久しぶりに映画館(銀座シネスイッチ)で1人で観たのがこの作品。
といっても、だいぶ前のことだが。
台湾を舞台に、1960年代、革命時代、現代、と、3つの異なる時代の異なるラブストーリーを、同じ男女の俳優が演じるオムニバス映画。
空間の使い方や、様式美が素晴らしい。
ビリヤード店も、宿屋も、画面上の配置が酷似している。
それらの廊下や空間は何に通じているのか。
タイムスリップするための時空のはざまか?
タイムスリップするとしたなら、それはいつの時代のどこへ?
特に現代のエピソードでの女優さんはすごい存在感。
主人公の女性の「生」は昇華されたのか。