のこと、建長寺のこと、銀座の酒の飲み方の話なんぞで盛り上がる。


そして、
春なのか冬なのか訳が分からない気候の鎌倉の夜は、
僕を優しく包んでいる。

夜の帳は、僕を隠し、暖かく包むのだ。

だって、もうすぐ、
またあの激しい闘いに、
出なければいけないのだからね。

それまで、少しの間だけでも、
鎌倉の夜の帳は、
僕を、包んでいてくれるのだ。

♪ テーマ曲 「材木座海岸」 by 妹尾武 ♪
[PR]
by y_natsume1 | 2007-02-12 15:58 | 鎌倉湘南Seaside
<< 神楽坂の暮れ六つ 映画のタイトル 考察その3 >>




夏目芳雄の東南アジア・映画・ジャズ・酒などに関するよもやま話です。
by y_natsume1
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧